チョさんは高齢になり、一時は7キロ近くあった体重も徐々に減って来ました。
この数年は、高齢猫恒例の腎臓・甲状腺問題はそれなりにあったのですが、去年の八月にご飯が食べられなくなってしまいました。
気持ち悪いのかお口をくちゃくちゃしたりして、歯の根腐れ問題もあったので、歯かな、内臓かな、なんだかお腹も膨れているようだ、などと家族はハラハラドキドキ。
おしっこも真っ黄色でしたそう。
どうにもピンチってなった時、病院がちょうどお休みの日で、前通ってた病院もお休みになっていて、とりあえずヒーリングとお家介護で乗り切って、病院が開いたらすぐ連れて行くことに。
腎臓は進んでいたものの、それよりも何よりも黄疸が出ていて・・・とりあえず肝臓の腫れをステロイドで抑え、吐き気どめやお薬や水分補充や、ついでにボロボロの歯も抜いてもらって、結果、高栄養フードも活用しつつ、チョさんもそれなりに落ち着いて来てくれて、食欲も少しずつ回復しました。
その後黄疸も改善されたので投薬だけになり、とはいえお薬もなかなかシスでは服用が難しいということで、あげたりあげられなかったりなれど、チョさんがいらないっつーことだねってことで(黄疸の再発が怖いのでシス的にはお薬はあげたいけど、あげられない日もありつつの)、ともかく日常を取り戻すことができました。
この時の急変の理由は、閉塞性胆管炎でした。
胆汁の出口が詰まって黄疸になってしまったそう。
糖質が厳禁なのでチュールもだめってなったけど、その後チョさんは時々食欲がなくなることもあったので、栄養と食欲のためには、あまり気にせず食べたいものをあげる方針に。
この時親方が勧めたのが、ステロイドをとるならマコモでの排毒と、あとはビワの葉温灸(バランスαは単独で飲むようにはなっていたけど、チョさんの場合石ができやすいので、途中でやめたんだったかな、忘れちゃったけど笑)。
チョさんは腸にもしこりらしきツブツブはあったんですけど、もし腫瘍だとしてもチョさんは高齢なので何もしないっていう先生の方針、ありがたかった。
というのも、猫の腸の腫瘍はほとんどの場合悪性だそうで(乳腺腫瘍もそうですね)、、、だけど切ったりしないと案外永らえることができるというのが、長年の先生の経験で。
それわかる〜。
この先生は動物本来の力を信じるというか、様子見で有名?な先生らしくって。
すごくいいですねえ(もちろん治療をしてくれないってことではありません、その猫その猫に合わせて過度な治療をされないってことね)。
また甲状腺についても、「できるだけホルモンはいじりたくない」という先生の方針で、積極的な治療をしないのもチョさんには良かったんだと思います。
そんなこんなでチョさんは見事復活を遂げてくれて、アジを焼いていれば後ろから母を襲ったり、お水をじゃぶじゃぶかいたり、楽しい猫又ライフをエンジョイできるようになったのでした。
実はこの時の急変、炎症マーカーが死んでいてもおかしくないレベルだったとのことでした。
チョさん、あの夏復活してくれてありがとう。