すみません、先にお断りしておきますが、タイトルからして盛り沢山ですが、またまた長文になってしまいました(=^x^=;)
・・・・・・・
さて、キーちゃんとの2回目の会話で、遠くの病院で手術することについてどう思うか、きいてみました。
どっかで、「僕、がんばるよ」とか言ってくれるのを予想(期待)していた気がします。
ところが、キーちゃんはしばーらく考えたあと、ぽつりと言いました。
「僕の体力が持つか、自信がない」
わわーん(泣)
キーちゃんがこんな発言をするくらい弱っていることに衝撃を受けました。このがんばりやがこんな弱音を吐くくらい、本当にしんどいんだな・・・・
しかし、キーちゃんは続けました。
「でも、爺ちゃんの気持ち、よくわかるよ」
そして、キーちゃんの体には負担になって大変かもしれないけど、成功したら楽になること、その先生にお願いしようと思うことについて、
「うん、わかったよ、うん、うん」と。
親方のために言ってくれちゃったんだとは思います。
「キーちゃんがお爺ちゃんになった時に、笑いながら思い出話をしようよ」って言ったら「うん、わかった」って言ってくれました。
気を遣わせたね…。
でもキーちゃんは、元気になってまた一緒に鬼ごっこやかくれんぼをしようねって言ったら、ひときわ嬉しそうに、元気いっぱい「うん!しよう!」って言ってくれました。
一緒に遊ぼうって話をした時、キーちゃんの顔はそれは嬉しそうにパッと輝いたそうです。
外科的なものと、免疫力を高めることの両方の治療をしていくことに関しても、キーちゃんは同意してくれました。
そして、先生にお任せしようねって言ったら、
「うん、頑張ろう」
って言ってくれたんです。
「頑張る」じゃなくって「頑張ろう」っだって。
二人は一緒だから、一緒に頑張ろう、なんだよね(涙滂沱)
ついでに、どこで寝るのが好きか聞いてみました(見てりゃ分かるだろうとお思いでしょうが、本人はどこが一番と思っているのかなって思いましてね)。
そしたら「お外」と、「爺の足元!」って。
はい、お外は大好きね。
で、足元・・・足元?
足元にそんなに居たっけな?ってその時は思ったんですけど、よくよく考えてみたら、キーちゃんは足フェチでした。
写真を見ても、足の間で寝てばかりです。
「足元」って言われて抱いた親方のイメージが違っただけで、紛れもなくキーちゃんは親方の足周辺=足元で寝るのが大好きでした。
アニマルコミュニケーターさんは、動物たちが送ってくれるイメージや感情を、いわば翻訳して伝えてくれます。
なので、外国の猫とコミュニケーションする時にも、別に英語はいらないのです。感情は世界共通でしょ。
翻訳する時に、コミュニケーターさんの性格や表現力などは無論表れます。
といっても、コミュニケーターは中立で、自分の感情や思考は捨て去って、彼らの気持ちを受け取ることに徹します。
↑プロでもここ、時に難しいそうですよ。
だからあんまりにも前情報が詳細だと、どうしても先入観が影響しちゃうみたいです。
かと言ってちょっとした前情報は大事なんです。ある程度わかっていると、受け取った時の感情や状態が何に結びついているのかをコミュニケーターが捉えやすく、彼らと話を進めるのがスムーズだったり、飼い主さんにも伝えやすくもなるからです。
バランス、難しいですね(笑)
ま、どんなお仕事も、お金をいただく=プロっていうのは厳しい世界だとは思います。
その中でも、アニマルコミュニケーションに限ったことではなく、臨床心理の世界なんかにも言えますが、目に見えない世界を扱うのって、「虫歯が原因で痛いんですね、では抜いちゃいましょう」っていうような、相手に示せるはっきりしたエビデンスがある訳ではないので、難しいものだと常々思います。
クライエントさんの性格や、何を求めてきたのかや、飼い主さんの自発的なモチベーションのレベル=問題解決に取り組む意欲がどのくらいあるのか、アドバイスだけひたすら欲しい依存的な方なのか等々によっても、クライエントの受け取り方一つで、いいセッションだったかどうかの捉え方も変わる世界です。
相手にとっていいセッションであることはベターでしょうが、飼い主さんにどう思われようと、そのアニマルちゃんのためにその子の思いを伝えるのがベストなセッションですよね。
時に飼い主さんが受け容れられないこともあるでしょうし、どう伝えて良いかわからないくらい辛いセッションもあるでしょう。
とにかくその位覚悟のいる世界である一方で、「開業」に資格試験がある訳でもないので、「開業しよう」って思える基準はコミュニケーターさんそれぞれに異なっているのが現実だと思います。
要はコミュニケーターさんがどのくらいの心構えで生きているか(!?)によって、セッションも全然違ってくると言えるかもしれません。
(もちろんね、試験がある資格でも、資格はスタート地点に過ぎませんので、その先は個々の精進で差は開いていきますけどね)。
動物からのメッセージを受け取るとき、言葉で聴こえる方、映像で見える方、感情がストレートに入ってくる方、匂いも感じる方など、受け取り方も様々で、その人の得意分野もあるようですよ。ほとんどの方は、どれか一つだけでなく、それらの組み合わせで受け取られています。
コミュニケーションの方法(流儀)も、それぞれに異なっています。
事前にじっくりアニマルちゃんとお話しししておいて、当日ご報告してくださる方、その場でリアルタイムに会話形式で話を進めていかれる方など、人それぞれ。
ご自分に合うコミュニケーターさんを探すのも楽しいかもしれませんね。
どんなお仕事、どんな人間関係にも言えることですが、もちろん相性もあります。この要素って案外大きいかもしれませんね。
初めて出会うコミュニケーターがどんな方かによって、もしかしてもしかしたら…ひょっとしてですけど「こんなのインチキじゃ!?」って思ってしまうこともあるかもしれませんが、それ程残念でもったいないことってないので、信頼できるコミュニケーターさんに出会えるといいですね。
漱石先生がよく「心友」「信友」という字を使われてましたが、その心の友・信友である岩津麻佳ちゃんがシェアしてくださいました。
アニマルコミュニケーションを学ばれた方はもちろんのこと、初めての方・これからの方にもご参考になるかと思います↓
こちらではアニマルコミュニケーションを深めるために大切なことが語られています。
自分と向き合うこと。
内を見て己を知ること、そして受け入れること
15歳で海外に渡られ、海外在住ながら日本のアニマルコミュニケーターの先駆的存在として知られている太尾和子さんもおっしゃっていました。
一番大事なのは、自分を知ること。
技術的なことはその後だっておっしゃっていましたよ。
まさに共通してますね。
アニマルコニュニケーションのみならず、この世に受けた生をどう全うするかにも当てはまる事のような気がします。
己を知って受け容れることは、ブレない軸や信念にも繋がっていくのでしょう。
そうそう、それからね、キーちゃんはあんなに鼻がパンパンで、喉からもガチョウさんみたいな声が出てるにもかかわらず、最初のセッションを受けてからすやすやと寝られるようになったんですよ。
不思議なほどすやすやと。どっから息してんの?って思いました。
それはね、太尾和子さんは「アニマルコミュニケーションはイコールヒーリング」だともおっしゃってましたが、実はみゆさんにはヒーリングもお願いしてあったんです。
あんなに苦しい状態で、こんな風にリラックスして寝るのを見たのは久しぶりでした。
みゆさんには大感謝です。
太尾和子さんについても、いずれまた書かせていただきます。
さ〜て、それではいよいよ専門医のところに出陣と参ります。
足フェチ↓