もちろん即シスに報告。
「わー毎日探しちゃうね! またそうやってかどうやってか、運命の子と会うよって啓示みたいだね」ってシス。
その啓示くんとは結局その後は会えないまま、10日程経ちました。
その辺りを歩く時は朝晩周りを気にしていたのですが、やはり飼い猫だったのか、「流し」だったのか・・・
彼は現れませんでした。
その啓示くんは、茶の助を迎えなよという天啓だったのかな。ならばやはり茶の助を・・・と思いながら歩いていると・・・
キーちゃんにいっときご飯をあげてくれていたおばあの家が、手前のアパートの階段の段と段の間から奥に少しだけ見える隙間から、小さな小さな薄い茶色の三角が出ているのを見つけました。
下半分はブロック塀で、そこから小さな三角だけが一個出てたんです。
ちらっと見ながら通り過ぎた一瞬で、キャッチしましたね。
思わず戻って、「ネオ!」って呼びました。
そしたらその一つしか見えない三角が、声に反応してこっちに振り向いたのです。
やっぱり耳だった!!
いた〜〜〜〜!
見っけた〜〜〜〜!!
お顔は見えないけど絶対ネオだと確信。
そうであったか、やはりおばあにたどり着いたんか!!
↓こんな隙間に小さな三角一つ見つけた親方偉いでしょ♪
・・・数日後。
だいぶ気温も上がってきて、いよいよキーちゃんのトイレを片付けることにしました。
ご愛用トイレ三つ。
キーちゃんの足跡が残ったままのお砂。
ずっとは置いておけませんし、前に進んでいかねばなりません訳で。
いざとなると胸が張り裂けそう・・・泣きながらお片づけ。
キーちゃんの足跡、バイバイ、またね。
そしてお片づけ終わって買い物に出かけたら、なななんと、あの「聖地」遊歩道におばあが立ってたんです。
全然会わなかったのに!
おばあから「あの子どーしてる? 元気?」ってきかれ、事情を話しました。
「そーでしたか、でもそんなによくしてもらって幸せだったねえ」とおばあ。泣けちゃうわ。
そして別れ際、親方はおばあに「またこの辺に茶色い子来てませんか?」と尋ねました。
「来てるよ〜! 或る日突然現れて、まさにここに座ってたんだよ」と、植え込みの角のブロックを指差す。
おばあはたまたまちょうどその場所に佇んでいたんです(すずめに生米撒きに来てたんだと思います)。
「そのうち家を覚えちゃってさー、朝晩ご飯あげてるんだよ」と!
やっぱりキター!!
親方の直感通り、ネオは男の子とのことでした。