☝️こちらでご紹介したにぼしくん。
たくさんの体のアレコレを持ってきた猫さんでしたが(そういう「医」のチームのお役目なんでしょう)、お顔の扁平上皮癌を発症して、人間から見たら過酷な闘病(共病)生活を送りました。
👇こちらでご紹介させていただいたのも、にぼしくんの経験からです。
医療チームについてはこちら。
にぼしくん(にぼたん)は今、お空に還っています。
でもにぼたんが残してくれた沢山の思い出、珠玉の教えは、今もご家族の中に、親方の中に、シスの中に、ありありと生きています。
にぼたんが旅立ってもうすぐ1年。
にぼたんから生きることや病気について、そして旅立ちなどを教えてもらいました。
そしてどんな時も動物ファーストで行動するニボママご一家からも、多くを学ばせていただきました。
にぼたんへの感謝と敬意を込めて、彼が闘病(共病)中に話してくれたこと、教えてくれたことを、ニボママとの会話も併せて、旅立ちまでの流れに沿って、抜粋ではありますが掲載させていただきます。
掲載内容の全てを親方に委ねてくれたニボママ、ありがとう。
にぼたんがくれたものは、きっとまた誰かの道しるべや慰めとなることでしょう。
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<3月のある日>
この時点ではにぼたんの腫瘍の診断は出ておらず、腎臓なども悪いことから(高齢なので)食欲不振などによるご依頼でした。
👸ニボママ
にぼたんが毎日自宅点滴になりました。
明日から私にできるかな💦😣
病院で看護師さん流血、スプレーするわで大変だった😓
ちょっとしんどそう💦
🐱にぼたん
おばあちゃんにもよろしく(と、まずご挨拶)。
調子はまあまあ。
(本当の本当はほっといてくれと思うみたい😹病院とか点滴はニボ的見地からは迷惑笑
でもお家にお世話になったから、甘んじてくれるようです。)
だるくて眠い日が増えてる。
お腹の鈍痛や、骨、関節のギシギシのような痛みは、日常的にある(老化現象も含め)。
(複数の猫さんや犬くんと暮らしている)お家の中のドタバタを耳で聞きながら(彼らの若いエネルギーを感じながら)、世代交代を感じている。
自然のままに、ただ毎日を生きるだけ。
(大変なアレルギーについては)自分のことも世間のことも受け入れようとはしたんだけど・・・
でも自分ではどうにもできないことはあった(体の症状)。
でも、ママ一家は「お世話の人」だから、自分が来たことで学ぶこともあったでしょう。
こうして軽くなって軽くなって魂だけになって旅立つんだ。
(お口の中は舌がカラカラみたいになる感じのことはある(お口も乾く)、そしてお熱っぽいときもある。)
ゆるく体調が悪くなるっていうのは、人間家族にはご褒美だよ。
👴親方
にぼたんは、家族だから人間の気の済むところまでお付き合いしてくれる気でいてはくれましたが、ただ本当の本当の最後の時は、自然を望んでいるようでした。
ただ、我々人間には「延命」と「体が楽になること」の境目が難しい😭
自然界で生きていたら延命は絶対に起こり得ないので、飲めなくなったら脱水するし、自然のままに苦しくてもそのままの状態で生きないとならない。
でもでも人間と一緒に生きている動物は、人間と家族だから、我ら人間は元気なうちは楽になってほしいと願うし、できるだけのことはしたいと思ってしまう。
それが当たり前だし、そのおかげで回復してまた素晴らしい時を過ごせる動物も多い。
にぼたんはまだまだ歩けているし、体力もあるから、楽でいられるといいとは思ってしまうし、あとは時間を惜しむように、ゆっくりゆっくり流れてほしいと願ってしまうよね〜。
👸ニボママ
そうそう、本当、にぼしが楽であれば良いの。
点滴入れるのも、余分な水分になるまではしたくないの。
ただただ、痛みなく、苦しくなく最後までいて欲しい
<3月のまたある日>
👴親方
にぼたんは、ママご一家の皆様の愛の光で満タンでしたよ。
にぼたんは健康体の人生ではなくて、多少の苦労はつきものの身体だったかもしれないけど、こんなに長生きできているってことは、すなわち健康ってことらしいです(変な日本語だけど通じるかな)。
あとね、老いるって美しいてことを見せているんだって。
それとね、ビワの葉温灸!にぼたんにもしてたっけ?
映像見えたよ、ぜひしてあげて。
高齢で、かつ他の動物家族さんがいる猫さんでたまにあるんだけど、ヒーリングを他の子に譲ろうとした。
どうする?
でもこのヒーリングはママちゃんの愛だからって言ってあるけど。
👸ニボママ
ありがとう〜!!
本当は空元気なのかもしれないけど、ご飯も土曜夜から食べる様になって、元気に毎日夜中まで要求鳴きでこちらが泣きたいくらいです🤣
バアバがいそいそとお世話しております😊
ビワノハ温灸!
玄米カイロはやったけどビワノハない!やってみる!
(にぼたんのヒーリングは同居のラッキーくんに振り替えられることになりました)。
👴親方
あ、あとね、にぼたんのこと補足。
「こんなに長生きできているってことはすなわち健康」っていうのは、健康体の人生ではなかったけど、若くして大病とかもっと早く病気で亡くなる子も普通にいるので、こんなに生きているってこと自体が、苦労はあれこれあったかもしれないけど、結局は健康な人生だったっていう意味ね。
今はもう老境なので今がどうのっていうより、今までの人生を総括して、今ここまで生きているってことは、丈夫だったってことになるんだよ、っていうような。
👸ニボママ
にぼたん、そうね、ずっとドキドキしてたエイズも発症しないでここまで来てくれて、体調万全ではないながらものんびりと過ごせている事に感謝だね!
にぼたんはうちに来た初めての猫さんだから、私が色々教わる事が多いし、増える猫達の事は嫌だろうけど受け入れてくれててありがたい🙏
朝から文句言って鳴いてるから今日は元気だ\(^o^)/
<3月のまたまたある日>
🐱にぼたん
僕(だけでなく愛するみんな) がうちにきてくれた意味や意義を人間は知りたがるし、実際強さを教えるとかいろんな意味はあるんだけど、そんなのいちいち考えずに、ただいることの愛、存在の愛、愛し愛されるためだけにいる、その愛だけを感じていればいい。
👸ニボママ
本当にね〜。
病院も点滴も一旦やめました。
とにかくストレスみたい💦
キャリー見ただけでベッドの下の奥〜の方に籠城する様になっちゃって😓
赤ちゃん用の体重計を買ったので、それで毎日体重測って、減る様なら病院行ってねってお願いしました。
ヒーリングしてもらった最初の日からご飯食べる様になった🤣
<5月のある日>
👸ニボママ
親方ちゃ〜ん!!
このところ、毎日にぼしが色んな所でスプレーする様になって家中臭う〜😓😭
なんでか聞いて欲しい💦そして、しないでって言って〜🙏
1階に降りてくる元気が出たのは本当に嬉しいんだけど😅
ついでにヒーリングもお願いします💦
👴親方
前足が悪かった時の、二階のベッドかな?そういう場所で伏せの寝方で顔は上がってる状態(休んでるポーズで登場)。
呼んでる時、確かにずっと待ってる、呼んでは来てもらうのを(ばあばに限らず)ずっと待っている。
来て欲しい。
目は前からちょっと視力も落ちているし、体も重たい、動くの重たい(老化ね)。
思った時に思うようにいけないこともあり、来てもらいたい、そばにいてもらいたい、
さっき呼んだけどまたすぐ呼んじゃう、ちょっと時間感覚も鈍くなってるかな?ってご老人特有の感じも見受けられました。
あと、季節的なこともあり、スプレーは盛んになるらしいけど、できる時動けるときは縄張りを主張したいという気持ちがある。
というのも、やはり勢力?力が弱ったぶんだけ縄張りは主張したいという気持ちはある、でも季節的な生理的なものもありそう。
呼ぶのは、例えば背中をかいて欲しいとか撫でて欲しいとか用がある時もあるけど、基本は一緒にそばにいてもらえればいいみたいで、
あと、時間的にできるだけいられるうちに一緒にそばにいたいんだって(ばあばと)😭
焦りとか不安とまで言わないけど、そういう思いも混ざってる。
やはり老化だよね、経年の症状という感じがします。
それを理解してもらえれば、ということみたい。
この時間を自分に割いて欲しいという思いがある。
でね、「呼んだらダメなの?」って言ってるよ。
だからそれはママちゃんやばあばから回答してもらうねって言いました。
なので、にぼたんと話し合ってね。
「いくら呼んでもいいよ、ただ来られない時もあるからね」とか。
ニボタンに回答してあげてください。
👸ニボママ
全然呼んでくれるのは良いんだけど、すぐ行けない時があるから、行くまでずっと鳴いてるのは疲れちゃうんじゃないかと気になって…💦
声も大きいし、ニャーじゃなくてアウー!!!だからね😅
ばあばにはにぼちゃん優先で生活して貰おう😅
この後、ばあばはずっとにぼたん優先でにぼたんの側で過ごされるようになりました。
(にぼたんのスプレー問題・・・懐かしい・・・
ずっと以前、ある時腎臓の数値もすごく悪くなり、元気が無くてヒーリングさせていただいたその後から、今まで一度もしたことがなかったのにするようになっちゃったんだよね(^_^;)
元気が出たのはありがたいことだけど、そこまでは・・・という嬉しいやら困るやらというママだったのでした😹)
つづく