以前ご紹介したプリンスくん(以下プリくん)。
だいぶ高齢になって、時々は発作が起きてご家族が覚悟するような場面もありましたが、奇跡の復活を続けてくれています。
そんなプリくんの家族記念日に際し、ヒーリングさせて頂いた時の会話をご紹介させて頂きます。
Mママからは、「側にいること以外で、何かしてほしいこと、食べたいもの、何か言いたいことがあったら聞いてほしい」とリクエストがありました。
「こんにちは」って礼儀正しい第一声で登場してくれたプリくんは、久々の再会にちょっとした興奮状態でご挨拶してくれました。
プリくんはすぐ眠くなることや、今の状態が「まあまあ、ボチボチ」ってことや、以前のヒーリングの時のお礼などを伝えてくれました。
まったりのんびり、ご機嫌でニコニコしているプリくんは、どんな状態でもその時その時が自身にとってはベストであり、問題ないといつも感じているとのことでした。
家族はよくやってくれてるんだよ。
僕はいつも愛情を感じていられるんだよ。
Mママの笑顔、声、仕草をプリくんはいとおしんでいて、それは暖かい陽だまりのようでとても好きだし、パパも優しいと教えてくれました。
そんなプリくんにしてほしいことは何かを尋ねた時、プリくんが答えたのは自分がしてほしいことではなくて、
僕ができることは何かなあ。
でした。
「プリくんがいつも通り今の状態でいてくれることかなあ」と親方が答えると、Mママが側にいるというより、プリくんの方がママの側にいてあげている、ついていてあげているという想いが伝わってきました(😭)。
プリくんは、お散歩も、本当は気持ちは若い時と一緒なんだけど、でももうスタスタとは歩けないので、
るんるんお散歩をしてあげられたらなあ、喜んでもらえるのに。
心配かけないで済むのに。
そして、高齢の自分を気にかけさせて家族にお家にいてもらったり、結果的に行動制限をさせていることについて、なんかちょっとごめんねって思っいながら、とても感謝をしていました。
Mママの側で眠りたい(いつも夜はママと一緒に寝ています)。
ママの側で眠ると自分が守ってあげてる気になるいうか、自分が守ってあげたいと思って一緒に寝てるんだ。
生きてきた精一杯の恩返しなんだ。
そして彼はさらに聞いてきました。
僕のお家での役割はなんですか。
できることが限られてるからねぇ・・・
僕ができることは、笑顔でいること。
それでいいですか?
(親方が代わりに「いいに決まってるよ!」ってお返事しておきました。)
僕ができるだけ頑張ることで家族のみんなが笑顔でいられるなら、それが僕の一生懸命生きる喜びです。
いつもご飯ご馳走様。
一緒に居られる時間はね、もうそんなには長くは残されていないかもしれないけど、精一杯明るくいようと思います。
僕もだけど、うーん、家族たちが後悔のないように接してください。
僕はできるだけそれに応えたい、応えるつもり。
だけど、体が思うようにならないことがあって、ちゃんと動けなかったり。
そういう時は、眠りながらでも、心は応えているよ。
雨や風の強い日、雨が屋根や窓に強く打ち付けるような日も、
本当はちょっと怖いんだけど、この家の中で安全で暮らせてきたことを感謝だし、
そういう時は家族のことも心配しているんだ(台風の時とか)。
本当だったらそういう時、自分がしっかり守るとかもしたいんだけど、それはとても勇気のいること(この言葉は、ゆっくりと強調するように語られました。したいんだけどね。)。
僕はねえ、本当に穏やかなぽかぽかとあったかい日が好きなんだ。
それだけで、ニコニコと笑いながら寝られるような、それだけで幸せなんだよ。
それが好きなんだ。
(まるで、その穏やかで暖かい日と、陽だまりのようなMママが重ねられているような感じです。)
(他の動物きょうだいが陽だまりの中で寝ているのを眺めている映像を送ってきて、)
そういうのどかな時間が好きなんだ。
そういう時に生きててよかったって思うんだ。
縁あってこの家に集合できて、素敵な時間を過ごせてることに感謝してる。
それから体のことはね、あまり心配しないでほしい。
(プリくんに自然を望むかを聞いてみると)
うーん、この家は結構マメに病院に行ってくれるので、僕がなんかになった時に病院に行くのもいいんだけど、そこから帰れなくなるのは嫌。
お家で過ごしたい。
(病院に行くのは人間への)付き合いだから。
僕をプリンスと名付けて、本当にプリンスのように扱ってくれて感謝してる。
美味しいものいっぱい食べたんだよ(勢いよく食べている映像を見せてくれる)。
お鼻もまだ嗅げる。
すると突然、
すみっこは怖い。
あと、突然冷たい物に触るのも苦手。
大きな音も苦手(雷とか)。
と教えてくれました。
後から聞いたら、プリくんは隅っこに入るのが怖いので、テレビの隙間などにクッションを置いて入れないようにしているそうです。
何をしてほしいか、どうしてほしいかよりも、自分がしてあげられることは何かをずっと問いかけてきてくれたプリくんですが、ここでさきの質問の答えを見つけたようで、思いついたように切り出しました。
絵を描いてほしいな。
僕を見つめながら、僕をスケッチしてよ。
それはすごく、二人にとっていい思い出、愛情深いいい時間になるよ。
じーっとその子のことだけを見て、観察してスケッチをする、
自分は見られてモデルになってる、
それは(そういう作業は)すごく愛を感じるんだ。
どこが痛いとか、お口(歯)が痛いとか、もうそんなのどうでもいい。
僕は幸せだから。
あとはほんとママたちが後悔しないように、笑ってたくさん過ごそ。
最後に言い残したことはないかを聞くと、
プリくんは愛とか好きとかがたくさんたくさん詰まっているのですが、ちょっと口下手で、みんなに出遅れることもあったり、表現も控えめな時もあったり、結果的にみんなが行くのを後ろから見ていることもあるそうです。
でもみんなと比べて愛が控えめとかそういうことではないとのこと(もちろんご家族はわかっていらっしゃいます)。
彼は動物きょうだいたちのまとめ役のような立場らしいです。
ちなみに食べたいものは「なんでも」😹
そしてやんちゃな末娘、オチビネネちゃんのことは、
旋風のよう。つむじ風のようだ。
寝てて突然飛びかかられたりするとすごくびっくりする。
嬉しくはないなあ。
でも、みんな小さいものは大目に見てるんだよ。
猫姉妹に対しては、苦笑で答えるプリくん。
僕は平和主義なんだ。
でも困ったもんだよ・・・
平和を乱されるのはちょっと苦手みたいでした😹
背中からお尻にかけてたくさん撫でてほしいなあというリクエストもありました。
そのお返しでいっぱい舐めてあげたいそうで、舐める時は「ありがと、ありがと」って言いながら舐めているそうです。
会話の途中で、ママ命の風くんがチラチラと入ってきて、ママへのメッセージを残した時も、プリくんはニコニコ眺めていました。
プリくん自身もまた、大好きな陽だまりのような存在なのでした☀️
Mママが、プリくんのお役目について、
この家にプリくんが来てくれて家族になってくれただけで、じゅうぶんだよ。
プリくんの存在だけでみんなを幸せにしてくれてる。
それが既にプリくんのお役目だよ。
って話したら、急にニコニコし出して、そこからずっと笑っていたそうです。
Mママは早速スケッチブックを買ってきて、プリくんに集中する愛おしすぎる時間を過ごしています。
いつも見慣れているように思える我が家族でも、いざスケッチをするとなると、今まで以上に事細かに観察するため思わぬ発見もあるでしょうし、まざまざと、より一層記憶にも心にもその姿が刻まれますね。
そしてまた、いつか目の前からその子がいなくなった時、そしてスケッチブックに残されたその姿を見る時、絵を描いた時の限りなく幸福な時間、愛し愛されているその想い、言葉にできないそこに流れる愛情、それらが一瞬のうちに怒涛のように押し寄せるでしょう。
確かにその子がそこにいた。
その子とのかけがえのない時間が蘇る、永遠に時を止めて。
なんて素敵なリクエストなんでしょう😭
まだねちゃんのスケッチはしてないですけど、親方もそのうち、寝ているところをこっそり盗撮ならぬ盗スケッチしてみます(ねちゃんじっと見られるの怖いから😹)。
プリくん、Mママ、素晴らしいひと時をありがとう♬