旅立って2年近く経とうかというトリちゃんの死を大事に温め続けていた(悲しみに暮れていた)人間さんがいました。
親方はききました。
「トリちゃんの死を受け入れられなかったのかなあ」
トリちゃんは言いました。
「人間ってそうでしょ。
(愛する動物に死なれちゃうと)絶望の淵。
でも、その後悔に費やす時間があまりにももったいないから伝えにきた。
その後悔に費やす時間は、無駄!!」
そう、これが大抵の動物さんの当たり前の感覚なのでありました。
喝を入れてもらえる人間は、とてつもなく愛されていますね。
共に生きた楽しい時間は永遠。
旅立ちは、その人生(鳥生、猫生、犬生)の、この世での最後のほんの1ページに過ぎないし、それがまた始まりでもあるのです。