Love of Cats 猫たちからのギフト

猫の難病、闘病、健康、フード、自然のサプリなどのアニマルケア、時々お馬&磯の魚たち

おそらのにぼたんからのメッセージ

以前ご紹介させていただいた侍のようなにぼしくん。 

loveofcats.hatenablog.com

 

猫さん1匹って体は小さいかもしれないけど、存在はとてつもなく大きい。

彼らはただ生きているだけで、とても多くのことを教えてくれる存在です。

 

本日は、にぼしくんが旅立ってからのその後のお話を(2022年1月の会話です)。

 

まずはニボママ家からにぼしくんへのメッセージ。

ばあばより

お口の中、早く気づいてあげられなくてごめんね。
最後一緒に居られなかったけど、にぼちゃんと〇〇(ニボママの息子さん)の選択だと思ったから後悔してないです。 
7年5ヶ月、お家にきてくれてありがとう。

ばあばに伝え忘れた事はないですか。

 

ニボママより

にぼしから「猫とはどういう生き物か」と、「外には沢山のお家のない猫達がいる事」を教えて貰いました。

にぼしが家に来なければ私は猫活動なんて絶対にしてなかったと思います。

本当に最後まで良く頑張ったし、カッコ良かった。

家にきてくれてありがとう!

本当偉かった!

最上級の褒め言葉が見つからないけど、にぼし以上の猫には今後も会える気がしません。

もし、またこの世界で会えるなら何か合図を頂戴ね!

 

さて、ニボタンはなんと答えてくれるでしょうか。

ニボタンは登場後、親方の手のひらにおててでぽんぽんって合図をしてくれました。

親方が「お疲れさんでしたね〜」としみじみ声をかけると、当時、まだ病気のことはリアルに近かったので、あまりその状態を思い出したくない感じ(忘れていたい感じ)で、「もう終わったことだから」とポツリと言いました。

ニボタンはまだ時々テラスで日向ぼっこをしていると言っていました。

口数も少なく、まだ多少疲れを引きずっている感じがありました。


ニボタンとの会話を申し込まれた当時、親方は風邪気味で実際にお話しするまで少し間が開いたので、ニボタンにも「遅くなってごめんね」というと、ニボタンも「準備が必要だったからいいんだよ、整えてたんだ」と答えてくれました。

まずばあばからの伝言を伝えると・・・。

ほんとにいつも何くれとなく細やかに様子を見て心配してくれた、病気の時だけじゃなく、日常的にいつも面倒を見てもらったという感謝を伝えてきてくれました。

いつかは亡くなることなので、その亡くなり方の一つなだけ。

ニボタンは、少しまだ疲れていたけれど、でも満ち足りてまったりしていました。

ニボタンの最期は息子さんだけが見送り、ばあばとママは立ち会えなかったのですが、そのことについては、ニボタンの選択というより息子さんの選択にニボタンが合わせたと言っていました。
息子さんにとってもニボタンにとってもお互いはもちろん特別な存在で、ニボタンは息子さんに対してとても大きな父性愛のような感情を抱いていたそうです。

ニボタンは彼のことをとても気にかけていました。

この世的には息子さんに見つけてもらって恩人だったかもしれないのですが、その実はそうでもなくて、大いなるお計らいのような感じで会えたそうです。


最期は、先に逝ってしまうと息子さんが耐えられないだろうと思って、彼のことを思って待っていたとのこと。

ばあばとニボママとは、大人同士というか言わなくてもわかっている仲というのがあり、最後お二人が立ち会えなくても理解してもらえるという信頼があり、息子さんの選択に合わせたそうです。

「ほんとにありがと」って伝えると、「うん」と一言お返事が。

 

ばあばに伝え忘れたことありますか?と尋ねると、

ばあばには甘えられた。

甘えてごめんね。

ばあばとはいわゆる氣が合った状態で、一緒に居られる空気感が楽だったそうで、「甘えさせてもらった〜」って言っていました。

僕が子供に帰れるところ。

恥ずかしいけどね😼

 

同居の動物たちについては、

このうちはいろんな動物がいて面白かった。
あいつ(ラッキーくんという犬さん)はガーガーいうかもしれないけど。

と、いつものようにちょっとからかってるというか、上から目線の発言が😂

 

ニボタンにとっては、同居の動物たちとはもちろん現実的には一緒には暮らしていたのですが、彼らがいてもいなくても関係なくて、自分一人で生きていたというか・・・

もちろん家族がたくさんいるので一人って意味ではないのですが、精神的には「我関せず」みたいな、そんな感じで生きていたそうです。
猫らしい、一匹狼みたいな、孤高のとは言わないけど、個が確立されている生き方です。

 

ニボタンよりばあばへ

栄養とって。

ニボタンがいつもばあばから心配されてきたように、同じようにニボタンがばあばを気にかけていました。

 

お次はニボママからのメッセージを。

「にぼし以上の猫はいなかった、かっこよかった」という点に関しては、親方からわざわざ伝えられなくても、

もう何度もなんども伝えてもらってる。


ママ「かっこよかったね」

うん。

 

親方が「背中を見せたつもりだもんね」っていうと

うん。

 

だけど、よくしてくれてありがとう。

 

ママ「にぼし以上の猫には出会えることはないかな」

うん。

 

いろいろ迷惑はかけちゃったけどね(自分が昔からいろいろある体調だったので)。

 

教えるというよりも、僕の姿を見て学んだでしょう?

 

ママ「また会えたら合図くれますか」

先のことすぎてそれはわかんないなあ(笑)

親方「そうだね、ゆっくりとにかく休んで次の時はよく考えるといいよね」

今はまだ先のことは、決まってるのかもしれないけど、まだ自分にはわからない。

 

(ニボママのおうちは)とにかく居心地がよく、幸せで安全で楽しい空間だった。

できることなら、また肉体のまま日向ぼっこをしたい気持ちがあった。

まあ、やってるけどね(笑)

 

最後はお腹がいつも空いてたからと、ニボタンの旅立ち後も出してくれているご飯は、匂いを嗅いでるそうで、親方が「お供えしたものはその気持ちとエネルギーを食べられるんだもんね」というと、今は別にもう食べたいわけじゃないので、ただ匂いを嗅いで満足をしていると言っていました。

間も無くあんまり来なくなるから、まあ出しても出さなくても、出さなくてもいいよ。

今生きてる子に集中して欲しい。

自分はこのうちを卒業した。

まだ現役の今いる子たちに集中して。

 

ニボママが猫活動をしている中で、時々とても嫌な思いをしてしまうことがあり、その件については、

見て知ってる。

親方「何かニボタンから言えることあるかな〜」

まあ頑張れ。


自分がそれが大事だと思うんだったら、そういうこと関係なく突き進め。

ただママは嫌な思いとかそういうのがあるとメンタルに貯めちゃう、内に溜めちゃうんだ。

ふさがってこもるタイプだから、開放すること。

でも自分で決めたことなら、まあ頑張れ。

それによって自分みたいに幸せになる子たちもいるよ。

何が大事か優先順位をつけろ。

 

相変わらず淡々と、言うべきことを端的に指摘してくれるニボタンなのですが、そんなニボタンが、なんとニボママについて、とても可愛らしくて結構好みの女性なのだと教えてくれました😂

ママ命のラッキーくんが見ている好きとも違う、大人な感じでママのことを見てはいるのですが、でもその目線がめちゃめちゃ上から目線で😂

息子さんに対してだけでなく、ママに対しても父のような感じでも見ていました。

そしてまた一言。

まあ頑張れ。

 

(息子さんのことは)自分も見守っていくから。

 

親方が「今は病気のことに関しては触れないでおくね」というと、

ほんっとに大変だった〜。

飢えてみな。

脱水になってみな

って言われました😂😭

高僧の修行とか、インドや中国の昔の僧が洞窟にこもる修行とか、そんな感じらしく、

あれは研ぎ澄まされるんだけど・・・

まあなくてもいいかな。

笑っちゃいけないんだけど、ニボタンのその言いっぷりが面白くて泣き笑い。

親方が大変だったね、でもあんまりもうそこは触れないでおこうねって話を切り替えて、ニボタンのあっちの世界はどんなところにいるかを聞こうと思ったら、急に川のような水のような感じをすごく感じて、あ!っと気づきました。

水族館の話をしたいんだ!ってわかったんです。

(水族館は、以前ばあばにお骨のニボタンが連れて行ってもらったのです)。


親方「連れてってもらったんだってね、お骨持って行ってもらったね」というと、

お骨はまあ、人間にとっての形だからの。

ニボタンが言うには、別にお骨なんて持っていってくれなくても、天国にいても「どこにいてもついていける」という感じだそうですが(あの世は念い一つなのでね)、例えばニボタンは家にいたい猫なのでどこにも出歩きたいとは思ってないんだけど、ばあばがお魚をそういう風に見せてくれるっていうから、その想いで気持ちはくっついて行った、みたいな感じなのですよ。

親方「お魚はどうでしたか?」

うまそうだった。よだれが出そう。

😂

親方「じゃあ今度は自然の海の近くの猫に生まれたかったりする?」と聞くと、お外の過酷さも知っているので、それは特に希望があるわけじゃないらしい(笑)

親方が「結構楽しそうだよ、海の猫、危険もいっぱいだけどね」っていうと

それは場所による

確かに😂😂

 

当時ニボタンから伝わってきた感じで、お水が近いところが好きなのかな?と思ったのですが、無くなる前に随分喉が渇いてたからだったみたいです。

だから川が近くにあるんですって。

魚も泳いでるような川のほとりにニボタンはいて、でもそれはまた自分の心境が変わると住む世界が変わるって言っていました(人間の天国と全く同じですね)。

ただ一つ言えることは、たくさんの動物がいる。

その当時は丘のようなところに動物が集まっていて、うさぎとか、あとよくわからんキャラクターのような動物も見えたのですが、いずれにしても野生動物だとしてもあまり過酷な世界で生きてきた子ではない子たちがいる地域らしいです。

当時のニボタンはまだ「修復中、休憩中」の場所にいるとのことでした(過酷な病気や怪我で亡くなった子達は、魂の一部までダメージを負ってしまうことがあり、そうした場所で安らかに修復をするそうです)。

 

親方が、「ニボタン、また案内してもらったり教えてもらったりしていい?」って尋ね終わる前に伝わってきましたが、ニボタンはこの後先生というか教える係の人になるらしくって、もうその準備が間も無く始まるそうでした。

当時の体はまだ大人のニボタンでしたが、自由自在なのでちょっと若返ったりする予定と教えてくれました。

「人間界にまた生まれるときは、まあお知らせすることもあるかなあ?」くらいの感じで、今はしばらくあっちのお役の勉強を始めるところなので、その件については先の先の話という感じでした。

そう長くこっちにいられるわけじゃないので、後のことは後の者でやってください。

栄養をしっかりとること。

よく噛むこと。

そしてママちゃんには、歯を気をつけろって言っていたので、噛み締めがないか聞いたところ、めっちゃあるらしく😂

気をつけてね〜歯は大事!

これからも何か大変なことがあったら、ニボタンのことを思い出して乗り越えてくれと言っていました。

大変なことは生きてりゃあるんだよ。

 

最初はまったりと口数も少なめだったニボタンも、天上の話になってからは元気で楽しくなって口数も増えたのですが、もうだいぶ行きたがっているので、そろそろ切り上げ時だなと思ったら、

まあ病気のことは忘れてください。

というので、きっとご家族は一緒に過ごした時間全部、病気の時間も一分一秒忘れたくないんだよねっていうと、病気の話についてはばあばやニボママとあちらの世界で会えたら、その時はちょっとは話してあげるけど、でもその頃はもう忘れてるかな〜って笑っていました。

そんなことよりも、ニボタンはこれからのことにワクワクしていたのです。

ばあば、またお会いしましょう(これは天国で)。

ニボママには

僕に会いたがらないで、まだまだこの世で働け。


ばあばとは天国でお会いできる日を楽しみにしてるけど、ママにそれをいうにはまだ早い、こっちに思いが引きずられないように、この世のことをちゃんとやれとご指導がありました。

ちなみに当然のことながら、ママのお家はNNNに登録されているそうです。

登録台帳があるんだね😹

今の時代だからオンラインなのかな😂

 

ニボタンはバイバイって背中で座って尻尾を左右に振っていたけど、もう一言「あの家でどこが好きだったとかある?」聞くと

それは自分が伝えなくてもママたちが知ってるから。

親方「じゃあ頑張ってください」

ジーちゃんもありがとう。

 

また会いたくなったら言ってくれ。

訓示を垂れてやってもいい。

親方「ありがとうね、お疲れさん」

うむ。

 

ニボタン、面白すぎた。

 

ニボママより

改めて今読んで、にぼしが病気がない時の元気な姿になってるみたいで嬉しい!

家に来た時から、顎の骨削ったり、抜歯したり、エイズでアレルギーって本当に病気のデパートだったから、それから解放されている事で安心しました。

バアバは栄養取れと言われたからと2人分の餃子食べてた🤣 

毎日ご飯やお水変えるのはバアバがしばらく続けたいんだって。

息子も、部屋の壁やタワーに飛びったにぼしの血の跡とか拭こうとするとそのままで良いって😂

みんなまだにぼしの気配を感じていたいんだよね。

にぼし先生なら十分天国でも務まると思うので、色んな子を導いてあげて欲しいです。

でもたまには家にも遊びに来て欲しいなあと思う😊

いつもにぼしが寝てたタワーの場所に今まで絶対なかったのにチビが寝て、同じ景色を見てたり、ラッキーがにぼしにお供えしたご飯を食べちゃってたり(バアバはにぼしが来て食べた!と最初大騒ぎしてた🤣)

相変わらず賑やかなのはにぼしのおかげだなあと思います。

本当にありがとうだよ!

 

このニボタンとのセッションから更に一年と数ヶ月月日が流れて、ニボタンの近況も、ニボママちゃんたちの状況も随分変わったことでしょう。

だけど彼の生きた証や精神性はそのままずっと残りますね。

ニボタンが「病気のことは忘れて」とか「今いる子に集中して」などと言った時、キーちゃんと同じだな〜って思ったものですよ。

どんなに大変で苦しかったことも、もう終わったことは忘れていいの。

みんなその時一生懸命頑張ったもん。

そしたらそれはもう丸ごと合格。

そしてあとは今に(次の子に)集中。

時は流れていくからね。

 

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僕が今の子になって幾久しい