キーちゃんは春に旅立ちました。
あれから6回目の春がやってきました。
そしてネオはどうやら春に生まれたらしいので、キーちゃんの旅立ちの日を誕生日にし(生年は違います)、めでたく推定7歳になりました。
無事に7歳ありがとう♬ あと20年はご一緒によろしく❤︎
季節が巡るごとに、その季節季節の思い出が蘇ってきた毎年。
真冬の早朝、鵜がたくさん飛んでいたら、キーちゃんと共に毎朝眺めたのを思い出す。
潮干狩りのシーズンは、お薬が合わなくて凄まじい事態になってしまった悪夢の始まりを。
夏の嵐にはセンターまで行って検査しに行ったあの日を。
秋風が立つ頃は、病院に寝泊まりしていた日々を。
ウンヌンカンヌン・・
季節ごとの風の匂い、お天気、日差し、街の行事・・そういうものを感じるたびに、考える前に自ずと蘇っていた思い出や当時の心持ちが、年月を追うごとにだんだんと強烈ではなく、違う心持ちで思い出せるようになっていっちゃうんですよね。
それが、歳月が流れたというか、時間というお薬が効いたということなのでしょう。
どんな1秒も一瞬も忘れたくないと願っても、忘れていくのが人間で、そしてその間に新たなたくさんの出来事が積み重なっていき、幸せも喜びもどんどん待ったなしで積み重なっていくのが人生。
その幸せや喜びを、どんなに大変で苦しい時にも、一緒に過ごしながらもたらし続けてくれる相棒に、ただひたすら感謝の毎瞬毎瞬です。