この後1年半くらい経った後、他の病院の看護師さんに「薬飲ませられるの偉いねー!」って感心されたひよ爺親方の秘策です。
秘策といっても、ネットで探しまくってたどり着いたので、全然秘策ではありません(笑)
①まず薬局でオブラートを買って来ます。
②ホールケーキをカットするみたいに、オブラートを1/6~1/8位にカットします。
オブラートは扱う手が少しでも湿っているとくっつくので、乾いた手で扱います。
③薬を猫の一なめサイズくらいに割ります。包丁でグッと力を込めて、そーっとね。勢いよく割るとどっかに飛んで行ってまう~。
ドロンタールなら1/3〜1/4くらい、抗生物質なら半分か、そのままでもいけるかと。
④小さくした薬のかけらをオブラートの一切れで包み、最後、端っこをちょっと濡らしてくっつけます(オブラートの大きさは薬に合わせて加減してください。大きすぎても飲みにくいでしょうし、小さすぎると薬が露出します)。
⑤そしたら猫さんのお好きなウエットのお汁でオブラートを湿らせ、プルンプルンの状態にします。
プルンプルンの状態にしないと、猫さんの口の中でくっつきます。目安はオブラート透明化。
オブラートが溶けちゃうと薬が露出してしまうので、ここからはスピード勝負。
⑥大好きなウエットとか、チュールとか、プチとか、なんでもいいので、一口指先につけて、そこに薬のプルンプルン包みを乗っけるか埋めるかして、ペロンと一緒に舐めさせるんです。
この位の大きさなら噛まずに飲み込めるので、薬のにおいも苦味も味わないまま、無事にお腹に入ります。
シーバのカリカリの一粒を縦に割り、プルンプルン包みを挟んであげたこともありますが、これも成功します。
でもシーバの縦割りが結構面倒臭かったりするので、舐めさせ方式を主に用いました。
この方式にしてから、100%成功しておりまする。
大人二人掛かりで抱え込んで、お口を無理やり開ける必要もなく、薬飲んでくれるかしらってドキドキすることもなく、猫さんにもニンゲンにもノンストレス!
薬によっては小分けにしてはいけないものもあるから気をつけましょう、などと書いてあるサイトもありますが、どうせ一度に飲ませるので、爺は気にしませぬな。
ポイントは、強いて言えばお腹が空いている状態で行うことくらいですかね。
ま、はっきり言って、普通のご飯タイムの腹減り程度でなんの支障もありません。
ただ、空っぽの胃の中にお薬が入るとゲエってなる子もいるので、まず薬の入っていないご飯やチュールを一口舐めさせてから、この作戦を用いるといいです。
薬を混ぜたご飯を残して、規定量をあげ損なうこともありませんよ〜♪
ちなみに、ネオはジアルジア(虫)のお薬、ご飯にじゃぶじゃぶかけても食べてましたけどね。無味無臭って言ってたけど、どうなのかしら。