キーちゃんが心の底から拒絶しなさった目薬をもらって1週間位しても、はかばかしくないどころかなんだか悪化しているし、とにかくほんっと〜にイヤみたいなので、それはお互いのストレスになってしまう為、内服薬への変更をお願いしに行くことに。
その日は日曜で、病院は日曜は午前のみの診療。
その朝はチームメイトと潮干狩り(笑)の約束があったのですが、ま、場所は近いところなので、潮干狩りをキーちゃんの病院に合わせて切り上げてもらう(チームの時間を左右する指揮官キーちゃん↓)。
そして、キーちゃんなしの親方のみ病院に滑り込んで、事情を話して内服薬(抗生物質と抗ヒスタミン)に切り替えてもらい、ハァ〜これでもう今度こそ一安心と胸をなで下ろしました。
で、帰宅して、早速キーちゃんに食後のお薬を。
もちろんスーパー投薬術↓で、何の問題もなく服薬していただく。
水管がニョロ〜って出たり、ピューピュー水を吹く貝たちに興味津々のキーちゃん。時々サウスポーのお手手をちょちょいって出そうとするけど、貝は猫さんには危険だから注意して見守る親方。
至福の一時。
その後、抗ヒスタミン剤の影響で、眠くなりマッタリしてくるキーちゃん。
やれやれで一安心の親方も休憩。
・・・状況が一変したのは、服薬後2時間ほど経った頃でした。
キーちゃんがにわかに起き出し、トイレへと向かう。明らかに様子がおかしい。
そしてトイレの縁から、中に向かって泡を戻した(キーちゃんは気持ち悪くなると、間に合えばトイレで戻そうとしました)。
その後、落ち着く間もなく泡を吹き出す。もう苦しくってお部屋のあちこちを走り回っては、発作のように泡を噴出!
仰天する親方。
薬だっ❗
合間合間にお口を拭くけど、そんなの間に合わない発作の波が来て、そこら中に泡が飛散。
体も部屋中も泡だらけ!
おさまらない吐き気の波(涙)
大急ぎで病院に電話するも、もう午後だし、何度かけても留守電で繋がりません。
親方はキーちゃんが死んでしまうと思いました。
その位、狂ったような時間が流れました。
親方ができるのは祈ることだけ。だけど心が動揺しまくっているので、きちんと祈れないので(涙)、電話でシスにサポートをお願いしたりしながら、とにかく様子を見守るばかり。
2~3時間経ったところでようやく発作が静まって来て、まだ気持ち悪くてよだれがおさまらないながらも、クロゼットの中でじっとしているキーちゃん(その後も具合悪い時に入る場所の一つでした)。
発作の間に、日曜午後でもやっている病院を見つけて、電話をしておいた親方は、ここぞとばかりにキーちゃんをキャリーに入れて、ひたすら走る。
歩いて15分〜20分くらいの坂の上の病院。この時はまだリュック型のキャリーを持っていなかったので、とにかく腕に食い込むキーちゃんの重たさよ。
でも足を止めることなく、とにかく疾走したのでした。
チャリがなかったし、タクシー来ないし、タクシー捕まえに駅まで行ってる足で駆けて行った方が早いという判断。
キーちゃんが初めて見る地域の景色だね〜なんて話しながら(←動揺していないエネルギーを出そうとしている・笑)、髪を振り乱してひたすら走る!
キーちゃんは結構落ち着いて来ていて、初めて見る街を、揺れるキャリーの隙間から眺めていたのでした。