聞いた直後は「悲報」って思いましたし、がっくしきましたよ、そりゃね。
だって、毛玉ちゃんみたいなお返事を待っていたんだもの(笑)。
でもね、後から親方は思いました。
今世で「キーちゃん」は、もうあの「キーちゃん」以外必要ないの。
「キーちゃん」はあの「キーちゃん」ただ一人でいいの。
だから他の個性として親方のもとには生まれ変わらないの。
もーのすごく納得だし、もーのすごくそれが二人にとってベストなんです。
とにかく、親方は必ず天国に還ってキーちゃんに会うって目標ができましたよ。
なので品行方正に生きてまいりますとも。おほ。
岩津さんはおっしゃいました。
「馬から犬に生まれ変わった例は聞いたことあるけど、馬から猫は初めて。あんまり生まれ変わったところは見たことがないです。
種の違う生まれ変わりって、ほんとに絆が深くて、何かを一緒にやりとげるとかじゃないとあまりない。
キーちゃんはお願いして生まれてきたって言ってたし、予定じゃなかった。
今回馬に生まれ変わったら巡り会えないし、一緒にいられないから猫で生まれたんだと思います。」
(その当時のお言葉です。
あれからもっともっと数え切れない程のセッションを重ねられ、いろんなパターンもご経験されていらっしゃいますね。
しかもなんと、親方の側にもお馬→猫ちゃんの他の子の例があったんですよ〜(涙)。それはまたの機会に)。
とにもかくにも、時を超えて、種を超えてまた巡り会う。
感無量すぎやしませんか〜。
岩津さんと親方は、今回のキーちゃんの病気が何故かイタリアでだけはよく見られることや、獣医さんに「馬では似たような例がある」と言われたことから、「お馬!」「イタリア!」ってどよめき合いました。
ま、キーちゃん、知ってる病気選んで引き受けてきたかもしれないけど、もうちょっと違うチョイスでお願いしたかった・・・そんのくらい大変な思いしちゃいましたから。
親方に愛を届けに、またお尻蹴っ飛ばして喝を入れにきてくれたキーちゃん。
この先の100転生くらい、もう健康な猫で生まれなさいって思います。
あんな思いは二度としなくてヨロシ。
本当に本当にほんっと〜にありがとう!
親方は、聞こうと思って用意していた生前のこまごまとした質問は、もう意味のないことに思えたので聞きませんでした。
こんなにも大きな大きなキーちゃんの愛を前にし、キーちゃんの気持ちが丸々伝わってきて、もうそれが全てだったんです。
後にあーちゃんが言ってくれました。
「爺ちゃんは愛されてるよ!
だって神様が許可されたのよ!
こんなにみんなが生まれたいって申請殺到しているのに、きーちゃんは例外なのに選ばれたんだよ。
てことは、爺ちゃんも愛されてるんだよ!」って。
「キーちゃんは会いたいために条件である難病をOKして生まれてきてくれた。
神様に、この条件でもそれでも生まれ出でたいかって訊かれて。
そこまでして会いたかった。
すごい愛だね。うん愛されてるよ!」って。
「体はしんどかったけど、日々愛を満喫して喜びの中に生きてたんだね」って。
号泣ですよ。
恋煩いの高校生みたいに胸が震えっぱなしです(今時の子も恋煩いしますよね?)。
この文を書いている手も震えるほどです。
そうなんです、ものすごく大変だったし辛いことは多かったけど、それでもキーちゃんとの闘病(共病)を思い返すと、それはそれは輝ける大冒険として甦るのです。
「愛されていることを忘れてはいけない!それはお守りみたいなもんだ。」
あーちゃんが力強く言ってくれます。
そう、愛こそ全て、想いこそ全てですね。
キーちゃんがそこまでして生まれてきてくれた想いを、あーちゃんに言っていただいた言葉を、その意味を、一生噛み締め、心に刻みつけ、片時も忘れずに親方は前進して参ります。
最強のお守りを胸に!
愛しの愛しのキーちゃんや。
来てくれてありがとう。
次の子と一緒に幸せになるからね。
それがキーちゃんとの約束。
そして最後の10分で、他の子達のセッションを駆け足でしていただきました。
この模様は次回にご紹介しますよ〜!
↓こちらはキーちゃんと生前に会話した時の模様です↓
つづく