全員に読んでほしいシリーズとしては、最近藤田先生の名著をご紹介しました。
余談ですが、最近の親方周辺は、ひそかな野鳥観察に各自ハマってます(みんなただのシロウトなので、バズーカはおろか、望遠のちゃんとしたカメラなんぞも持ち歩いておりません。両の目でしっかり見るのだ、リアルタイムで生きるのだ)。
藤田先生とも鳥かわい〜って癒されあってます。モズかわい〜エナガかわい〜アオジかわい〜。
最近は春になり、カワセミがつがいになってたりなんだり、幸せが相次いでおります。
さてさて、今回のすべての方へオススメする書籍は・・・
いや〜これ、面白いです。
前述の自然療法家の先生からいただいたご本です。
これね〜近年の甚大な土砂災害の起こる理由が明かされています。
そんなん、コンクリで山の表面固めたり、堤防造っても災害食い止められないわけだ。
あとね、先生言ってたけど、何メートル以上の道路には助成金が出るとか(あ、これ親方的受け取りなので正しくないかも、そんな感じのこと)、それで必要以上に山(森)の中に大きな道路作っちゃうこととか。うーん、政治だ、利権だ。
ほんと造園や建設に携わる方だけでなく、政治家の皆々様、これ絶対一度は読んでほし。
この地球の、命の仕組み、土中環境の仕組みを知らないと、日本の大災害はなかなか止みませんわ。
とにかく、素人の親方がヘドモド説明するより、手っ取り早くお読み下さい、なのだ。
マザーツリーの話とかね、面白い。
それこそ、虫と話が通じるの?って驚いている方も読まれたら良いと思います。
菌も木もみんな情報交換しているし、話通じるんですよね。
良質な豊かな森をつくっていかないと、親方の大事な海の資源も貧しくなるし。大変大変。
そういえば、この間テレビで真鶴の漁師さんたちが、海を豊かにしてくれる原生林を「お林さま」と呼んで大切に守られている話をしていたけど、昔の知恵はこういうこと普通に知っていたのに、近現代は何か大事なことを置き忘れて進化してしまったんだな、きっとね。
土中環境を読んで、地球も生き物も人の体もみんな同じと思いました。
水脈がちゃんと通って酸素も巡って栄養も巡らないと、腐って枯れて死んでしまう。
血管にサラサラ血が流れていること、健康には欠かせませんもんね。
人も地球も健康が土台。
健全な肉体には健全な魂が宿るわ。
グローバルな視点を持つ聖君の志を持つ環境大臣、求む。