Love of Cats 猫たちからのギフト

猫の難病、闘病、健康、フード、自然のサプリなどのアニマルケア、時々お馬&磯の魚たち

永遠に続いて欲しい時間 〜一緒に寝る幸せ

f:id:chakibineo0316:20180402124211j:plain

毎日ねぶられました


↑ 最終的にはネブライザーのホースが入るくらいの四角い穴を、蓋となる方の衣装ケースにあけてます。

 

さて2月も半ばを過ぎると、またお口の穴が塞がって来ました。

なのでお口からのお刺身解禁です。ラリホ〜!

今までのペースからしたらお口が埋まるスピードは遅くなってます!

そして何と言っても、ついにお鼻の方は今までみたいにパンパンにポリープで埋まるってことがなくなりました。

もちろん上の方は詰まってるんだと思いますが、ポリープが鼻から出ちゃう状態ではなくなったんです。

ついにポリープのもとになる鼻甲介が減ってきたのかもしれません!

あるいは成長が緩やかになってきたのかもしれません!

これは期待。

 

ところで、キーちゃんは怖がり子猫だった時、勇気を出して親方のベッドの上に乗って、足を立てて寝ていた端っこに寄り添ってみたことがありました。

ところが、親方が体勢を変えた時に布団ごと足がわさって動いたのがものすごく怖くって、すぐに飛び降りて逃げて以来、お布団に乗ることはありませんでした。

それが最初の冬。

 

f:id:chakibineo0316:20180415121338j:plain

ニンゲンと寝るなんてネコのコケンに関わると思ってた件


その次の冬は、天袋に入れたおこもりハウス(きのこハウス)に寝に行っていたのですが、夜中の3時くらいになるとお腹も空くし寒くなるしで、親方の枕元に来て耳のあたりで鼻をふがふがフガつかせて起こすようになったので、ここぞとばかりに捕まえて布団に突っ込みました(笑)

最初は逃げようとしたのですが、あれ?あったかいじゃんってことで、夜中の3時頃になると暖を取りにお布団に入るのが習慣になりました。

でもほんの20分くらい暖まると、ご飯くれくれタイムになり、そのまままた天袋の寝床に寝に行ってました(笑)

 

f:id:chakibineo0316:20180415121522j:plain

ニンゲンのフトンの中もそう悪くなかった件


それが、今回の冬は、寝る時間になって親方がお布団を開けて、さあおいでって膝をポンポンと叩くと、スタスタとまず親方の膝にどかっと横たわってしばらく暖まり、そのうち布団の中では息が苦しくなるので、親方の首元まで上がって来て、親方の腕枕で寝るようになりました。

特にキーちゃんは骨腫があるので、胸の下に何か当てる姿勢が楽なので、親方の腕に胸を乗せて親方の顔を枕にして寝るようになりました。

なんとも幸せです。

耳元でキーちゃんの鼻息の轟音が聞こえ続けるのですが、なんとも幸せです。幸せすぎて動きたくありません。

でも4~5キロの体が何時間も腕に乗っているので、腕は相当大変・・・

ある日友達にその話をしたら、エコノミー症候群で親方の腕に血栓ができ、キーちゃんが起きた途端それが脳に飛んで死んでしまうよと言われたので、それはもっともだと思い、キーちゃんより先に親方が死んでしまってはキーちゃんのお世話ができなくなるので、と、キーちゃんにお断りを入れて、腕のあたりにタオルを巻いて腕がわりに置いて、その上に胸を乗せてもらうようにしました。

でもキーちゃんは不服そうで、腕の方が良いようでした(笑)。

そんな風に、毎晩「おいで」で膝にやって来て、途中から顔に上がってほっぺの上にほっぺを乗せて寝るという、永遠に続いて欲しい夜を過ごしておりました。

キーちゃんは副鼻腔炎もありますので、お顔は血と膿の混じった匂いがします(笑)、でも愛しい匂いなんですよ、うふ。

 

キーちゃんのすごいところは、親方が起きなければいけない時と、トイレで立っただけの時の違いがわかるので、トイレで立っただけの時は、お布団に入ったまま待っていてそのまま寝てくれるのですが、もう起きなきゃいけなくてトイレに立った時は、もう起きて待っているのです。

胃ろうをしないといけないので、日によっては夜中にも起きるので、夜中だから朝だからって時間の違いではなく、親方の行動がどっちなのかがいつも分かっていました。

f:id:chakibineo0316:20180416080813j:plain

なんでも僕は分かっているよ

但し、その幸せタイムは、ヒーターには負けましたね〜(笑)。

起きる前にヒーターがつくようにタイマーをしてあるんですけど、「ジーーーボッ」って点火音がした瞬間に、キーちゃんは布団を抜け出してヒーター前に移動しました。

ヒーターは無敵ですわね。

 

寒さが緩んでくると、暑くなってズルズルと布団から上に這い出て来て、でもどこにも行かず、親方が起きるまで親方の顔の隣で香箱組んだりして一緒にいました。

 

忘れられないことがあります。

11月くらいからでしたかね、夜中に目が開くと、キーちゃんが隣のベッドの中からや一緒のお布団の腕枕の横で、じーっと親方の顔を見つめていることがよくありました。

本当によくありました。

その時、もうすぐお別れだから、別れを惜しんで見つめているんだってことが分かっちゃったんです。

そうは思いたくなかったんですけど、キーちゃんのその瞳から、別れが近づいていることが分かちゃったんです。

キーちゃんが惜しんでくれているのが伝わって来ました。

いとしすぎて切なかったですね。

永遠に永遠に続いて欲しい時間でした。

 

f:id:chakibineo0316:20180415121109j:plain

爺ちゃん、僕は期間限定でやってきたのだよ



きのこハウス

loveofcats.hatenablog.com