闘病の話を読むのが辛いよ〜ってお言葉をあちこちから頂きます。すみません!
また、あの頃各方面から応援していただきましたが、今新たに応援し、励ましてくださる方もいらっしゃいます。
エールをくださる皆様、ありがとうございます。
引き続きアニマルケアのお役立ち情報も載せますので、闘病がご無理な方はそういうところだけ拾ってみてくださいませ。
親方は、5年後でも10年後でも、どこのお医者さんに行ってもわからないと言われてしまう同じ病気の方が、いつか、お一人でもキーちゃんの元にたどり着いて、「この治療は意味ないのか」とか、「これを試してみよう」って思っていただければと思って書いています。
考えてみれば、リアルに今闘病中であれば、毎日「今日は鼻血がどうのこうの」「昨日よりはどうのこうの」って悶々と(?)綴るところを、今なら、闘いの一ヶ月分の日々を1日で終えられちゃうのが、過去の病気を綴るメリットです。
ですので、サクサク、これでもサクサク(笑)進めてまいりますので、引き続きおつきあいくださる方はよろしくお願いいたします。
さて、相変わらず闘病の続きでございます。
翌日、親方は一人で主治医のところに行きました。
キーちゃんはお留守番。
先生に、お鼻から出ている玉の写真を見せる。でもガラケーなので画面は小さいし、よく撮れてないし、老眼だからあんまりわからないって笑われました(笑)
ここで見ると分かりますでしょ。あ、2枚目は多分親方しか分かりませんね(笑)
でも、とにかく坂の上の病院で「できもん」宣告をされたお墨付き(?)があるので、「できものだから検査して〜」と言われたと言ったら、実物を見るまでもなく先生のところで内視鏡を使って検査をしてくださることに。
通常、猫さんの鼻の中に通るほどの細い内視鏡は、専門医でないと持っていないので、胃などに使う内視鏡を上手に喉の裏から鼻方面に入れてお鼻を見てくださると。
のちに専門医の先生に、主治医の先生のこの技は腕がいいって言われました。
検査はたまたま予約の空いていた翌日に決定!善は急げ。
とにかく、そんなこんなで、あれよあれよと内視鏡検査の朝を迎えました。
ま、体に負担のかかる全身麻酔は避けて通れません。通れないけどいつも本当に心配でした。麻酔から覚めましたよって言われるまで、生きた心地しませんよね。
前夜の飲食断ち・草断ちもつらいですけどね、麻酔をかける前の日は、毎回、今生の別れも想定して過ごしたもんですよ。
でね、当日朝、先生に鼻の玉を見てもらおうと思っていたのに、キャリーに散々鼻を押し付けていたせいか、診察台に上った時はお鼻から何も出ていない(笑)…猫あるあるですな。
息を吸った時に腫瘍が引っ込んじゃうことがあると先生はおっしゃっていましたが、のちに玉の性質がわかってから考えると、取れちゃったんだと思います。
とにかく朝に病院に預けて、祈るような気持ち・・・じゃなくって祈りながら仕事へ行きました。
気分は仕事どころではありませんけどね。
そして、夕方に先生から電話がかかってきました。
「麻酔からは無事覚めてますよ〜」と。まずドッと安心。
そして・・・・
「やっぱりありました〜。」と。
それも一つじゃなかったと。先生が見えた範囲では3つはあったと。
えー!なんだか次々とびっくりすることだらけじゃわい。
通常の腫瘍は鼻中隔の片側でできるので、両方の鼻からの出血はないのですが、キーちゃんの場合は、鼻中隔のさらに上にも出来ていて、それで両鼻から出血があったんですねと言われましたが、後日できもんの性質が判明した結果から言うと、できもん自体が出血性だったんです。
ま、この時点ではわかっておりません。
とにかく帰宅後お迎えに行く。
取れたものはその場で取りましたと見せてくれました。
おたまじゃくしのような、赤黒いもの。
結構簡単に取れたものと、取れなかったものがある、と。形状などもこまごま説明を受ける。
実は親方も、キーちゃんの寝床から、干からびたオタマジャクシみたいなものを一つ回収していたのを、先生に見せる。
これですよねって。
さて、ではこの後はどうしたらえぇんかいね❗
足元にあるのはき玉ですね(笑)