Love of Cats 猫たちからのギフト

猫の難病、闘病、健康、フード、自然のサプリなどのアニマルケア、時々お馬&磯の魚たち

猛禽ハンターの原点は一羽のチョウゲンボウ

親方は小さい時からなんとなく野鳥好きでした。

何故なんとなくなのかというと、バードウオッチャー(今時はバーダーというそうな)ほどの興味も知識もないけど、普通の人よりは何故か野鳥の知識がある位には、自然と好きだったから。

そして小さい時からなんと、鷹匠に憧れておりました。プププ。

でもネットもない社会ではどうやって鷹匠になったらいいかもわからんし、本気で鷹匠を目指すほどの環境でもタイプでもなかったので、ただの憧れ。

だから、鳥のいるお店でフクロウをなでこなでこさせてもらったり、ナントカワシを間近で見させてもらったり、お師匠デビーさんのフクロウ師と交流して満足したり、たまにフクロウやタカ類を肩に乗せて歩いているおじさんとかを見かけると、いいな〜って憧れたり、釣りの行き帰りに出会う猛禽に息を飲んで、釣果(鳥果)に加える程度の愛好家でございました。

(ちなみにシスも、小さい時から時代劇で見た鷹匠に憧れていたことが大人になってから判明😹。鷹匠姉妹として活躍する道もあったのやかもしれません笑)。

 

ところが。

この一年で一躍(?)結構なバーダーとなってしまった親方。

それでも釣り部から借りた往年の光学5倍カメラでぼやっとした写真を撮ることで満足できていたものの(目がいいので、肉眼で見られれば満足できていた)、オオタカと出会ってからはどうしても鮮明に姿を撮りたくなり、それまでうじうじ迷っていた60倍ズームのカメラを即買いました。

そもそもポイントに群がるバズーカ連の諸先輩方ほどには熱くないので、このコンデジで超大満足。

冬は猛禽シーズンとばかりに、猛禽を求めて猛禽狩に繰り出すのであります。

もちろんこの「狩」は、「紅葉狩」などに使われる意の狩ですわよ。

 

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ここにいるのよ、オオタカが。いいカメラがあれば!

 

そしてそしてそんなこんなで、親方の原点でもある心の友チョウゲンボウを激写しまくるようになるのでありました。

なして原点かというと。

小学生の時に図書館で借りた一冊の本。

一羽のチョウゲンボウよ・・・・という文章で始まる物悲しい雰囲気と当時の気持ち以外は、タイトルも内容も全てすっからかんに忘れてしまったんですけど(笑)、とにかくその本で出会ったチョウゲンボウを愛しすぎて、朗読してカセットデッキで録音したり(ならタイトルくらい覚えていろよっつー話ですけど😅)、家族に熱く解説したり、テレビのニュースで「広瀬川で今年もチョウゲンボウが子育て中」というニュースを聞いては、見に行きたいなと思ったりしたものです(名取川は自転車で行ける距離にあったけど、広瀬川は親と一緒に出かけないといけない場所にあり、ましてやその川のほとりの崖のチョウゲンボウを探しに行けるなんてことはありえなかったので、小僧親方にとっては胸に秘めた憧れのニュースで終わったのです)。

当時図鑑でチョウゲンボウを探したかは忘れてしまったけど、とにかく読んだ当時はどういう鳥かは挿絵や本の内容からは想像できていたんだろうけど、大人になるにつれて、チョウゲンボウという言葉以外、いつの間にかそれがどんな鳥なのかも忘れて、うかうかと生きてきてしまったんですよ。

 

そしてある日、猛禽探しに繰り出して、小型の可愛い猛禽と出会い、それがチョウゲンボウ(男子)であることを知り、小さい時の「一羽のチョウゲンボウよ」がこの子かと感無量、ここに我完結す!と思うくらい感激し、ぼやっとした猛禽好きから猛禽ハンターへと転向することになる訳ですが。

この原点となる書籍がなんの本だったかを調べて、それが判明しました。

ネット社会は便利だね。

 

つづく

 

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相当近くから光学5倍で撮ったチョウゲンボウ女子。親方の目には激カワに見える(こっち向いてる写真です😹)

 

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かなり遠くからの60倍ズームの威力。可愛いお顔のお披露目は次回なの?

 

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僕が座ってるとノスリに見えるとかいうのやめれ




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小鳥も好きだお(スズメチームホオジロ組をわかるようになれば一人前?)