今日はヒーリングを受けてくださったプリンスくんのお話です。
プリンスくんは、以前ご紹介したティアラちゃんのきょうだい犬さんです(と言っても血は繋がっておりませんよ)。
プリンスくんは、前日にご挨拶した時から、当然もうわかっていてくれました。
ご依頼くださったMママが、ちゃんとお話ししておいてくださったのです。
「どんなことしてくれるのか楽しみ〜」ってワクワクしてくれていました。
プリンスくんはチワワコレクターという一般人の飼育放棄から救出されたワンちゃんで、Mママが預かりさんをされていて、その後里親さんのところに行くも、行く先々で涙を流して破談(最初に破談になった時にMママが里親を申し出るも、希望者多数で断られてしまったのです)、結局お外にご縁は成立せず、晴れてMママのおうちの子になりました。
プリンスくんは推定13〜14歳、今や立派なシニアワンちゃんとなり、いろいろと年齢に合わせた体調になってきてはいますので、ヒーリングのご依頼をいただいた次第です。
プリンスくんは「この家に来るために頑張った」って言っていました。
毎日が楽しくて、張り切っていました。
愛されていて、満ち足りた日々なのです。
里親に出された先々で涙を流したのは、「ここじゃないと思えた」って。
ちゃんと決まったとこにうまくいけるもんだねぇって親方が言うと、元気一杯の「うんっっ!」が返ってきましたよ。
やっとやっと見つけた、やっと迎えに来てくれた。
Mママは素晴らしい人なんだ!
ここ以外考えられなかったよ。
みんなでママを支えるからね!
(当時は、ティアラちゃんを含めて4きょうだいでした。)
雨や雷が怖いんだって?って聞くと、「え!怖くない人なんかいないはず!」ってソッコー返ってきましたよ!
彼の恐怖は昔の思い出したくないことと結びついているようでしたので、思い出さないでいいって言ったのですが、
お家の中の檻の中のような場所に閉じ込められていて、そこからは外が見えず、雷雨の音を聞いているのがとても怖かったみたいです。
逃げる場所もないですしね。
檻が積み重ねて並んでいるような感じの薄暗いお部屋なのでした。
・・・なんとそのチワワコレクターさん、マンションの一室で20匹ケージ飼いしていたんですって。
出かける際に持ち上げてもらう時がすごく嬉しいとか、ご飯や撫でてもらう自分の順番が来るのをとても嬉しく待っているとか、いろいろと教えてくれたのですが、とにかく何もかもが満足なハッピープリンスくんなのです。
ありがとう。僕を引き取ってくれてありがとう。
ご恩を忘れたことはない、一生。
本当に楽しくて幸せ。
若い子や他の子がいると、うるさいと思うこともなくはないけど、幸せ。
ありがとう。
本当にご機嫌さんなワンちゃんで、年は取ったけど、もっともっと一緒にいたいから年を取るのが勿体無いという感じなのでした。
そして、4きょうだいのうち一番最初にプリンスくんだけのご依頼だったことも、とても嬉しく誇らしく思っているプリくんなのでした。
プリくんは、ヒーリングのご報告をMママが読んでいたら、寝ていたのに一度起きて側に来てお礼を言ってまた寝に行ったそうです。可愛い・・・
そして後日、Mママから嬉しいご報告が。
親方のヒーリングを受けてからね、すごく前に出て甘えられるようになったんだ。
本当にありがとう。
いつも少しみんなの後から甘える子だったの。
自信をもったというか、なんか本当にそこは変わったんだ。ありがとう。
さらにその後、他のワンちゃんのヒーリングでプリンスくんにも再会したところ、
僕は王子なんだよ
って真っ先に教えてくれました。
そのことをMママにお伝えすると、前回のヒーリングの後に、プリくんにお名前の由来をお伝えになっていたそうです!
プリンスってカッコいい王子さま🤴っていう意味なんだよ
ってね。
なるほど〜だから真っ先に教えてくれたんですね、プリくん、ありがとう♪
さつまいももリクエスト。
そしたら、少し前にMママが買ってきてみんなで食べたところだったそうで、よほど美味しかったんですね(ティアラちゃんもおさつが大好きでした)、Mママは早速また茹でてみんなに振舞ってくれたそうです。
上記のヒーリングはティアラちゃんがまだこちらの世界で暮らしている時期のことでした。
その後、ティアラちゃんが旅立ってすぐの頃、親方がMママのことを想っていたら、プリくんが出て来てくれたんです。
Mママからご依頼されていないのに勝手にお話しするのも〜ってちょっとためらっていたら、プリくんが「ママは喜ぶから」っていうので、少しお話しさせてもらったんです。
ティアラはお星様になったの。
こういう表現をするのを人間社会から学んで使ってみたそうです(ほっこり)。
親方が、ティアラちゃんはまだおうちにいるんでしょ?って聞くと、
うん。
ティアラは体のない状態に慣れることから始めてる。
新人さんみたいなもの。
それと同時に、自分たちも体のないティアラに慣れる時期なんだ。
ママたちが僕たちに接してくれている日常の中に、悲しみを抱えているのは知っているけど、それは僕たちではどうすることもできない部分だともわかっている。
でも僕たちに美味しいものをくれるなどの日常生活の中で薄れていくものなんだ(美味しいもの、大事ですね・笑)。
僕たちは繊細さに欠けるかもしれないけど、悲しみを抱えていることはわかってるんだよ。
ただ、普通にするのが自分たちにできることというか、普通の生活を送ることで立ち直っていくものなんだ。
親「いつMママに言おうか。」
親方ちゃんの思った時でいいよ。
あれ!今親方ちゃん(実際は呼び名です)って言った〜って思って、Mママに確認すると、おうちでお子さんたちもそう呼んでくれているとことでした。
小型犬で若々しいといつまでも子供っぽく見えちゃいますけど、この時のプリくんはとても大人でした。
よくよく考えたら(考えなくても)ものすごく大人ですもんね。
プリくんからママへの伝言。
ママに大好きだって伝えてね。
初回のプリくんヒーリングのMママのご感想はこちらにご掲載しております。