って、お師匠が言ってました。
まったくです。
人はサプリとかなんとか療法とかで、始めた時には調子が良くなったりして成功体験が起きるので、その後もずっとそれに頼ってしまう、もしくはやめるのが怖くなります。
でも、調子が悪いところを補うためのなんとか療法とかサプリなので、良くなったのにずっと続けてたら、それは体にとっては過剰になったり不要になったりしちゃうわけなんですが、そこに気づけないとずっととり続ける(やり続ける)ことになります。
ずっと続けると、体は慣れて来て効果も薄れます。
必要でないものの蓄積は、いずれ毒(害)になります。
お師匠がおっしゃっていたわかりやすい例。
靴下10枚履き療法みたいなアレ。
最初は冷えが取れて、症状も改善され体調も良くなって、すごく自分には合っていると気に入る。
でも、体調改善されて冷えが取れているのに同じだけ枚数を重ねていると、今度は蒸れて来て水虫とか足のトラブルみたいなのが出る。
でもその人は「毒素が出てるんです」と言って喜んでいる。
だとするとその人、10年毒素出続けていることになっちゃう😅
いや、それ毒素ならとっくに出終わってますよってお師匠。
冷えが改善されて来たら、体調に合わせて一枚一枚脱いで行き、最後裸足になるところまで行ってこそ、なんとか療法が完了(完成)したということになる。
でも人は最初の成功体験が忘れられなくて、何枚履き=いつまでたっても自分にはいいものって思ってしまう。
そして、そうやってずっと外から補うことに頼っていると、今度は体が怠けるようになり、機能が落ちて行っちゃうとおっしゃっていました。
本末転倒〜。
例がめちゃわかりやすい〜。
親方は必要ないものは体が自然にいらなくなるので、治療中であろうともとらなくなります。
調子悪い時だけ頼ったりします。
サプリなんぞは、良くなって来たらあとはお守り用に。
お師匠は、自分で見極められる人はいいんだけどね〜、見極められない人が多いね〜とおっしゃっていました。
そして動物ちゃんは、自分でもういりませんって言葉で訴えることはできないので、一緒にいる人間が自分のこと以上にちゃんと見極めないとなりません。
基本いらないものは食べなかったりはしますものの、どうしても必要で一時的に飲んでもらいたいものもあると思いますので、それは頑張って飲んでもらわないとなりませんが、良くなってもあげ続けたり、良いものだからと言ってどんどん種類を増やしていくことは決して体のためにはなりません。
良いものでもたくさんのものを同時にあげすぎると互いの効果を弱めることもありますし、いわゆるところのサプリの場合は、メインの含有成分以外の要素もあり、信頼できる原材料とか製品かどうかの見極めも大事です。
犬猫たちは体も小さいので、良くも悪くも影響は早く出ます。
何でもかんでもあげればいいってものではないので、気をつけないとなりませんね。
うちは基本、毎日摂っても大丈夫なバランスアルファと、快便のための乾燥オカラパラパラ、時たまマコモもしくは大麦若葉(草を食べないのであげすぎにならない)、あとは症状に合わせてイペと田七を少しずつ交互にあげていますが、どれも食品と言ってもいいものだけです(ねちゃんからしたらイペと田七は食事じゃなですけど笑)。
「自然と離れると人は病気になる」とお師匠が良くおっしゃっています。
現代生活はなかなか自然の中で生きられるばかりではありませんので、人も動物も、せめて自然のもので自然な体を維持できたら一番ですね。
ブコメ全て拝見しています、ありがとうございます。