Love of Cats 猫たちからのギフト

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犬は覚えている

韓国のカリスマ、イ・ヒョリ、サンスン夫妻はたくさんの動物家族と暮らしていて、ヒョリ嬢が保護活動にも熱心なのは(韓国では)有名。

どんなにチャーミングな人たちかはさておき、ヒョリ嬢がカナダに里子に出したワンちゃん達に会いにいく番組を見ました。

韓国では雑種の里親はなかなか決まりにくいらしく、アメリカやカナダに里子に出すことも多いとのこと。

長い旅を経ても、みんなすごく幸せそうに暮らしていて良かったんだけど、とにかくその再会が一頭一頭いちいち泣けるのであります。

目が溶けるくらい泣ける。

体の水分が全部目から出ちゃうくらい泣ける。

 

久しぶりに会って、当時の名前で呼びかけられた瞬間に、犬が気づくんです😭

懐かしいその声で、以前の名前で呼びかけられた瞬間、ハッ!って思い出すの。

こうして書いていても胸がギュムってなります。

 

うちも昔、父の友人宅で生まれた子犬くんを、家族に迎えたことがありました。

親方家は東北に引っ越し、ある日その親子が数年ぶりに遊びに来た時、うちの犬が今まで見たこともないくらい喜んで飛びついたんです。

当時子犬だったはずのワンコがここまで元の家族を覚えていたことが衝撃で、本当に家族だったのはそっちの家なんじゃないかと、まだ幼き親方は、ワンコのためにも自分のためにも複雑な胸中で、その光景を眺めていました。

当時母も言ってました。

犬のルーツには二種類あって、新しい環境にすぐ馴染むのがジャカル系、一生一人のリーダーを想って暮らすのが狼系だと。

だからうちの犬は狼系なんだねって。

今調べたら「ソロモンの指輪ー動物行動学入門」に書いてあるお話でした。

 

また、子どもの頃祖母の家にいた犬ちゃんはとてつもなく賢く、神々しいくらいだったのですが、その犬ちゃんは亡くなった日に親方に会いに来てくれました。

その頃はもう中学生か高校生になっていて、彼女も高齢だったのでしばらく会っていなかったんですけど。

今でもその犬ちゃんの頭を撫でている自分の姿をありありと思い出せます。

 

遠く時の輪の接するところで、またみんなといつか巡り会う予定です。

 

僕はこの味を忘れない

 

狼系ペポくんも、実は親方たちに会いに来てくれていた話↓

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