親方は昨日夏休みで念願の鳥博へ。
日本で唯一の鳥専門の博物館だそうで、関西など遠方からわざわざ足を運ぶ鳥好きさんも多いとか。
こじんまりしているけど充実の展示。
そして展示についている説明文がいちいち詩情を感じさせたり、心温まる表現だったりで、学芸員さんたちの愛がいたるところに散りばめられていましたよ。
掃除をされていたお姉さまとも仲良くなり、手賀沼の四季のこと、裏山で巣立つフクロウのこと、柏と我孫子の野菜の違いなどなど、いろんなお話がきけたのも楽しいお土産となりました。
ニュースでご覧になった方もいたかもしれませんけど、茨城のペットショップから2年前に逃げ出したミナミジサイチョウという巨大なサバンナ生息の絶滅危惧種を、お姉さまのご主人は二回も目撃されたそうで、鳥博で働いているお姉さまに「この鳥何?」と写真を送られましたが、お姉さまは「ただのキジじゃん」って言ったそう😹
その脱走鳥も今や捕獲され、ファミリアという名前もつけてもらってます♬
ファミリアちゃんではないですけど、ミナミジサイチョウの剥製も鎮座ましましてましたよ。
10ヶ月間空を飛んだままのアマツバメのこととか、水鳥がどうしたら沈むのかとか、トキの繁殖期の婚姻色の変化の仕方がトキだけに見られる珍しいものであることや、不思議の国のアリスでおなじみのドードーの悲しい歴史とか(あれこれ気になるでしょう、気になりますねえ😁)、とにかく夏休みの研究をどうしようか考えてるお子様たちにももってこいの施設と思うけど、緊急事態宣言出ちゃったからしばらく休館なのかしら?(わからん)。
そんな鳥たちからのメッセージをば。
鳥にとって人間とは、「賛美者であって敵」であってはならないよね。
どんな動物たち、自然に対しても同じこと。
人間のはしくれとしては心したいです。