Love of Cats 猫たちからのギフト

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アニマルコミュニケーションにおける倫理観

いかなる職業においても、従事者は倫理観を伴ってお仕事をしていると思いますが(というか、そうあるべきと願っています)、アニマルコミュニケーションにおいても倫理は大切です。

講座等で習われる方は倫理も講義に含まれていますし、独学でもローレンさんのご本なら、倫理の話に一章費やされています。

 

特に資格試験などのないこの世界は、以前も記事にしましたが、どのラインでプロになれるという目安はないので、自分で決めちゃっていい訳です。

こちらの記事↓

loveofcats.hatenablog.com

 

理子さんが「話せることとプロになることは違う、これだけは勘違いないでほしい!」って熱くおっしゃていたことにも共通するのですが、プロはプロとして日々精進し研鑽を積まれていらっしゃいます↓

iwatsuasaka.blog.fc2.com

 

そういうライセンスのない世界で、お仕事として活動していくなら、とりわけ個々人の倫理への自覚が大切になるかと思われます。

例えば、ACのお御所ペネロペ・スミスさんの倫理コードはこういった感じ↓

倫理規定・基本姿勢 - そうだ 動物に聞こう ~アニマルコミュニケーション~


こちらのコミュニケーターさんはローレンさんの倫理を使われています↓

アニマルコミュニケーターとしての倫理とモラルを大切に


許可を得ないでコミュニケーションしませんよとか、病気の診断はしてはいけませんよ、とか、そういうモラルを学びます。

人様の子を勝手にコミュニケーションしてくださいって言っても、受けてはいけない訳です。

当たり前ですね。

 

もし人間ならどうでしょう。

人間の心理臨床場面でいうと、親が息子夫婦の不仲問題を相談に来て、息子夫婦にアドバイスしたいのでこの夫婦どうですかといっても、その相談は受けられません。

息子夫婦ご自身の意志がないからです。

こういう場合に受けられるのは、「息子夫婦が不仲で親として困っている親自身の相談」です。

本人の意志、本人の許諾、そういったものがなければいけません。

もしACを人間のコミュニケーションに用いてほしいとお客さんが言ってこられたとしたらどうですか。

夫の浮気相手の写真持ってきて「この人は何を考えてるんですか」とか、好きなアイドルの写真持ってきて「この人に僕の想い伝えてください」とか言われても、ACしてはいけないですよね。

家族の間でもそう。夫と妻、親と子といえども別の人間。

尊重されるべき意志、守られるべき人権があります。

見えない世界だからこそ、倫理観は強く持っていないと、境界線がわからなくなってアヤウくなってしまいそう。

 

自分が黙ってテレパシーでコミュニケーション取られようとしていると分かったら、やっぱりやだもんなぁ〜。

 

アニマルコミュニケーションは、テレパシーでの会話を普段行なっている動物たち(植物や石もそうですけど)、つまり共通の言語を持たない生命と人間との間で会話するためのものです。

もちろん人間もテレパシーでの会話は可能なのですが、心の王国はその人のものなので(もちろん動物たちもですけど)、許可なく勝手に立ち入ることはできないシステムです。

(許可があればもちろん大丈夫です)。

 

和子さんのブログからの一部抜粋です。

私たちがテレパシーを使って動物たちと話をするのは、私たちには動物の言葉はわからないからです。犬が吠えたり猫がにゃあと鳴いたりしても何を言っているかわからないけれども、この宇宙には様々な種類の生命の共通の言葉としてテレパシーがあるのです。だからこそテレパシーを使ったコミュニケーションで動物たちを理解し、彼らの存在、生きている原点などについて動物と話すことができます。でも、人間の赤ちゃんは生まれてすぐには話せませんが、成長とともに単語をピックアップして覚えていき、やがて人間の言葉を話し始めます。それに応えるためには母親はテレパシーに頼るのではなく、言葉やふれあいを通じてもっと直接的にその子と関わっていくべきだと思います。

(略)

前にも書いているように、小学校高学年から中学生くらいの年齢になった子どもが、学校や家庭で問題を抱えていたり、または両親との関係がうまくいかなくて苦しい思いをしている場合に、その親子の間に立って何らかのお手伝いをしたいということは理解できます。そのために、テレパシーコミュニケーションではなく、チャネリングとしてスピリチュアルカウンセリングを行うことには私は賛成です。でも、父親でも母親でもない全くの第三者が胎児や生まれたばかりの赤ちゃん、またはすでに言葉がある程度通じる4才位までの子どもの心にコネクトして、テレパシーであれこれ話すということに、しかも経験の少ない未熟な人たちがそれをすることに私は驚きと強い怒りを感じます。そしてそれはとても怖いことだと思っています。そういうことよりも、もっと親が子どもと積極的に言葉を使ってコミュニケーションし、親子の親密な関係を築くようにしていくべきだと思います。

 (全文は赤ちゃんとのテレパシー会話についてのお話です。強い想いが込められているので、内容の受け取り方は様々でしょうが、熱い矜持をお持ちの和子さんらしい文面だなと感じます。)

 

チャネリングやリーディングは、高次の存在から情報を頂いたり、相談者と別の問題となる方の心に踏み込まずとも、その方との関係性にまつわるあれこれがいろいろな方面から見えちゃったりする訳で、またACとは違うでしょうネ。

その辺りは専門家に譲りましょう。

(コミュニケーターさんの中にはそれらの能力を併用されている方ももちろんいらっしゃいます)。

 

どんなお仕事にも責任は伴いますよね。

安全基準の数値を操作とかしちゃいかん訳ですよ。

話がずれていくので、親方のお話はここまで。

 

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じーちゃんは僕を豆柴みたいとぬかしよる