Love of Cats 猫たちからのギフト

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体中コブだらけ。多発性の外骨腫

まず、キーちゃんには多発性の外骨腫がありました。

骨の外側に骨腫が出来てしまう病気です。

親方調べでは孤立性のものもあるそうですが、キーちゃんはサービス精神が旺盛の為、大量生産してくださいましたわ。

 

このブログには書いていませんでしたが、実はキーちゃんは我が家に来たおチビさんの時から、両方の肋骨が妙にゴツって飛び出てはいました。

あれ、猫の脇腹ってこんなだったっけ?って思ったんですけど、猫さんにも体型の個性がありますでしょ、ルーズスキンとか。

(その昔の何も知らない時代、ルーズスキンちゃんを奇形だと思ってました(汗)・・・お腹の皮がタルタルで、中に何もない場合、ルーズスキンちゃんです。中に身が詰まっている場合は・・・肥満ちゃんです・・・)。

だし、キーちゃんは元気一杯だったんで、個性で片付けました(笑) 心配するとキリがない性格なもんで。

それまでも膀胱炎絡みで二回レントゲン撮ったことあるけど、どちらの病院でも何も言われませんでしたしね。

でも、実はそのゴツッは、骨腫だったんです。とほ。

 

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こんなおチビ丸の時から、僕はゴツ持ちだったのさ

 

ついでに、やはりここで初めて書きますが、キーちゃんの鼻づまり音がするようになる少し前から、胸のところが全体的にぽっこりして来たんです。

抱っこの時気づきました。ん?

これも親方は気になっていましたけどね。

実はそれも骨腫が大きくなっているからでした。

先生には言われました、「飼い主さんは気づいたと思うけど」って。はい、気づいてましたともさ〜。

胸の骨腫はかなり大きくなっていましたし、他にも骨腫は見られました。

お鼻の点検なので、レントゲンは上半身だったのですが、写っていないところにも出来ていると思います、とのこと。

骨腫自体は放っておくしかないけど、骨腫が大きくなった時に皮を破るかもしれないから、その時は手術で骨を削ったりすることもありますってお話をされる。

こーわー。

白血病陽性の子に見られることがあるのよ〜、と。

なので、キーちゃんが小さい時から両方の脇腹にもあったことを言うと、えっ⁉よくここまで立派に元気に育ったわね!!!って感心してくださいました。

骨腫のこと、先生はいともあっさり話してくださるんで、ただでさえ胸えぐられるような思いの親方は、少し救われました。

深刻に話されたら、心配しすぎちゃってこっちが鼻血出る~。

この多発性の骨腫、地元の主治医の先生は、のちに「初めてだった」っておっしゃっていました。

さすがに腫瘍界のドン達はご存じなれど、そう多い訳でもないそうで、「稀に見る男と書いてキーちゃん」の記録を上塗り。

余談ながら、ネオは寝る男と書いてネオです(笑)

 

ちなみにキーちゃんは、白血病はまだ発症していませんでした。

発症させないためには、できるだけストレスのない生活を送ってもらうのが基本なんですけど、これだけ病院行って検査してりゃ、ストレスだけらけじゃわい。

ただし、発症していないと言っても、定義によりまする。これは白血病の回で触れませう。

 

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うちに帰って岩合さんのテレビを見たよ
腕は剃ったからクリスマスのチキンみたいだよ
もちろん僕はチキンじゃないよ、最強の勇者だよ


それから、骨外骨腫(外骨症)についてのおまけの情報。

めったにない病気なので、参考になる方は少ないとは思いますが、親方が調べたところ、犬さんの外骨症は成長と共に止まりますが、猫さんの骨腫は残念ながら成長し続けるって論文をみっけました。

「猫のも止まってくだされよ〜」って心底思いましたけどね。止まらないって言うんだから、それはもう仕方ない。

 

稀に見る男↓

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