まるで往年のヒット曲のように、またまたキーちゃん登場です。
時代を超え、世代を超えて歌い継がれる名曲です。
津軽海峡冬景色、今年も紅白で歌います、です。
昨年のことです。
親方の結構放置ほぼ昭和インスタに、ある日メッセージが届きました。
愛猫を亡くされ、キーちゃんのブログを愛読してくださっているというかよこさんから、ご自身のインスタでもご紹介されたいとの内容でした。
なんとありがたいお言葉。
たとえお一方でも、病気と一緒に生きている子ちゃんのパートナーニンゲンさんのご参考になることがあれば、と思って始めたブログです。
長く苦しいトンネルをキーちゃんと「同行二人」旅をしていた時、親方も情報を得たくてネットを探しまくりましたし、同じ病気でなくとも病と暮らす方のブログに心励まされたからです。
同病相憐れむというのでなく、苦しいのは自分だけじゃないと勝手に心強かったというか、また自分も頑張る勇気が出たという感じですかね。
どんなに長いトンネルでも、いつか必ず出口はあります(これホント)。
どこまで続くのか果てしなく思えるトンネルも、出口は必ず現れます(絶対ホント)。
それが愛猫の肉体とのお別れであっても、彼らの病気は己を磨く玉となり、未来への架け橋となって燦然と輝き続けるのです。
親方自身、先が一切見えなかった迷宮トンネルを懸命に手探りで進んで行った未来には、ネオという癒しの塊、いなり王国の王子が待っていてくれました。
キーちゃんからバトンを受け継いだネオ王子は、ま〜ったりと、ひたすらま〜った〜りと毎日を穏やかに暮らしております。
キーちゃんと駆け抜けた荒海のような日々も幸せ。
その先に待っていた凪のようなネオとの暮らしも幸せ。
ただ、個人的にはもう「壮絶」は御免被りたし。永遠に「穏やか」が続いてほしいと、毎日しつこいほどに願います。
そのかよこさん、今回もこちらで取り上げてくださいました。
一部抜粋させていただきます。
テオを送り、ナナが診断を受け、私にとって一番大きかったことは、死生観を持つことでした。
・・・・
もちろんテオとナナを迎えるとき必ず別れはくると思って迎えました。
だけど、それはまだ先のことで、これから春も夏も秋も冬も一緒に過ごしていけると、根拠なく思っていました。
無知で臆病で愚かな私は当時、震えるほどの恐怖の中にいました。
(テオはウェットからドライを併発し重い症状が連日続いていました)
当時買った本(写真②)がそのときの彷徨う思いをあらわしているのかもしれません。その後、ある方から教えていただいたのが、以前も紹介しましたブログ「Love of cats 猫たちからのギフト」でした。
ただただ毎日不安と恐怖の中にいたとき、症例が極めて少ない難病 炎症性鼻甲介ポリープという病と共に生きたキーちゃんの日々、
そして優しく力強いメッセージの数々に、自分の考え方が大きく変えられました。
キーちゃんとベランダで星を見て過ごす『キーちゃんは戦士で勇者』
手を握って眠る『ハートフルな毎日』
そして『ろんぐぐっどばい』
当時何度も何度も読み泣きました。
○「闘病」ではなく「共病」ということ。
○怖いだけではない、死を受け入れる覚悟。
○ナナも私も命があれば必ず終わりは来る。
○だけど絆は永遠である。
○限られた一日一日一分一秒を大事に過ごす。
今でも、もしまたナナが再発したならばもしテオと同じことになったならばと大きなまたは小さな恐怖が、波のように押し寄せるたびここへ戻ります。
泣けちゃう〜😭
ありがとうございます〜😭
ご紹介してくださった記事はこちら。
そんな風に思ってくださる方がいらっしゃるなら、もっと重厚に書けばよかった・・・😅
あ、一応親方は重厚な雅文調も書けるんですよ、なんのお断りやらわかりませんが。
ただ、心の中だけは目一杯シリアスてんこもりだったもんで、それを重厚に書くと、悲劇のヒロイン的陶酔ブログになってしまったかもしれませんね。
キーちゃんとの人生は一瞬たりとも悲劇じゃないから、そんな風にはならないのでありました。
ちなみに、かよこさんは愛猫ちゃんをFIPで亡くされ、病気のことやからだのために良いものをいろいろとご自身でも探られて、その情報をブログで発信されていらっしゃいます。
リンゴ酢すごっ。
病院に行けないネオちんが万一膀胱炎の危機になったら、リンゴ酢におでましいただきます!
愛する子の一大事には、パートナーニンゲンはとにかく必死になります。
だって大好きなんだもん!
今現在必死な方のもとへ、そこかしこから必要な情報が届きますように。