獣医さんのところに行く時は、事前に説明をする・・・けど、とにかくキャリーに押し込む、逃げる、隠れる、怯える、押し込む、いやーって爪をたてまくる、首に爪を立てられようが、離す訳にはいかない・・って一連のお互いにとってのストレスフル劇場が繰り広げられたもんです(後に病院行きに慣れるまではね)。
だから、すんなりキャリーに入れられる子って羨ましい限りでございます。
さて、初めての新病院、何名か獣医さんがいらっしゃるのですが、この時の最初の診療が院長先生だったので、その後もずっと院長が主治医になってくれました。
この院長先生が、実にありがたかった。
商売っ気そっちのけで正直でいらっしゃるし・・まあそのご性格は今後しばしばこのブログでも現れてくると思います。
とにかく初めての受診でしたので、ざっとまず触診とか、お口も診てくださったところ、歯茎を見て、「んー、地味にエイズとか持ってるかも・・・」とおっしゃいました。
その時はちょっと「え!」ってジャブ喰らった感じはありましたが、そんなに気にしないで過ごしてた。ま、のちに「さすがじゃね〜、エイズでなくて白血病だったけどね」と思い返したもんですよ。
でね、キーちゃんは結局膀胱炎だった訳で、抗生物質はもらって来たんですけど、それはさておき、キーちゃんのチッコ検査の結果をみて、こう言われました。
「今までいろんな猫さん見て来たけど、こんなに濃いチッコは見たことない!」
え!
なんかの間違いじゃないか?ってくらい濃かったんですけど〜。
先生の病院はいつでもとっても混んでいて、車で皆さん来られたりしている人気病院で、患者数もとっても多いんですよ。
その中で、お初レベルの濃さなんすか。
どのくらい濃いかって言っても、もう数値振り切れちゃってるんでわかんない訳ですよ(笑←いや笑えないけど)
ま、だからと言って、現時点ではお水飲まないとねって程度の話なんですけど、このままだと今後の腎臓も気になるところ。
膀胱炎の方は、抗生物質で炎症を抑え、フードの話の時にも書いたロイカナのオルファクトリーPHコントロールの試供品をいただき、薬1週間薬飲んでねーってことで。
お薬飲んで二日目くらいでもうトイレで鳴かなくなったし、そわそわもなくなって。
お薬すぎょいね!
で、自宅での尿検査キットのリトマス試験紙みたいなのを頂いて、それでチェックして正常になってれば病院来なくていいよ〜って簡単なもので、正常になったのでもう行かなかったんですけどね。
そのリトマス試験紙は沢山頂いて、その後おかしくなった時に、採尿するまでもなく、チッコにさっと試験紙をかざすだけで済んだので、重宝しました。なんて言ってるけど、かざすの難しくて、かすめる程度だったりしてね。
そのかすめた試験紙でも、部分的にでも色が変わってれば、尿がなくてもお薬は処方していただけちゃって、楽でしたわ。
「本当にすぐ持ってきた? 時間経つと色変わるよ」って言われますけどね。「直後にもう色変わったんです!冷蔵庫に保管してましたし」って言って。
問題は、先生が見たことない程の、病院史上初の濃いチッコよ。
今思えば、稀に見る男と書いて「稀ーちゃん」か(笑)
のちに、キーちゃんが亡くなった翌日、先生と思い出話をしたんですけど、チッコの話も出ましたよ。
「あの後、一人だけいたんです、きびちゃんと同じくらい濃いチッコの子が。ワンちゃんなんですけどね」とのこと。
おお!
でもその子は、ニンゲンさんがチッコを取った後、うっかりしばらくホットカーペットの上に放置しちゃって、蒸発したせいだったと判明したそうです。
・・・煮詰まったチッコと同じ濃さなのかい、キーちゃんよ。
※採取したチッコは、冷蔵庫に入れて保管、できるだけ早めに病院に持っていくことが望ましいです。といっても、そうタイミングよく出ないもんね、なのでせめて冷蔵庫で保管してくださいね〜。
腎臓に良いと思われるプレミアムフードも探しましたけど、腎臓病じゃないので、腎臓食をあげるのも良くないので、まあ、とにかく良質のフードをあげることと、水を飲んでもらうことが大事なんですけど・・・
・・・・キーちゃん、水をあんまり飲まない子だったんでねぇ・・・
水を飲まない子が飲むようになった秘策もまたご紹介します!
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