ユング師は人生の前半は「自我の確立（ego-formation)」、後半は「自己実現のための時間(soul-making)」であると唱えました。
前半は仕事を見つけたり社会に適応する時期。
後半はその先に待っている「あの世」を含めた生き方をする中で、さらに自己実現をしていくのが大事になるわけですね。
それを受け、あの世にegoは持っていけない、持っていけるものはsoulのみと唱えた精神科医もいらしたと。素晴らしい。
この「自己実現」が難しいところで、自分が偉くなるための自己実現、自分が満足するための自己実現ではなく、真理を伴い天意に則った自己実現でなくてはならないというのが、地上に生きている肉体人間にはなんとも難しいところ。
自分では世の中のためになることをやっているつもりで、実際行動もしていても、本当のところでは自分を認めてもらいたいという無意識の欲が働いている場合は、残念、NGらしいです。
でもそれ自分では気づいてない場合もあって、人間の修行は厳しいのだす。
また、あの世にsoulを持って帰る時、そのsoulは美しくないと天上に帰れないので、透き通った誰に見られても恥ずかしくない想いだけで生きないとならないのですが、でもそんな清らかな想いだけを抱いて生きるのも、まだまだ現役生活をしている地上人間にはなかなか難しい・・・未熟な親方よ。
一日の心の声をノートにしたら、自然界や好きな人たちとだけ過ごせている日々ならいざ知らず、おかしな社会でおかしな人と（と書いている時点ですでにアウト🤣）働いていたりしたら、ついつい愚痴なる心の声が漏れることもあり、悪態の一つも（一つで済むかもわからないが）ついていることもあるかも知れないわけでしてね😆
もう人生後半に入り、あの世を見据えた心の点検を本気と書いてマジでしていかないとならん世代になり、反省しても反省しても追いつかないような気がするけど、反省しないと消えないから、反省するしかないのでありますが。
前回生まれた時よりも少しはマシになって帰りたいと思うけど、そうなるには結構な努力が必要な気がしますが、まだもう少し時間はあると思うので、なんとか進んでみようと思う酷暑のお盆。
「もっとうまいもんだせ〜」くらいしか悪態つきません
まっすぐ天国に帰ります
