今日はキーちゃんのお洋服コレクションをお届けします。
キーちゃんは、自分がすべきことをきちんと理解している男だったので、自分には今日からこれが必要なのねって、術衣やお洋服を嫌がったことはありません。
ただ首から被せる方式は結構脱ぎ着が大変なので、背中開閉式が結果的に一番楽でした。
退院直後は胃ろう用のお洋服が間に合わなかったので、とりあえず猫用のお洋服に親方がポケットをつけたり、裾が捲り上がって装着箇所がむき出しにならないようにエプロン的なものをつけたり、サイズが緩い場所はチクチク詰めたりしてしのいでいました。
キーちゃんの場合は骨腫があるため、前足や胸が既製品だときついので、腕のところは切り込みを入れて楽にしていました。
痩せているところに合わせると、前足や胸のあたり、そして肋骨にも左右に骨腫があるため胴がきつくなってしまうのですが、大きい箇所にサイズを合わせると他がゆるくて首が抜けそうになるので、その辺はいつも増減に合わせて縫ったりほどいたりでした。
胃ろう用ポケット付きのお洋服でも既製品とオーダー品があり、キーちゃんはどちらも体験者です。
既製品は丈が短いので布を足してました。
猫さんのお洋服の難しいところは、猫さんの体が柔らかいので脱げやすいことだそう。
伸縮性があり、かつ体にぴったりしていて、首のあたりもジャージー生地っぽいフィットするものが良さそうでした。
服がゆるくて留守中心配な時は、タイツを切って腹巻にしたり、100均の筒型の伸縮性包帯を切って腹巻にしてましたが、それだと窮屈そうだったり、色々と工夫が必要でした。
冬仕様のフリース素材の服はピンク生地にハート柄(キーちゃんは男の子ですけど)だったので、病院の待合なんかでは女の子と思われたこともあります。
フリース素材の服を12月後半に作ってからは、フリースの服を一番愛用しました。
背中開閉式は2つ持っていて、コロンコロンした時に痛くないように、ボタン式ではなくマジックテープ式を選びました。
背中開閉式だと全部服を脱がせなくても背中を拭きやすかったり、ブラシをかけやすいので、便利でした。
キーちゃんのお洋服姿を見慣れたんで、服を脱いでたり背中を丸出しにした姿はなんだか裸ん坊みたいで「きゃー恥ずかしー」ごっこをよくしました(笑)
「この時期胃ろうの子が多く」(とお洋服屋さんがおっしゃっていました)、結構発送待ちだったりしました。
お仲間がいっぱいいるんだなってそれだけでもちょっと励みになったような。
利用したお店を挙げておきます。
胃ろうに限らず、術後服とかも売ってます(もちろんワンちゃんの普通の服も)
※2020年8月:扱ってないようですね、当時は売っていました。
猫専用 胃ろうチューブ用衣類 | Tissue's Trunk 猫の洋服・介護服の専門店
ピンクのフリースの服はこちら(※2020年8月:残念ながら閉店されたようです)。
犬の洋服屋さん 新みかんとリンゴのお店 | 犬の洋服 オーダーメイド 病気の犬 アトピー 胃チューブ
こちらはお股まであるので、うちはやめました。