キーちゃんの去勢手術から数日したある日、キーちゃんがおトイレに入って「しますスタイル」を取るけど、出ないってことが起きました。
ギョギョギョ!
あ、行った。
そわそわ、ゴソゴソ、ポージング・・・しないで出てくる!
わーまただー!これは大変大変。
でも出勤前だし、つい数日前に喉がつぶれる程怖い思いをさせたばかりで、病院にまた行くのが憚られる・・・。
でも、去勢手術後に雑菌が入って膀胱炎になる子の話も聞くし・・・病院に電話して「抗生物質だけもらえませんか?」なんて無謀な問い合わせをするも、「膀胱炎とは限らないので、とにかく連れてきてください」と言われてしまう。あったりまえださ。
ということで、仕事を遅らせて、病院へ駆け込みました。
レントゲン撮った結果は、「チッコが溜まっていないから、膀胱炎じゃなさそう」と。
「もしかして、小さな石が詰まってるのかも。カテーテル入れると入院になるし体に負担がかかるから、とりあえず点滴で水分を山ほど入れて、もし小さな石なら、大量のチッコで押し流す作戦にします」と。
はい!入院を避けられるならなんでもいいです!
ということで、点滴をてんこ盛りしてもらったキーちゃんを自宅に送り届け、チッコが出るまで見張っている時間がないので、後ろ髪引かれながら仕事へ行く親方。
でもでも、万一詰まってしまい、巨大なチッコが出てなかったら、それこそ点滴の分だけ大変なことになってまう〜。
一日気が気でない・・・みんなに話してまわる(笑)
そして、万一に備え、病院が開いている時間内に帰れるように、仕事を30分早仕舞いさせていただき、飛んで帰る。
帰宅。
トイレは、トイレはー!と駆けつけると・・・
今まで見たことのない巨大な玉が鎮座ましましておりました。
はーえがった〜!!!
その後、キーちゃんのそわそわは収まり、今回は無事に切り受けたのでした。
手術後の違和感とかだったのかも〜。
なぜこんなにハラハラするかというと、チッコ出ない問題は文字通り命取りになるからであります。
チッコが出ないくらいって気にしないでいると、あっという間に尿毒症になって命を落とすこともありますので、獣医さんはおチッコが出ない異変に気付いたらすぐ来てっておっしゃいます。
この問題だけは、夜でも病院開けるって先生もいらっしゃる程。
おチッコが出ないだけでなく、トイレに何度も行くとか(残尿感)、おチッコが出るまで時間がかかるとか、おチッコ中に鳴く(痛い)なども膀胱炎を疑うサインです。
寒くなると水分摂取量が減ってしまったり、トイレが寒い場所にあるなどでトイレに行くのを面倒がって、チッコトラブルが増えるので、これからの季節は要注意ですね。
キーちゃんはお水摂取量が少なめで、トイレの回数が少ない子で、夏場は特にほんとーにチッコが間遠になることもあったので、ヒッヤヒヤ。
まる1日近くチッコが出てないと、雨乞いならぬチッコ乞い(チッコ来い!)を始める親方です。
友達の白猫さんは、ベランダにトイレがあったのですが、マンションの大規模修繕の時に、ストレスでトイレを我慢してしまい・・・膀胱壁が裂けかけて、炎症で剥がれた粘膜だかが詰まってしまい、入院してカテーテルで治療する羽目になりました(涙)
ご家族が気づいたのは、苦しくてじっと動かなくなってから・・・。猫さんがそこまでになる状態ってよっぽど苦しかったんだと思う(涙)
間に合ってよかった!!
その子も、キーちゃんと同じ年に、血を作れない病気になってお空へ還って行きました。
ところで、システムトイレを使ってる同僚のお姉さまによると、チッコシートも1週間変えないで済むと。
え?それって、不潔じゃないんですか?・・・でも「にゃんとも清潔」って謳ってるしな〜。
(システムトイレを使ってる皆さん、すみません、使ったことがないので単純にそう思いました。無礼な非難ではありません〜。)
でもってそのお姉さまは、留守中にねこにゃんがチッコをしたかどうかなんて気にしたこともなかったわ、と。
ほっほう。呑気で居てはりますね。うらやましいご性格です。
なるほどなるほど、そりゃ1週間もシートそのままでよければ、シート替えたてでなければ、チッコが出たかどうかはわかりませんね。
親方は性格的に無理なので固まる砂です(笑)
砂のトイレでしたら、留守をしていても、チッコ玉の数でサイクルや異変がわかりますし(うちは多頭でないため)。
でもシステムトイレの利点は、シートを敷かなければ、チッコが下にたまるから、病院にチッコ持って行く時楽ですよね。
うらやましいわ。
神経質だったり怖がりだったりする子のチッコは、皆さんどう取っていらっしゃるんだろう。
親方のアイテムは次回に!