亡くなった猫さん(犬さん)て、「病気の時の僕ばかり思い出さないで。僕は元気な時もいっぱいあったでしょ」と言うことが多いそうですが、キーちゃんのにゃん生は短かったので、一緒に暮らした2年4ヶ月のうちの1年近くが闘病を占めている為、闘病中のキーちゃんとの時間・姿も、親方にはかけがえのないものなので、どの一瞬たりとも忘れたくないのです。
だから忘れてなんてあげませんよ〜。どうして忘れられましょうか、あの輝ける日々を!!
(親方は、お涙頂戴で闘病を書くつもりはサラサラないです。ないですけど、書きながら泣けてしまうこともあるんで、もし感傷的な文章になってしまった時は、愛の証と思って大目に見てやってくださいませ。)
最初の異変は、鼻づまりでした。
かすか〜にね、スースーって詰まっている音がするようになったんですよ。
実はその2週間前くらいから、膀胱炎騒動があって。
出ないのにトイレでポージングってことが続いて、でもチッコを持っていくと問題ない、問題ないけどやっぱりおかしい・・・。
で、獣医さんに連れていって、レントゲンもとったし、穿刺でチッコをとる羽目になったにも関わらず、膀胱炎はシロだったんです(上手な先生で、穿刺全然平気でした)。
で、ちょっと気分の問題ねって気にしないようにして、「おトイレのパトロール隊長」と名付けて見守っていました。
このエア膀胱炎(笑)は、だんだん収まったのですが、その時病院に行ったせいで、誰かにネコカゼをうつされたんじゃないかって疑いました(濡れ衣)。
とはいえ、そのうち治るだろうと信じていて、でも少しずつつまり音が増してくる中で、なかなか治らなそうな不安が胸から消えず、プスープスーって寝息を聞きながら、「あら〜キーちゃんの鼻息の可愛いこと」なんてわざと思って見たりしたもんです。
でもやっぱり、不安は的中。治るどころか、だんだん鼻づまりがひどくなりましてね。
どんどんつまり音が派手になっていきまして。
ンゴゴゴ〜、ガゴゴゴゴ〜。
これは猫風邪悪化しすぎと思って、またまた獣医さんに行ったんです。
「わ〜、鼻づまりがかなりひどいね」って言われてビビる親方。
でも、その時は、抗生剤だかステロイドだかの点鼻薬(点眼薬)をもらって、これで治るよ〜って言われて安心しました。
この時点で、猫風邪について猛烈に調べまくっている親方。
病気のことって、お勉強で学ぶのと、いざ我が子がかかったかもしれないと思って調べまくるのとでは、真剣味って全然違いますよね。必死さが違うもんね。
・・・そういうこと全てがニンゲンを成長させてくれたりもするんですが、愛する猫さんが病気になることで成長するんなら、成長しなくていいから元気でいてほしい・・・涙(でも成長しなきゃダメなんですよね、はい、すみません)。
さて、話戻しまして、点鼻薬といっても、眼にさして、それを鼻まで届かせましょうってものなので、捕まえて眼にさすのですが、この嫌がりようがハンパナイ!
もう本っ当〜に半端ないんです。
ここまで嫌がるってことは、「爺、これ違うから! これいらないから、やめてっ!」ってことなんです。でもその時は必死なので、これさえさせば治ると思っちゃって。
ごめんよ、キー坊。
・・・つづく。ひたすらつづく。
あ、もちろん途中で病気の話以外も書きますよ〜。
茶トラなのに鼻クロ↓