とある韓流ドラマで
人生には2つの道がある。
一つは、奇跡など起きるはずがないと思って暮らす人生、
もう一つは、全てが奇跡だと思いながら生きる人生・・・
という言葉がありました。
これって多分、アインシュタイン博士の名言から来てるのかなって思いますけど。
There are only two ways to live your life. One is as though nothing is a miracle. The other is as though everything is a miracle.
人生には、二つの道しかない。
一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。
もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。
そう、人生って奇跡の連続ですよね。
実際に、歩けなかった人が神に祈って歩けるようになるとか、目が見えなかった人が目が見えるようになった、みたいなわかりやすい「THE!奇跡」もありますけど、
お鼻から普通に毎日息を吸えたり、お口から毎日ご飯を食べられることも、💩が当たり前に出ることも、チッコがちゃんと出て尿毒症にならないことも、全て奇跡。
足を怪我して歩くのが困難だと、一時的に「ああ、普通に歩けるってこんなにも特別にありがたいことだったのだ」とか、インフルにかかれば「健康って本当に奇跡みたいだな」って気づくこともありますけど、大抵は当たり前の日常に追われて、そんな呼吸とか食事をいちいち「奇跡だ」なんて思わずに生きていますよね。
大好きな人が自分を好きでいてくれることも奇跡だと思うし、ご縁のある子がちゃんと自分のところにたどり着いてくれることも奇跡だし、春にお花が咲き、換毛期に毛が抜ける、それってみんな奇跡。
そうじゃないことを想像してみたら、それが奇跡だってことがわかりますよね。
人生は奇跡の連続で、キーちゃんとの闘病生活は、よりその奇跡の日々を常に実感させてもらえました。
その奇跡は、生きている間だけでなく、その肉体が地上から去った後も続いていて、ネオと巡りあい、ネオがこうして毎日(毎晩)元気に生きて起こしまくってくれる、お腹を空かせまくってくれる、好きなご飯をガツガツ食べる、もう飽きたご飯はそれではないと言ってお猫様モードを見せてくれたりする、
なんて奇跡的な世の中なんだろうな〜。
ありがたい!
ありがたいは、有ることが難しいことだから「有り難い」訳で、ありがたいって本当にそういうことなんですよね。
キーちゃんはわかりやすい奇跡も沢山起こしてくれたし、その後のご縁につながる数々の奇跡も起こしてくれた。
たいていの人は未来がわからないようになっていて、その子の亡き後の世界なんてとても考えられないから、とにかく今愛する子が旅立ってしまうとか、闘病していると、悲しみに暮れて奇跡を忘れてしまうかもしれないけど、今愛する子がここにいる奇跡、過去に自分のところに来てくれた奇跡、一緒に暮らせる(暮らせた)奇跡、肉体を撫でられる奇跡、爪が伸びる奇跡、その奇跡に感謝して、そして愛でよう!!
いくら愛でても愛できれない、ああ時間は誰にでも平等に過ぎていくから、時間を惜しんで奇跡を讃えよう!!
回復だけが奇跡じゃない。回復してくれたら本当に嬉しいけど。
(以下過去記事です)
お正月も一緒に迎えられたことは、12月のしんどさからすると奇跡でしたけど、S専門医に術後の経緯をご報告した時、
「キビちゃんはすごい生命力です。
良性なので転移することはないので、大きくなったらできるだけ取ればいいということになります。
Y先生に頑張っていただいているので、キビちゃんはまだまだ奇跡の回復の可能性があるかもしれません!」
とお返事いただきました。
なんと嬉しかったことでしょう。どんなに心強かったでしょう。
そして親方はそう信じました。
周りも、このままついにポリープが収束してくれるんじゃないかって期待してくれました。
そうして寒い新年の一日一日を乗り越えていきました。
親方は、もしまたポリープがぱんぱんになっても、もうこの処置もしないって決めてました。
あまりにも大変だったので、もうこんな思いはさせられないって思いました。
でもその処置をしなければどうなるのかは想像も及ばなかったので、とにかくもう本当にポリープさんよ、頼むから充満しないでおくれと願うしかありませんでした。
処置後のキーちゃんは、寝てばかりいるようになりました。
といっても、ネオ位かな(笑)
もともとキーちゃんはあまり寝ない子だったので、そんなキーちゃんが寝ているのはしんどいんだなって分かりました。
「どう?」って周りから訊かれると、「おじいちゃんみたいです」って言ってたくらいです。
引き抜き術以降は、目からも血がでるようになりました。
眉間近くのポリープを抜いたせいだと思います。
鼻血も目血も涙も鼻水も、なんでもござれです。
何しろ寒いしね。お留守番も心配です。
あ、そうそう、キーちゃんが来てからの冬は2回まではエアコンでしたが、3回目の冬はお鼻の乾燥を防ぐため灯油のヒーターにしたので、キーちゃんは闘病生活になった冬に初めて灯油ヒーターを体験したのですが、体に直接温風が当たるヒーターはすぐさま気に入ったので、こんなことなら子猫の時からヒーターにしてあげればよかったな〜と今でも悔やまれます。
そして1月も半ばを過ぎると、こんな感じ。
ビデオを切り取っているのでボケててすみません。
さすがキーちゃん。
天気の良い日は相変わらずお外に出てひなたぼっこもしました。
親方のうちは海が近いので、冬はいろいろな鳥が見られるのですが、その年は何故か特に鵜が異常に多くて、早朝にものすごい数の鵜が空をしばらく旋回するようになり、毎朝二人でそれを窓辺から眺めるのが日課となりました。
ブコメ全て拝読しています、ありがとうございます。