まずはオークどうぶつ病院さんHPより転載させていただきます。
猫の甲状腺機能亢進症について
高齢猫で気をつける病気として、甲状腺機能亢進症があります。甲状腺機能亢進症は、のどの下にある甲状腺という臓器から甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病態を言います。1979年に最初に見つかって以来、近年、特に日本での発生が増えている病気です。
高齢の猫にとても多い病気です。日本のいくつかの調査で、10歳以上の猫の約8%が甲状腺機能亢進症だったという報告があります。キャットフードの普及とともに増えており、フードの中の内分泌かく乱物質やヨウ素の含有量、環境中の化学物質など、様々なものが原因かと疑われていますが、ハッキリとした原因は特定できていません。
(略)
・ 年の割にすごく活発だ。
・ 怒りっぽくなったり神経質になった。落ち着きがない。
・ よく鳴くようになった。
・ 食べるがやせてきた。
・ 食欲が落ちている。
・ よく吐いたり下痢するようになった。
・ 水をよく飲む。おしっこも多い。
・ 毛ヅヤが悪くなった。毛づくろいをあまりしなくなった。
・ 息遣いが荒くなった。
さて、2018年に書いた記事です。loveofcats.hatenablog.com
続編です。
他の獣医さんは、8歳以上の猫さんによく見られると書かれていますので、アラー、今やねちゃんもシニアのジュニアの初級の序章くらいに突入していますので、まさにその域だわ、ということで、昨年よりヨウ素低めのお食事もサイクルに入れてございます。
ボジータ ドライフード/キャットフード(BozitaFeline)
ねちゃんもちょ様も食いつきいいです。大好きです。
ただし歯のないねちゃんには大きいので(平たいから食べられなくはないですけど)、ハサミで割ってからあげております。
(病気の子はヒルズのヨウ素を非常に低く制限した療法食がありまして、食事療法だけで臨床症状が改善される場合もあるそうです)。
ご参考までに。
ヨウ素(ヨウド)の少ないキャットフード - Bros.のコラム | 無添加のドッグフード・キャットフードならPet Shop Bros.
シニアになっていくにつれ、甲状腺に限らず、腎臓やら糖尿やらなんやらかんやら、予防も兼ねて、その子その子の体質にあったフード選びがますます重要になっていきますね。
ただし、何事もそればっかりはNGですことよ。