前回にご掲載させていただいたTさんのお言葉は、何度読んでもキーちゃんの旅立ちを思い起こさせられてしまいます。
最期の穏やかな顔、生き様をみると、自然なままでよかったと思いました。汰助に教えられました。最期吐かなかったし。
痙攣起きるかなあと思ってましたがそれもなかった。凄い 。最期身体から何も出てこないんです。
キーちゃんはまだ若く強かったため、旅立ちも元気一杯すぎましたけど(笑)、汰助くんの旅立ちの姿は、魂があちらの世界へすっと楽に移行できたのかなと感じられました。
(ちなみに、キーちゃんも全部自分で処理していったので、最期は体から何も出てきませんでした)。
ネオは、31歳の猫又になるまで無病息災で生きて、老衰でそっと枯れるように眠るように旅立って欲しいと願っておりますので(遠望すぎ・笑)、お手本の一つにさせていただきます!
とはいえ、まずは一日一日をゆーーっくり生きて、はるか遠い将来、キーちゃんが果たせなかったお爺ちゃんを体験してもらいましょ。
以下の記事にも書かせていただきましたが、
動物たちは楽に旅立てるように体から水分を出すとか、体温を下げるとかありますけど、でも本当に今旅立つ時なのか、まだ生きられるなら水分も体温も手伝って補充してあげる必要がありますし、その見極めは、特に人間家族としては判断しかねるものがありますよね。
昔は、猫さん旅立つ時にはお外のどこかに身を隠しに行ったものです。
そっと暗く静かな場所で、自然に旅立つ子が多かったですね。
本当はそういう旅立ちができるようサポートしてあげられたらいいのでしょうが、 あれこれと必要なことを必死で探してしまいがちです。
特に最期が近くなってくると、キーちゃんだけでなく、もはや強いお薬や注射に耐えられず、かえって旅立ちが早くなる子を何人も見ました。
先日も、慢性腎不全の末期の猫さんが病院に行かれる時、お医者さんのされるがままに強いお注射を打ってもらったら、そこから一気に調子が悪くなり、家族の予想に反してあっという間に旅立ってしまいました。
その時、「あ、親方が、自分ならその状態なら点滴だけにしてもらうって言ってたな」と数日後に思い出されたそうです。
でもお医者さんに申し出るのってなかなか難しいですし、それによってまた回復される可能性もある訳ですし、シロウトである患者さんが「注射はやめてください」と先んじて言うのはとても難しい。
だから、キーちゃんもそうでしたが、「もはや治療に耐えられなかったそのことを含めての寿命」なんだと思います。
(でも中には医療過誤だって言ってこられる方もいるらしいので、お医者さんは大変です。)
まだ若かったり過酷な病気になってしまったら、闘病中はあれこれとできる限りのことをして回復に努めたいですが、壮絶な病気と生きる毎日はただでさえお疲れ様状態ですので、出来るだけ彼らが望む通りに、出来るだけ体が楽であるように、しぜーんにらくーな状態であって欲しいと願うものです。
でもゆる〜っとシニアになってだんだんと体力が落ちていき、ああ、この子も随分年取ったなぁ・・・なんて言いながら一緒に生きるって理想❤️
そして最期は穏やかに。
300年先まで病気は満腹の我が家です。
↓平穏死は何もしないことではない↓
1796_ 人間は枯れたほうが長生きをする!? – 町医者だから言いたい! – アピタル(医療・健康) – 【アピタル】長尾和宏の町医者だから言いたい!
おうちで緩和ケアしながら平穏死を見守るのが理想♪
そして、TさんがシェアしてくださったHPもお載せしておきます。
その中から一部抜粋。
死も人の大切な営みの一つです。ですから、その時が来たら、人の体は楽に逝けるよう、死の準備を始めるのです。体は、どうすれば楽に逝けるのかを知っています。それは、草や木と同じ。枯れるように逝くことです。
前と同じように食べられなくなったのなら、無理に食べなくてもよいのです。体は、楽に逝くために体内の水分をできるだけ減らそうとしていきます。そんな時、水分や栄養を無理に入れると、体に負担を掛けることになります。むくみが出たり、腹水がたまったり、痰が多くなったりしてしまうのです。
死は人の最後の営みです。その時が近付いたら、体が求めるままに、うとうとと眠り、食べたいものを食べたいだけ口にさせてください。その穏やかな寝息を聞きながら、家族はお別れの時が近付いていることを静かに覚悟するでしょう。
ま、ネオと生きることは、その道のりがどんな展開になっても、親方にとっては全てが理想通りですけどね🎵
なんつって。
「平穏」を引き寄せるようにつおく念じておきます(笑)