毎日毎日おでこちゃんがかわいそうで、とにかく出来ることはなんでもしました。
膿んでいるところにはアロエがいいでしょ。キーちゃんが嫌いなアロエも存分に力を発揮していただかねばなりません。
外側の皮はかじるとおなかを壊すので、中のプルプルゼリーのところだけを使います。
松寿仙とミックスで毎日お手当。
もちろん実際のお手当もし続けましたよ。
そうして毎日毎日祈るような気持ちというか、実際祈りながら処置までの日にちを待って暮らしました。
いよいよ明日が処置の日って時に、なんとなんと、ついに腫れが自壊しました。
わーこれで少し楽になったはず。そして絞ったら痛いから絞らないように、でもトイレットペーパーで抑えて膿を出すようにし、空いた穴からは松寿仙とアロエを塗り込みました。
自壊するまで腫れるって、ものすごく痛いし大変なんです。
でもよーがんばった。
そして処置の日を迎えます。
先生に「自壊したー」って見せたら、「ほんとだー」って。
先生は臨床医なので、診察と診察の間のお昼時間に手術などをされますので、短期間勝負なんです。
専門医の先生のようにじっくり時間をかけていられません。
そして何よりも未知の世界。先生もやるだけやってみるけどって。まず見てみないことにはわからない訳です。
実に、半年で6回目となる全身麻酔となりました(良い子は絶対に真似してはいけません)。
①6月末の内視鏡検査(Y主治医)
②7月の精密検査(センター)
③9月の1回目の大手術(S専門医)
④10月の2回目の大手術(S専門医)
⑤10月の胃ろうチューブ設置手術(S専門医)
⑥クリスマス・イブの引き抜き処置(Y主治医)
そして夕方。
「終わりましたよ〜、麻酔から醒めてますよ〜」の一番聞きたい電話がかかってきまして、できるだけ時間をあけるために終業ギリギリに迎えに来てくださいと言われているので、最後の患者さんの時間にお迎えでした。
果たしてキーちゃんはどんな状態でしょうか。
松寿仙↓