閑話休題・・・あ、でもまた茶トラの話です(笑)
今日は譲渡会に初めて行ってきました〜。
と言っても、新たな猫さんをお迎えする訳ではございません。ネオはオンリーなのです。
キーちゃんがこの世からバイバイした後、とあるセンターのサイトの里親募集中の猫さんの中に、ものすごーくおびえて縮こまっている茶トラを見つけました。
気になるその子はエイズ陽性でした。名前はチャノスケ。
病気で最愛のキーちゃんを天に送り届けたばかりの親方には、将来病気になるリスクがあることが既に辛く、相当迷いました。何の感染症がなくても将来病気になる子もいっぱいいるのは分かっているのですが、激しすぎる闘病生活を終えたばかりの心が追いつきませんでした。
貧民親方にとっては経済的なこともありましたし、闘病と仕事の両立の苦労問題もありました。
でもでも、エイズキャリアは白血病と違って発症せずに長〜く生きてる子も結構いて、エイズくらいねって思いもあって、チャノスケに申し込もうかなって日に、初めてネオに会いました(ネオがアレヨアレヨとうちに来た話はいつか出てくるでしょう)。
そうそう、譲渡条件でいろいろ細かい設定があるので、いくら親方が意気込んだところで不合格だったかもしれませんワイ(笑)
その後チャノスケはセンターからボランティアさんに引き出され、同居のワンちゃんや猫ちゃん(エイズキャリアの子達)と仲良くなり、人にも甘えられるようになって…
あー、ちゃっちゃん良かったね、といつも成長を追っていました。
そんなチャノスケが譲渡会に参加するというので、この嵐の中、会いに行って来ましただ〜!
代々親方のうちの猫さんは、みんな「どうも、お久しうございます」って仁義を切りに来てくれた子ばかりなので、譲渡会なるものに行ったことはありませんでした。お初です!
生チャノスケ!あらま可愛いこと♡
「早くお家に帰りたいよ〜」と、エメラルドグリーンの瞳のべっぴん紅嬢とくっついています。
そんなちゃっちゃん(ボランティアさんからはチャーちゃんと呼ばれていました)、なでこなでこしているうちに、うっとり、お腹もみせちゃおっかなって甘えて、手もモミモミ状態になってくれました♪
おうちでも自分からコロンて甘えに来るけど、人からなでられて気持ちよがることはあまりなく、ましてやお外でそんな風にリラックスすることはないそうです。
魔法の手〜と言っていただいて、爺もこの上のう嬉しうございます。
チャノスケは魔法の手をペロペロまでしてくれました♡
チャノスケはワンちゃんと添い寝が日課。最近は自己主張もできるようになり、寝るのもニンゲンさんと一緒とか(羨ましい・笑)。
目も鼻も全然ぐずつかず、エイズキャリアの子とは思えない程健康とのこと。本当に綺麗なお顔の若武者です。
ちゃっちゃんは今幸せでよかったぁ❤
↓こちらは大きなコワモテのとんぺいおじさんと、怖がりチロシくん。
チロシくんはお家では堂々と好き放題やっているそうです。
とんぺいおじさんはお顔に似合わず弱くって、地域猫広場で猫さんからいじめられていたそうです(涙)
お家でも甘えるのも遠慮がちで、可愛がられている子を遠くから見ながら順番を待っているそうです。
なので、隣でちゃっちゃんをなでているのをじっと見つめていたそう。
とんぺいくんにもなでこなでこだよ〜。
とんぺいくんもイチコロ。一度扉を閉めかけたら「やめないで〜っ」てリクエストされて、またしばらくなでこなでこ。もちろんとんぺいくんもペロペロペロペロしてくれました♪
とんぺいくんは、とんぺいくんだけを可愛がってくれる「オンリー」のおうちに行けるといいね!
エイズ陽性ですが、発症していません。7歳男子、大型のとっても味のあるお顔をした甘えっ子です!すっごくいい子ちゃん。どなたかいませんか〜。
ちなみに、そのボランティアさんのお家には、18歳になるエイズキャリアの子が2匹いるそうです!!
口内炎は少し多いかなって思うけど、って。
ストレスのない生活を送れているんでしょうね。素晴らしいケアをされていらっしゃいますね。
ボランティアさんたちの奮闘ぶりには頭が下がります。
幸せな一日でした。