前掲のみゆさんの記事は、とっても沢山のご反響をいただきまして、ありがとうございます。
みゆさんからは、「キーちゃんへの愛おしさがこみあげてきて、泣けて泣けてしかたありませんでした」と・・そしてその先は親方だけの宝物にしたい温かいお言葉をいただきました(涙)。
こちらこそ本当にありがとうございました。
あーちゃんがブログで取り上げてくださる時ももーのすごいんですけど、アニマルコミュニケーションの記事は、どどどーんとご反響がものすごいです。
関心を持たれている方がそれだけ多くいらっしゃるってことを、その都度感じます。
そうですよね、だって愛する子と話せるなんて、最高にハッピー。
さてさて。
モーニングワークやグリーフワークという言葉、ペットロスになって初めてお聞きになった方もいらっしゃるかもしれませんね。
親方は職業柄というか、学生時代からなじみのある言葉なのですが、要は「喪の作業」「悲嘆のプロセス」です。
モーニングはmourning、「服喪」ですね。
ざーっくりすぎる言い方をすると、ここでしっかり悲しみを味わい、再生のプロセスに向かうことが大事ということですね。
そう、悲しみは誰にでも起きること。当たり前のことなんですし、生物の心には再生の力(レジリエンス)が備わっております!
それぞれ再生にかかる時間は違っても、時間が必ずお薬となります。
むしろ時間以外のお薬はないとも言えるかもしれませんね。
でね、ペットロスの場合、この「喪の期間」をきちんと取らないと、次の子で心紛らわそうとして、前の子と違うからって次の子を愛せなかったり、前の子はこうじゃなかったって比べてしまったり、次の子を苦しめる結果になったり、人間の方も苦しいことが起きたりします。
我らがお師匠さまのシーザーも、服喪の期間は大切っておっしゃっていましたよ。
そして彼自身、片腕でもあったパートナーのダディを失い、ペットロスになられました。
でも今はハッピーハッピーオーラ振りまきながら、チャーミングな笑顔でご活躍中です。
もちろん、心の傷を次なる子が癒してくれることは多いです。
でも急ぎすぎて次の子を迎えて、次の子を傷つけちゃうことだけは避けたいですね。
次の子は次の子。
別の個体。別人格(にゃん格かわん格か)。
そこはとても大事なところだと個人的には思っています。
次の子を迎えるタイミングは人それぞれですが、次の子を迎えたからって前の子を裏切ったことにはなりませんし、そこで罪悪感を抱く必要は皆無です。
前の子と幸せに生きたニンゲンさんだからこそ、また誰かと一緒に必ず幸せになれるんだと思いますし、幸せになったからといって、前の子との幸せは決して消えない。
前の子も、また同胞が一人幸せなおうちに迎えられることを喜んでいるんです。
彼らはニンゲンの家族さんが、あまりにも自分のことでショックを受けたり悲しんだりしているのが悲しいし、どうしてあげることもできなくて困ったりしちゃうといいます。
自分に置き換えたらわかります。
愛する人たちが、ワタクシが亡くなった後も、いつまでもいつまでもそのことで落ち込んで笑顔も見えない。
私だったらさっさと笑ってほしい(ちょっとは惜しんでもらえるとそれはありがたい・笑)。
まあさっさとは無理でも、程よいところでいい加減笑ってほしい。
もう私は地上に戻れないんだから、さっさと前に進みなよって思う(笑)。
あ、またさっさとって言っちゃった。親方せっかちじゃけん。
さっさとは性格によりけりなので忘れてください。
焦らず・・・そう決して焦らず、でもいつかまた笑ってほしい、というところでしょうか。
言ってみれば、最愛の子の「喪」なんて、一生明けないとも言えますヨ。
でも時を味方にしたら、「服喪」の形や想いのとらわれ方はきっと変わっていくことでしょう。
悲しすぎると誰の言葉も耳に入らなかったり、二度と笑えないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、時間をお薬に、ひたすら時間をお薬に、少しずつ時を重ね…愛してるから山ほど泣いて、泣いて泣いて涙が出尽くしたその先にまた笑える日がきっと来る。
その時、再た素敵な相棒が隣にいてくれたら最高ですネ。