本当は、この記事の前にとあるエピソードを挟む予定でした。
でも書きかけたけど、怖くてやっぱり書けない(笑)
闘病中、不思議な怪奇現象が起きたんですけど・・・それ、いつか書けたら書きます。
元来、霊感なるものがさしてない人生だったので、あんなことは体験したことがなかったけれど、一体あれは何だったんだろうという出来事が起きましたんです。
キーちゃんの生きた記録だから、今回書いてみようと思ったけど、やっぱり思い出すだにコワイ〜。だからそこは飛ばして、さっさと進めます。
さて、キーちゃんの鼻血が最初に出たのは5月末。その後、キーちゃんの鼻血は止まるどころか、毎日のように出るようになりました。常に出ている訳ではないけど、しょっちゅう出ます。
鼻汁まじりの薄い鼻血だけでなく、がっつり鮮血の鼻血も出ます。
最初のうちはビビってたけど、これだけ出ると慣れるというか、冷静に対処できるというか、ハイハイってふきふきしてあげる一方で、毎回毎回何度見ても慣れない、心臓の縮むような相反した心持ちがないまぜの毎日でした。
だって愛猫の鼻血なんて、一回でも二度とごめん、お腹一杯でしよ⁉
夜とか、留守とか、お鼻を拭けない時間が長い時は、鼻の周りが鼻水や鼻血でガッピガピになりますので、まず一番にすることは、キーちゃんのお顔を綺麗にすることです。
ただでさえ通りの悪いお鼻が塞がってちゃ息できないもんね。
ついでに涙もお鼻に流れないのでグズグズウルウル出るんで、その周りもガッピガピになります。
お湯で柔らかくしても簡単に落ちないものは、オリーブオイルでとります(目に入ったら痛いと思うので、目の周りは使わない)。
それはキーちゃんが亡くなるまでの日課となりました(日課どころか、時課?笑)。
「鼻血が〜」って主治医の先生のところに連れて行った時、まず驚かれたのは、前回から少しの間に、キーちゃんの体重が5キロから4.5キロくらいになっていたこと。
あれ〜一気に痩せてる〜と。
そりゃそうです。
二回も短期間の間に激しく戻して、その後しばらく食欲も落ちてぐったりしていたとなれば、一気に痩せもします。
5キロの時はコデブ注意報をもらっていましたけど、ね、猫さんの食べ力って大事だなってこの時思いましたよ。
5キロの猫が5~600グラムも一気に減るということは、小さな体には相当なダメージです。
なので、病気になると一気に痩せちゃうことを思うと、猫さんの多少の食べ貯めもありかと思うようになりました(ネオはダイエット中ですけど・・・冬だから減らにゃいよ〜)。
猫さんの鼻血の原因で考えられることとしては、一つ目は鼻炎がひどくて粘膜が炎症を起こしていること、そして二つ目は腫瘍の可能性と言われました。
「腫瘍」ってきいただけで、眼の中に猫パンチ喰らったような衝撃です。心臓バックバクです。
でも先生は、キーちゃんは若いから腫瘍は余り考えられないと思うし、それに腫瘍による鼻血なら、片側一方からの出血になることがほとんどだから、多分違うと思うけど〜、と言ってくださいました。
腫瘍の場合、鼻の左右を仕切っている壁(鼻中隔)の片側にできることが多く、だから一方からの鼻血になるそうです。
キーちゃんの鼻血は両鼻から出ていましたし、何しろ若いので、腫瘍の可能性は低いとおっしゃってくださったんです。
それだけでもちょっと安心でしょ。それがたとえ違っていても、一瞬でも安心できるってメンタルにかなり大事(笑)
鼻炎がひどくて炎症を起こして鼻血が出ちゃうパターンは親方も調べてあって、鼻炎であって欲しいので、鼻炎で鼻血を出した子のブログを探しては、勇気を得ようとしていた時期もありました(でもやっぱりこんな風に鼻血が続くことはないデス)。
で、やっぱり炎症を抑えるために、抗ヒスタミンはあげて〜というご指導も。
結果から言いますと、鼻血が出ないためならってことで、頑張って試した新たな抗ヒスタミンの副作用は大丈夫だったんですけど(神様ありがとう!)、でも効く感じもありませんでしたし、キーちゃん薬得意じゃなさそうなんで、結局それもあげなくなったんですけどね、これ正解でした。あげる意味なかったからね〜。
あ、松寿仙を薄めて目薬代わりにして、お鼻まで届かせる作戦もやりましたよ。
相変わらず目薬は嫌がったけど、お医者さんでもらった目薬よりかははるかに嫌がり度はマシでした。