Love of Cats 猫たちからのギフト

猫の難病、闘病、健康、フード、自然のサプリなどのアニマルケア、時々お馬&磯の魚たち

ネオも親方もあれから5歳歳を重ねました

ネオがお家に入ったのは5年前の6月です。

最初に出会ったのは5年前の5月です。

立派に長生きしてくれてありがとう。

これからも無病息災、いや、一病息災くらいでいいから、病院と無縁で一生を終えましょう、と誓い合う親方とネオさんなのでした。

 

ネオとの邂逅↓ 

**********************************

(過去記事です。)

誰かを迎えるのは、6月初旬の「岩津さん」のセッションを待ってからにするつもりでしたよ、もちろんね。

 

でも、茶の助なのかなって思いながら(っていうか、だから親方の勇み足だってば)仕事から帰ってきたその夜・・・

 

キーちゃんがお外時代に親方と過ごした遊歩道の茂みを、茶色の小さなぷりっとした男の子(と直感で思いました)、しかも尻尾の短〜いぷりぷりっとした男の子が横切ったんです。

「ちょっと!! あなたはだぁれ?」

この辺りで茶トラの子ってキーちゃん以外見たことなかったし、しかもおしっぽ短いなんて、えー!?

 

いやがおうにも胸が高鳴ります!

急いで行方を追うと、1m位先で親方に気づいてハッってふりむいて、しばし立ち止まって困った顔でじーっと親方を見つめ、でも親方がちょっと動いたら「うきゃきゃー」って消えて行きました。

暗がりなのではっきりとは見えませんが、なんか体型がマッチョっぽいというか、もりっとしてた(笑)けど、まだまだ若い幼い男の子のように見えました。

 

うっわぁ、この胸のときめき。

だれ、君はだーれ?

あの「聖地」で、キーちゃんと同じ茶トラの短尾の男の子(と勝手に思ってる)に会えるなんて、それだけでウキウキのワクワク。

どこかの飼い猫かもわからない、ほんと〜にただの通りすがりでもう二度と会えないかもわからないその子に、その晩親方は勝手に命名しました。

「君の名前はネオです!」

 

 2015年5月19日のことでした。

 

f:id:chakibineo0316:20180518163652p:plain

だれか入ってますかぁ

 

 

もちろん即シスに報告。

「わー毎日探しちゃうね! またそうやってかどうやってか、運命の子と会うよって啓示みたいだね」ってシス。

 

その啓示くんとは結局その後は会えないまま、10日程経ちました。

その辺りを歩く時は朝晩周りを気にしていたのですが、やはり飼い猫だったのか、「流し」だったのか・・・

彼は現れませんでした。

 

その啓示くんは、茶の助を迎えなよという天啓だったのかな。ならばやはり茶の助を・・・と思いながら歩いていると・・・

キーちゃんにいっときご飯をあげてくれていたおばあの家が、手前のアパートの階段の段と段の間から奥に少しだけ見える隙間から、小さな小さな薄い茶色の三角が出ているのを見つけました。

下半分はブロック塀で、そこから小さな三角だけが一個出てたんです。

ちらっと見ながら通り過ぎた一瞬で、キャッチしましたね。

思わず戻って、「ネオ!」って呼びました。

そしたらその一つしか見えない三角が、声に反応してこっちに振り向いたのです。

やっぱり耳だった!!

いた〜〜〜〜!

見っけた〜〜〜〜!!

お顔は見えないけど絶対ネオだと確信。

そうであったか、やはりおばあにたどり着いたんか!!

 

 ↓こんな隙間に小さな三角一つ見つけた親方偉いでしょ♪

 f:id:chakibineo0316:20180524183934j:plain

 

・・・数日後。

だいぶ気温も上がってきて、いよいよキーちゃんのトイレを片付けることにしました。

ご愛用トイレ三つ。

キーちゃんの足跡が残ったままのお砂。

ずっとは置いておけませんし、前に進んでいかねばなりません訳で。

いざとなると胸が張り裂けそう・・・泣きながらお片づけ。

キーちゃんの足跡、バイバイ、またね。

 

f:id:chakibineo0316:20180524072738j:plain

僕は爺の心に消えない足跡を残してあげたじゃないか


そしてお片づけ終わって買い物に出かけたら、なななんと、あの「聖地」遊歩道におばあが立ってたんです。

全然会わなかったのに!

おばあから「あの子どーしてる? 元気?」ってきかれ、事情を話しました。

「そーでしたか、でもそんなによくしてもらって幸せだったねえ」とおばあ。泣けちゃうわ。

そして別れ際、親方はおばあに「またこの辺に茶色い子来てませんか?」と尋ねました。

「来てるよ〜! 或る日突然現れて、まさにここに座ってたんだよ」と、植え込みの角のブロックを指差す。

おばあはたまたまちょうどその場所に佇んでいたんです(すずめに生米撒きに来てたんだと思います)。

「そのうち家を覚えちゃってさー、朝晩ご飯あげてるんだよ」と!

 

 やっぱりキター!!

 

親方の直感通り、ネオは男の子とのことでした。

 

 

f:id:chakibineo0316:20180524072911j:plain

さあ、新しい砂を用意する時が来たようだね

 

 

翌朝、おばあがご飯あげると言っていた朝6時頃、会いに行くことに。

ネオは玄関の前で待っていましたが、門の外の親方を見つけてドキドキしているのがわかりました。

親方が発見した三角は、このポーズの耳が後ろから見えていたんです↓

f:id:chakibineo0316:20180524073654p:plain

あ、あなただれですか・・・

さて、ついにおばあが起きた模様です!

ネオ待望の朝ごはん!!

f:id:chakibineo0316:20180524073531p:plain

あ、おばあが起きた!

ネオは玄関前まで走り寄りました。

f:id:chakibineo0316:20180524073535p:plain

ご飯ですね!

ところが・・・玄関が開いた途端に、ものすごい勢いでお家の脇の通路にすっ飛んで逃げたのですッ(笑)

え!?

おばあにご飯もらってると聞いた時点で、勝手にある程度人馴れしている子かと思い込んでいたので、親方、虚を突かれました。

あ、あれ・・・(笑)

 

下の写真、ブレブレですみませんが、避難通路です。

遠目では体がモリっとして見える体型なんですけど、近くで見ると実際は小柄なおチビ丸でした。このあどけない感じ伝わりますかね。

f:id:chakibineo0316:20180524084224j:plain

ごはんくれるですか

 

その後に分かりましたが、ネオは警戒心の強い、というか、ハンパない怖がりさんでした。

遠くで何か音がするたびに、ビクゥゥゥ!!ってなってます。

ま、お外暮らしにはこのくらい用心深い方が生きていけますしね。

むしろ、だからこそ生き延びてこられたんだと思います。

彼の用心深さに、今までの生活の苦労がしのばれました(涙)。

 

と言って心開かないかというと、そうでもない。

とにかくお外猫さんの宿命でご飯命のようで、おばあが起きる前に親方はひそかにおやつをあげることに成功(ウヒヒヒヒ)。

 

f:id:chakibineo0316:20180524084649j:plain

おやつはもらうけど、あさごはんもちゃんとたべちゃうよ

座っていればおやつをもらう距離まで近づいてくれます。

すぐさま「このひとはおやつくれるひと」って認知をしてくれたようで、他の場所で会っても、遠くの時点でまずきゃーって逃げてから(人間に近づかれるのが恐ろしい)、ふりむいて、「あ、おやつくれるひとでしたか」って座り直してぺろぺろんてしてみたり。

なんちゅうかわいいやっちゃ。

親方はきーちゃんの時のように仲良くなって、撫でたり遊んだり抱っこ出来るようになったら、おうちに一緒に行ってくれるか聞こうと思っていました。

なのでまずはせっせとワイロを貢ぎましょう。

 

そんな楽しい朝が数日続き、いよいよ待望の「岩津さん」のセッションを迎えました!

 

 

f:id:chakibineo0316:20180524073535p:plain

この写真、故クロシロちゃんも後ろで待ってます。

 

 

セッションの模様はこちら↓

loveofcats.hatenablog.com

 

*ブコメ全て拝読しております、ありがとうございます。