さて、話はキーちゃんの闘病に戻ります。
ある日、仕事に行こうとして、行ってくるねの挨拶を窓辺のキーちゃんにしに行ったところ、キーちゃんのお鼻から、なんか薄赤茶色のものがたれているではありませんか・・・
え・・・・?
心臓ドッキリです。文字通り心臓凍ります。
で、トイレットペーパーでお鼻を拭いてみる。
薄赤茶色の液体です。
猫の目やにって赤茶色ですよね。
親方は鼻血じゃなくって、涙が鼻から出たものだと思いたかった。そうであってくれ〜と思いながら、もう心臓はドキドキです。
猫の鼻血を見たのは初めてだったんですものー!(事故以外で)。
しかもその日は、またまた主治医がお休みの日。がーん。
後で聞いたら、お休みでも日中は当番の先生がいらっしゃるそうなんですけどね(入院の子もいますもんね)。でもそんなこと知らないので、職場に一報入れ(たまたま午前何も入っていなかったのでラッキー)、またまた坂の上の病院まで駆け上がりました。
でもその時はもう鼻血は出ていなくって、先生も、猫風邪などで炎症がひどいと鼻血が出ることがありますよーと言い、まあお薬は飲んだ方がいいでしょうが、主治医でないので、主治医の先生に言ってくださいと言われて、その時は特に処方もなかったような(記憶が曖昧・・・明細を遡れば判明しますが遡りません・笑)。
ま、その後鼻血が出ていなかったんで、ホッと一息、キーちゃんを置いてその日は仕事に行ったのですが、翌日一人で主治医の元に相談に行きました。
で、お薬で戻したことも言うと、その先生は、「レスタミン(抗ヒスタミン薬)で吐いた猫はいない」とおっしゃる。
そして抗ヒスタミン薬に副作用があるとしたら、眠くなるくらいで、人間のアレルギー薬と同じだってことや、動物の車酔い予防にも出すくらいの軽いものなので、それで吐くなんてことはないって断言されるんです。
で、たまたま吐いたことと重なってそう思っちゃったんだろうけど、なんてことまでおっしゃったんですけど、イエ!絶対あれは薬です、紛れもなくレスタミンのせいです!と譲らない親方。
だって、飼い主は一番のホームドクター!
親方には分かります、あれは紛れもなくレスタミンのせいなんですよ!!
後で調べれば、ネットにはレスタミンの副作用に嘔吐も書いてあるし、坂の上の先生も抗生物質じゃなければレスタミンだって言ってたし、のちにシスのご近所の保護活動家さんにも、抗ヒスタミンでも戻す子いるわよと言われたりしたんで、親方は確信しております。
(だからと言って、この主治医の先生が偏屈で凝り固まった頑固頭のオレ流獣医さんかというと、全くそうではないんで、先生のこと誤解しないでくださいね(笑))
この時は先生が折れて、レスタミンでない抗ヒスタミン薬をくれましたけどね、薬はまだ飲ませる気になれず。
とにかく様子見に入りました。
しかし、その後、キーちゃんは多い時では毎日…調子がいいと3日にいっぺんくらいのペースで鼻血を出し続けることになるのであります。
※トイレットペーパーはキーちゃんの涙や鼻水や鼻血を拭くのに重宝したアイテムです。
本当なら濡らしてふきふきしてあげるのがベストなんですが、始終拭いていないといけなくなっていったもので、いちいち濡らしていられない。
そんな時、この薄いトイレットペーパーは摩擦が優しいし、かつ経済的でした。ティッシュより粉も気にならない(ダブルのフッワフワ高級ロールより、シングルのお安い紙の方がさらに粉が少ない・笑)。
いうわけで、時々写真にトイレットペーパーのロールが写っていることもあるかも(笑)
ネオのお手入れにも使っているので(お鼻・お耳・目やに・お口拭きアイテム)、写ってたらそれだと思ってください。
この記事の後、お耳やお目目ケアの話を書いてあったんですが、アロマに時間を取られたので(笑)闘病の話を先に進めていくことにします。
なので、ちょっとだけここで書きますと、
オリーブオイルは、ガッピガピのべっこう飴のようになった鼻水や、かさぶたのように固まった鼻血なんかを剥がすのに便利なアイテムです。
オイルの性質上、無理に剥がして痛い思いをさせることなく、優しくトゥルンと取れてくれます。
お水系の液体では簡単には取れない場合に重宝しますよ。
お尻にちょっぴりこびりついちゃったような💩「こびっとさん」も、オイルでふきふき。
もちろんサラダオイルでもいいんですけど、猫さんは体を舐めるので、オリーブオイルの方が健康的。
オリーブオイルは便秘の時にご飯にかけてあげたりするのも良いですよ。