Love of Cats 猫たちからのギフト

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猫の鼻問題は町の獣医さんには難しい領域

できもんは、悪性を腫瘍、良性をポリープと称するのですが、この時点ではまだ「ポリープ」と呼ばれました。

 

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ポリープって何? 美味しいの?


この先ですが、まず取れたポリープが悪性か良性か調べないといけません。

それと同時に、この先は町の獣医さんでは対応ができないので、医療センターか大学病院での検査や手術を勧められました。

(親方は、まず「医療センター」とか「大学病院」とか聞くだけで、隔世の感。

考えたら獣医さんが大学で勉強されている訳で、犬猫の大学病院があることに不思議はないのですが、何しろ昭和の猫飼いだったもので(笑))

 

猫さんの鼻って、ワンちゃんのそれと違い、とっても小さいですよね。

専用の器具がないとできないし、専用の器具って普通の町の獣医さんにはないそうです。

胃とか心臓とか肺だったらうちでできたんだけど・・・って。

できれば徒歩一分である先生のところで治療をして欲しかったので、それを聞いてとっても残念無念。

そんなとこまで行かなきゃいけないの?アワワワワ。オーゴトになってモータワ。

 

で、もし悪性だったら、放射線治療とか云々と、いわゆるガンの治療法の種類を説明されるのですが、「この間センターで放射線治療を終えた子は100万かかったって言ってました」とか、そういうお話も当然出てきますわね。

当時はまだお金の感覚がマヒしていなかったので(笑)、ひゃ、ひゃくまん!?なんてびっくりしましたけど、保険に入っていなかったら、お金なんてザブザブ飛びますしね。

闘病が進むにつれ、だんだんお金の感覚がマヒしていきましたよ(と言うか、お金で買えないキーちゃんの命なんで)。

 

後は、自然療法で免疫力を上げる治療もありますよ、とヒメマツタケアガリクス)のことなんかも教えてくださる訳です。

親方は、悪性なら手術はしないと決めていたので、「それがいいですっ」と言うと、「そんなのは最終手段ですよ、まだまだやれることはあるので、悪性だとしても頑張りましょう!」って熱くおっしゃる・・・

 

で、もし良性なら、とってしまえば通常はそれでおしまい。

ポリープを取るときには、なるべく根からとるようにする。根から取れれば再発する可能性は低いが、根が残る可能性もある。

なのでそりゃ再発することもあるけど、再発する・しないも、何年後に再発するかもそれはわからないし、とにかく良性であることを祈りましょう!と先生。

ただし、残念なことに、鼻は難しいと言う訳で、センターや大学病院紹介となった訳です。

難関が続くー。

とにかく検査結果を待ちつつ、結果が出た後の日程で先に精密検査の予約を取っておきましょうと勧められ、2機関ほど紹介されました。

一つはいわゆる「獣医大学界の東大」某有名大学病院ですね。もう一つは医療センター(ガンセンターみたいなところ)。

どちらも相当トーイワ。

それでも、一晩思案して、もし通うことになったら電車でも行けそうな場所にあったセンターの方に、ひとまず先生から予約を入れていただくことにしました。

ハラハラ。何もかもが初めてづくし〜。

 

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内視鏡検査後の僕だよ。検査のせいで鼻血が数日たくさん出たけど、ポリープを取ってもらったせいか、その後しばらく鼻血が減って、爺が少しホッとしていたよ