前回、猫の個性も様々ということも書きました。
もちろん「猫」という猫族の猫ならではの習性や体のつくり(タンパク質が大事とか)などなどは、「猫」を迎えるために学ばれたらいいと思いますが、あとはもう、性格も好みも様々ですよね。
猫は高いところが好きと言ったって、ネオは「別に・・・」です。エリカ様です。
でもキーちゃんは大好きでした。
いつも上に上にって上に行くのが大好きすぎて、今は天国まで昇ってっちゃったんですけどね。
キーちゃんが上がってしまって、親方はいつか誰かと出会おうと思っていました。
まだお迎えする気にはなれないうちから、市の譲渡サイトやネコジルシみたいな掲示板は覗いていました。
でも条件ではねられるのがわかっていたので、できれば道端で出会ってけろって希望は提出していました(猫界に)。
ただ譲渡欄にいる子だと、去勢や避妊が済まされていたり、ウィルスの陰性陽性もわかっていたりで、正直、あー楽かも、と思ったこともありました。
何しろハイスペックな高級車キーちゃんがエンジン全開すぎたので、病は満腹(お財布は空腹)、体力も精神力もスカスカだったのであります。
譲渡の条件って、単身者不可とか男性単身者不可ってなっているところが多いですよね。
特に男性の単身者って、虐待犯の場合もあるとかで嫌がられるといいますよね。
もちろん、初めから病気の確率が高いかもしれない子を希望される方が少ないのはよくわかります。
親方もそこで迷ったくらいですから。
でも、なんだか悲しいと感じました。
ウィルス陽性の子は、他の子の命と差があるみたいで。
もちろん次々と里親探しをする中で、一頭でも多く貰い手さんが見つからないと困るからなのは百も承知でも、そう思えたんだから仕方なし。
昭和の昔って、ウィルス検査なんて関係なかったから、住み着いた子がどんな病気持ちかなんてわからない。
その子の寿命の限り、一緒に暮らした。
それだけ。
外にも出るから、喧嘩も病気も事故もお腹の虫もなんでもありで、ネズミとったその足で布団に潜り込むとかね、してたんですよね。
外にトイレに行くから、うんちがゆるいのか、ちっこが近いのかもよく分からない。
おーらかねー。
今なら考えられないワー。ネオは真綿で包んでダイジダイジしてますもん。
ま、昭和のニンゲンも強かったってことですね。
親方も昔はつおかったってことですね。笑
結果的にネオに出会って、ネオが何の陽性だろうとおいなりの妖精だろうと、「ネオのまるごとをそのまま預からせて頂く」と、ゆるぎなく迷いなく思えたのは、運命の子だからでしょうね。
迷ったり言い訳しているうちは、まだ準備ができていないってことなんでしょうね。
そんなまだ準備ができていない頃に覗いていたのが、「NPO法人 犬と猫のためのライフボート」さん。
今もたまに拝見します。
今どんな子がいるかな、幸せになれよって覗くのです。
その子についているコメントが愛情あふれていて、本当に大事に思われているなと思えるのです。
「ふれあいルームのふれあえない猫」とかね、惹かれますわね。
「目つきの悪さはトップクラス!」ってぷーぴーはずっといるね。親方はこの子のファンです。
このページに・・・・
おっとりというよりボンヤリ(笑)うけたうけた。
ということは、キーちゃんは茶とらではない模様。
また、同じページに単頭飼育と多頭飼育の比較も出ていて、初めてネコを迎える方の参考になります。
1頭の猫に熱烈な愛情を注ぐか、数頭の猫の猫社会を覗き見るか、猫との暮らしの楽しみ方は人それぞれです。
んだんだ、人もそれぞれですし、ネコの好むスタイルもそれぞれですな。
こんな格言があります。
「ネコにどう接するかが、天国でのステータスを決める。」
天国に帰った時のステータス、楽しみだわ〜!