永久気管の提案を受けた日はシスがお見舞いに来てくれた日なのですが、朝病院に行ってその提案を受けていたので、シスとランチしながら相談しました。
キーちゃんは他人NGなのでランチは外です。
キーちゃんの顔見に来てくれても、ちょっと見て外に連れ出されちゃうシスです(遠くから来てくれるのにぎょめんなさい・・・)。
押入れの奥に隠れているキーちゃんに、「またね、バイバイ」と告げて別れたシス。
果たして二人に「またね」は来るのでしょうか。
親方は最後の邂逅だと思っていました。その位キーちゃんの調子が危ぶまれていたのです。
そしてランチ後、夕方病院に戻ってY主治医に永久気管孔の同意を告げ、早い時期がよいということで日程も決まりました。
その後、S専門医に、ポリープの引き抜きではなく永久気管孔にすることをメールで報告しました。
そんなこんなで親方は疲れていて早寝をしていたのですが、携帯のベルで起こされました。
Y主治医です。
眠気一気に吹っ飛びます。
ドキ!なんでしょうか〜。
「永久気管の手術は中止です!」
ほぇっ!
きけば、親方のメールを見て、すぐさまS専門医がY主治医にメールをお送りくださったそうです。
お電話での説明後、そのメールも転送してくださいましたが、簡単に言うと下記の通りです。
猫さんの永久気管孔(気管ろう)は、酸素と湿度を一定以上に保った状態(酸素室内)でのみ可能。
キーちゃんが手術を受ければ、退院後数日以内に窒息で死んでしまう(詳しい医学的根拠と幾つもの事例をとても長々書いてくださっています)。
窒息の苦しみは飼い主さんが到底見守れるものではない。
先生の患者さんで過去に一例だけ、自宅に酸素室を設置した老猫ちゃんが、徹底管理の元、半年だったか永久気管孔で生きながらえた例がある以外は、自宅に戻って生きながらえた猫さんはいないそうです。
猫の永久気管孔(気管ろう)は、犬の場合と違いとても難しいそうで、これは絶対薦めない、口の欠損部から引き抜き処置をしてください、とのことでした。
ほんっとうにセーーーーフって感じです。
Y先生はS先生に事前にお知らせする予定がなかったようですので、親方が事前に報告をしていなければ、キーちゃんはあとわずかの命となっていました。
あー、もう、本当に「神様ありがとう!」です。
キーちゃんと親方の二人三脚ならぬ、二人五脚はもう少し続けられるようです!
そんな訳でついにY先生も観念してくださり、ポリープ引き抜きをしてくださることになりました。
処置の予定は12/24。クリスマスイブです。
おっと、また韓流ドラマの要素が!
初雪とか降っちゃったらさらに韓流っぽい(笑)
年内に手術したい方が多いので、結構可能な日が埋まっていて、年明けにするー?って話もあったのですが、そこまでキーちゃんが持つのでしょうか・・・という懸念があったので、処置は年内にすることになったのです。
その時一緒におでこの腫れも面倒みてくださる予定になっておりました。
神様ありがとう↓