猫マンガは数多くあれど、その中で「飼ってない猫」は少し異色なんではないでしょうか。
猫マンガって普通猫好きな方が描いていますしね。
画像はアマゾンからお借りしました。
特に猫好きでもなく、ご飯もあげていないのに、猫が集まってきてしまうという関口かんこさん(実際は9年間のいろいろな猫さんとの出来事を、時系列と関係なく描いていらしたそうです)。
いやー、動物に惚れられるオーラの持ち主なんでしょうね。ご実家もそうだっていうので、遺伝子ですね。
野良は野良として「かわいそうがり」もせず、可愛がるけど過剰な猫可愛がりなんて程遠く(時に平気で扱いが雑・笑)、猫と会話し、対等に喧嘩もし、お膝の上で猫を旅立たせてあげる。
猫さんからの貢物(爬虫類の半分とか)もたくさん集まるし、家の中でネズミの殺戮も許される・・・ただしカーペットの上はシミになるからフローリング限定という掟が(笑)。
フローリングならいいってとこがもはや真似できない。さすがです。
親方はこんなにさっぱりとは付き合えないので、一人一人と情をネチネチ絡ませますけどサ、とにかくすごいよね。
かんこさん、猫からしたら猫仲間って感じなのかも。
ほんと、なんというか、綺麗事とかお涙頂戴とかは無縁。
自然体、ありのままに猫とぶつかる。
動物の感覚に近いのかもって感じます。
だからこそこれだけ信頼されるのかも〜。
「野良」がいろいろ言われるこのご時世、「野良は野良だから」って、こんな風に昭和っぽく生きられている人間と猫がいるだけでも最高。
この話も好き〜。とん平さんは完全に人間語を理解しているおヒトです。
この日の約束が後で果たされることに・・・