それから、こんなこともありました。
2月の半ばくらいのとある1週間。
キーちゃんは寝ていると、突然か細い声で「ミ〜ミ〜」って鳴き出しました。聞いたことのない声です。でも本にゃんはおそらく寝ているようなんです。
お顔を布団にくっつけたまま香箱の潰れたのみたいなうつ伏せの姿勢です。
一緒の時もありましたし、一人で寝てる時もありました。
これがしばらく続きましたね。
怖い夢を見ているのか、その姿勢が苦しくなるのか、全くわかりませんでしたが、「キーちゃん、キーちゃん」て言って、体を持って姿勢を変えてあげると起きて収まるんです。
でも姿勢で息が苦しいならそのあとずっと続いたはずでしょうけど、1週間くらいで収まったんです。
悪夢見ていたのかな。
あれはなんだったのかなって後から聞こうと思ったことはあったのですが、後になってみればあまりに些末なことなので、結局聞かずじまいでした。
そうですね、あの顔の白い人にこの件をきいてもらうことがあったら、ついでにいつもキーちゃんを抱っこして背中をポンポンしながら歌っていた歌(というか、フレーズ?)を覚えてるかもきいてみたいなァ。
しみじみおセンチに覚えてるのはニンゲンだけで、キーちゃんなら「そんな歌あったっけ?」ってケロっと言いそう(笑)。
そんな些細なことはどーでもいいんだよねー、はーい。