某有名美女コミュニケーターさんより、キーちゃんの発言が親方に合わせて昭和だってお声いただきました(笑)
バリバリの平成生まれのキーちゃんですけど、心は親方と通じていますからね、昭和に染まってるんですね。
↑こちらの記事で、「迷子や生死は別の理由がある」という話をお書きしたところ、「知りたいー」ってお声を複数いただきましたので、そのことも含め&それ以外のことも加えて「ACで迷子はなんで難しいか」ってお話をざっくりとお書きしますね。
それ以上にお知りになりたい場合は、がっつり学ぶ方向へお進みくださいませ。
①当然ながら一箇所にじっとしていない訳で
はい、動物さんは誰かに保護されちゃわない限り、当然ながら一箇所にじっとはしていない訳で、コミュニケーターさんが得た情報を教えてもらって、そこから探しに行ってもガンガンタイムラグがある訳です。
それでもその辺りをうろうろしていたり、その辺りのお食事どころを見つけているなら出没してくれる可能性も高いですが、縄張りを追われ追われたり、ひたすら移動してしまうと、当然そこを探してももういない訳です。
②特に猫さんは、数日でサバイバルモードに入る
昔のように外と家を出たり入ったりしている猫は、家の近くの外で会っても「よぉ、親方!」って感じかもしれませんが、それでもその昔、うちの猫を家から離れた場所で見かけたので声をかけたら、「見られた!」って感じでそそくさとどっか行っちゃいました。
お外に出ている猫さんですらそんなですから、室内で暮らしていた猫さんは、いきなり外に出たらもうとんでもなくパニックな訳で、人間家族ですら怖い赤の他人みたいになっちゃうこともしばしばです。
海外のコミュニケーターさん(国の軍用犬のお仕事やオリンピックのお馬さんのお仕事もされている方)は、「猫は数日でサバイバルモードに入る」とおっしゃっていました。
思いがけずお外に逃げちゃっても、案外と家の近くに潜んでいることも多いそうですが、飼い主さんの声が聴こえても、じっと身を潜めて姿を現さないことなんてザラにあるそうです。
迷子捜索のサイトなんかでも「ようやく見つけたのにその子に声をかけたら逃げられた」って話も多いですね。
まさにそれです。
身を守るモードに突入すると、飼い主さんでも捕まえられないことがあります。
「家の近くにいますよ」ってコミュニケーターさんが言っても、どうしても現れないんです。
それでも、飼い主さん自らと、コミュニケーターさんを通して「帰ってきてほしい」旨を伝え、愛を伝えることはできます。
③飼い主さんがひっきりなしに連絡してくる
迷子捜索は一回のコミュニケーションで終了することは少なく、「あそこに行ってみたけどいなかった」とか、「この場所が見てくれた場所ですか」など、次々と確認や新たな情報を求めて夜でも昼でもひっきりなしに連絡を取ってこられる方も多いそうで、コミュニケーターさんの時間とエネルギーが取られすぎてとても大変です。
④真に中立性を保てるか
飼い主さんの想いが強く、ひっぱられてしまうことがあります。
そりゃね、迷子になって帰ってこない愛する子への想いが強くないはずはないので、仕方ないです。経験があるので痛いほどわかります。
なので仕方ないことなのですけど、あまりに飼い主さんの強い想念が邪魔をしてしまい、コミュニケーターが正しい情報を受け取れないこともあります。
そして、コミュニケーターが「見つけてあげたい」と思った時点で、もう中立性を保てていないと大御所がおっしゃっていました。
中立性を保てていないということは、結果を保証できないということだと。
⑤見える情報が断片的
彼らは番地を告げたりすることはできませんので、猫さんなり犬さんなりから送られてくる情報から絞っていくのがなかなか難しい。
視線も低いですし、草むらばかり見えても手がかりにはなりません。
コミュニケーターさんはできるだけ見える景色を拾われ、目安になるポイントを探されますが、橋とか信号とかビルとか見えても、特徴がないとなかなか断定するのも難しいですよね。
ただし、彼らの見た看板などから字が読み取れたり、町名の音が聞こえることもありますし、突拍子もない情報に思えることもポスターだったりすることもありますので、彼らから伝わって来るすべての情報が大事だそうです。
ダウジングを組み合わせて範囲を絞っている方もいらっしゃいます。
⑥見ている時間が違う
以前も書きましたが、見えている情報の時間が違うと、今の情報に正しくつながらない可能性があります。
街中を疾走している姿が見えても、逃げた直後の姿かもしれませんし、そこからまたどこに移動しているのか、追って追って、大変な作業ですね。
⑦行方不明の生死は分かりにくい
迷子の子が「生きてる?」「亡くなっている?」って気になる方は非常に多いと思いますが、実はこの判別がこれまたとっても難しいそうなんです。
というのも、コミュニケーターさんがもし「あなたは生きてますか?」って質問をしたら、彼らは100%「生きてるよ♪」って答えるからだそうです!
ACの第一人者の大ベテランも、「あなたは体を出ていますか?」ときいても間違えることがあるとおっしゃっていました。
死んでいる子がまるで生きているようなことを言うからだそうです。
彼らは死んでも終わりでないことをみんな分かっていますので、肉体を脱ぎ捨てても「死んでいる」なんて思わないんです。
肉体の死=魂の死では全くもってありませんからね。
魂になっても気持ちはそのまま、からだも…亡くなりたては特に、生前の姿とそっくり同じ形のエネルギー体でいますので(時間が経つと成長したり若返ったり、その子にとっていい時期の姿に変わっていったりします)、からだもそのままです。
多くの人間はうっかり忘れている「死」=終わりではないってことを、彼らは当たり前のように認識して生きています。
彼らは亡くなっても無ではないことや、本当の意味での別れではないことを知っているので、亡くなったあとも人間さんがメソメソべそべそ引きずり続けているのに対し、結構みなさんあっさりしています。
今を精一杯生き切って、愛し切って旅立ったので、過去を振り返りません。
そこ、ちょっとがっかりする程に(?)さばさばされてます。
ちょっと話逸れますが、このことが「我が子と思えない」に繋がる代表的なエピソードかもしれません。
アニマルコミュニケーションをしてもらっても「この子はこんなにあっさりしているはずがない!」「だからこの子じゃない」って、人間家族さんの方が受け容れ難いんです。
あっさりしているつもりでもないと思いますよ。でも人間の執着とは違うんです。
もちろん人間家族が悲しんでいるのを見て、自分のことで泣いていることを「悲しい」と思ってくれたり、「もう少し一緒にいたかった」って思ってくれることもありますけど、「死」自体を哀しいとは思っていません。
「肉体の死」は「肉体の死」に過ぎないことを彼らはきちんと受け入れているので、いつまでもメソメソしないのです(たまに迷ってしまう子もいるようですけど、その例をあげるとキリがないのでここでは割愛)。
彼らは本当に「今」を生きていますね。
肉体のある「今」を生き切ったので、後悔はなく、また次の生に向けて準備をするのです。
ということで、すなわち彼らは肉体の死を「死」と思っていないので、「生きている」と答えるのです。
なので、あるコミュニケーターさんは「生きている?」ではなく、「ボディのあるなし」について、こまやかな質問で確認していくそうです。
ボデイがある?だけでは「あるよ」って答えるかもしれませんけど、「ご飯をいつから食べてないか」とか「食べてなくて平気か」とか、まあそういう細々とした質問で、その子のボディがあるかどうかをこちらが判断していくのです。
そしてそのコミュニケーターさんは、本当にどうしても亡くなっていることが間違いなく判明した時のみ、亡くなっていることを飼い主さんにお伝えになり、それ以外は生死は伝えないとおっしゃっていました。
そのくらい、「生きている」「亡くなっている」の境は、エネルギーの世界で判断するのは難しいらしいのです。
⑧迷子には理由がある
これもね、大ベテランコミュニケーターさんがおっしゃっていました。
迷子には必ず理由があるそうです。
どんなに突発的に見える出来事も、それは理由があってのことで、例えば人間家族さんのどこそこを直して欲しくて家出したって子もいて、その場合人間家族さんが直らないと帰らないとかいう事例も結構あるそうで・・・人間としてはきっつい話ですが、そういう迷子を「決意の家出」と呼んでいるコミュニケーターさんもいらっしゃいました。
その話を最初に聞いた時、うちの初代の黒猫さんは「決意の家出」だったのだろうかと思ったこともありましたが、その子は亡くなりに行っただけでした(知れてよかったです)。
とにかく、死にしても別れにしても、深いところで何らかの気づきをもたらしたかったという目的があったりするようです。
何らかのメッセージだそうです、その意味は人それぞれでも。
そして、その子に帰ろうという意志、帰りたいという気持ちがあれば、それを導いてあげるお手伝いはコミュニケーターと飼い主さんが出来ます。
「どこそこの場所で夜に待ってて」といって待ち合わせできた方も実際いらっしゃいます!
なのでもし帰りたくないと言っている子を相手にしても交渉する余地はあるといいますか、希望を捨てずに根気よくお話し合いをしてみてくださいませね。
と言います訳で、そんなような様々な理由から、迷子捜索をお受けになっていない方も多いです。アメリカでも半数のコミュニケーターさんは受けていらっしゃらないそうです。
また、迷子探しをされている方の中には、捜索能力が長けている方もいらして(それこそ、FBIとかロシアの超能力捜査官みたいな能力ですね)、そちらの能力が発揮されて(自覚の有無はともかくとして)、迷子捜索を得意とされている方もいらっしゃるそうです。
迷子探しを受けていらっしゃらない方も、その迷子さんの気持ちや理由を聞くことはできるので、そういう受け方をされていらっしゃいます。
その時、お外で楽しくやっている話や、おうちに帰る気がないって話が出てくることも残念ながら少なからずあるようですし、もちろん亡くなっていることもありますので、どんな結果でも覚悟を決めて受け容れる勇気が人間には必要になります(涙)。
あと、迷子捜索で一番肝心なのは、飼い主さんの努力です。
コミュニケーターさんが見てくれた場所を探すのは飼い主さんですし、貼り紙をしたりセンターに連絡したり、ボランティアの迷子サイトを見たり、飼い主さんからの呼びかけなど、ありとあらゆることは飼い主さんがされないとなりません。
でもでも、その先に愛する我が子が帰ってきてくれたら、これ以上の悦びや幸せはないですよね。
ニンゲンサイドからしますと、帰ってこない愛する子のことは胸がしめつけられる思いがしますので、こうして無事に見つかる方のお話はホッとします。⇩
こちらには迷子が見つかった方の感想載っています⇩
コミュニケーターさんが書かれた迷子捜索のお話↓