カモシカの生きる高山地域は植物が少ないので、一つの植物を一度にたくさん食べちゃわずにちょっとずつあちこちを食べて、餌となる植物が絶えないようにしていました。
そんな生きるための知恵を知り、涙ちょちょぎれそうになったのは親方だけではないでしょう。
ところがそうした努力の生態系をいともあっさり壊して行ったのが・・・鹿でしたね😅
今までやってこなかった高山地域にまで足を伸ばしてきた鹿たち。
鹿は上も下も縦移動できるので、植物保存の忖度は不要。そこにある食べ物を食べ尽くしたら次へ移動すれば済むわけで。
しかし横移動しかできないカモシカからしたら、生きるか死ぬかの大惨事😭
実際、餌の減少でカモシカも減少してしまいましたしね。
今まで大切に大切に先祖代々守ってきたご飯が、あっという間に食い尽くされてしまう悲劇、現在進行形。
前回ブログのように、自然界は深刻さと無縁でも、カモシカとしては将来も含めて計画的にご飯食べてるのに、え〜それはないよ〜って感じですよねえ。
さらには鹿が高山に移動したのも、結局は低地だと人間の罠にかかって命を落としてしまうからという理由があったのも切なし。
鹿の増えすぎというよりも、人間の増え過ぎが問題だったのか・・・
地球の豊かな自然がバランスよく生き残っていく道を探りたいものです。