死別は誰もが経験すること。
心を与えて別れるのは、後がすごく辛いと思うでしょ。
だけどその悲しみが生きる力になる。
去るのは、胸が張り裂けてしまいそうに悲しいでしょ。
だけどそれが愛であり、記憶であり、思い出となり、人は生きていける。
何もなければ、その時は本当に生きてはいけない。
そんなような名台詞が、韓流時代劇に出てきた。
悲しみを恐れて愛さなければ、悔いが残る。
悲しみも辛さも、深く深く愛した日々があってのこと。
その愛を、記憶を、思い出を糧に、その先の人生を人間は生きていけるのだろう。
だけど、悲しみを受け入れたその先に、絶望があってはならない。
思い切り悲しむのは大事なことだけど、悲しみに身を委ねてはならない。
悲しみの虜になってはならない。
去ったものへ執着してはならない。
そんな悲しみ方は、愛する者を悲しませてしまう。
その執着は、暗闇へと続いている。
悲しみを手放せないときは、悲しみを心の片隅に置きながら共に生きれば良い。
だってこの世は、経験を積みにきたのだもの。
魂が揺さぶられるほどの経験こそが、魂をまた成長させるのだからね。
来てくれてありがとう。
最高に、最上級に、ありがとう。