ちなみに、前述のキーちゃんが住んでいた水路は、ネオちんと初めて出会った場所でもあります♬
あ、それと、まさかの太郎ちゃんが女の子だった件は、キーちゃんとネオがお世話になったおばあが、父の太郎(♂)の子供はみんな太郎って呼んでいるそうで、まさかの娘太郎なのでした😹
おばあ、さすがだよ・・・。
さてさて、こうして読み返したり書き直したりしていると、最初に書いた時とはまた違う気持ちで思い返せています。
一言で言うと、とにかくたまらなくこの上なく愛おしい(長い一言)。
当時も最上級に愛おしかったけど、そしていつも現在ただいまが最上級に愛おしいことこの上ないけど、それでもさらにもっともっと愛おしさと愛が募り続けるのかな。
きっとそうなんだろね、愛は無限に募っていきます。
ネオも現在ただいまが常に最上級の愛だけど、今日よりも明日はさらにもっと愛おしいのでありましょう。
では、キーちゃんのお家初体験物語をどうぞ。
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『キーちゃんの新生活〜恐怖体験編』過去記事+αα
キーちゃんの住む世界は、ご飯をくれる方もいた反面、猫嫌いも多い地域でした。
保護活動グループとは別に猫にご飯をあげて歩いてくれているおばあがいて、キーちゃんもそのおばあにご飯を貰っていたこともわかりました(太郎の名付け親ね)。
無責任な餌やりさんではなく個人で手術もされたりしてますが、とても普通の言葉では表せないこのおばあ、子猫をブラジャーの中で育てながら仕事をした過去を持つ豪傑です。ブラの中の子猫にこよりでミルクを飲ませたんですよ👏
ちなみに、おばあは猫界で噂になっているそうです!
ネオもその噂を耳にしたそうですが、それはまた別のお話。
キーちゃんがうちの子になったのは、朝のお勤めを開始して1週間経った頃でした。
「もううちに来る?」ってお伺いを立てると、キャリーを覗き込んでコワゴワ入って遊ぼうとしたので、そのままホイッて入れて蓋を閉めた途端、
ドタンバタタンッ!
・・・合意の上の道行が、拉致へと変わった瞬間であります😱
本当はキャリー→お医者さんへ直行したかったけれど、日曜の夕方でお医者さんがやっていなかったのでひとまずうちに直行。
キャリーの中で悲鳴をあげるキーちゃん、ダセーなんだこのやろー騙されたー!ってミーミー騒いでおります。
「大丈夫だよ〜、大丈夫だよ〜」となだめる親方も緊張しまくり、キャリーが揺れないよう抱えつつ小走りで家路を急ぎました。
ドキドキエレベーター。
ドキドキ玄関。
🐾🐾
賓客キーちゃんのキャリーを、居間の半分以上を100均のワイヤーラックで仕切ったきーちゃんウエルカムコーナーにそっと置いてみる(最初は限られた空間が安心)。
キャリーの上部を外すも、そこで固まっているキーちゃん。
もはやお顔も恐怖でいっぱい!オーマイガー。
いやいやキーちゃん、この先夢のようなハッピーライフをお約束いたしますってば〜
ヽ(´o`;
でもキーちゃんは、とにかくこの異次元・人工的な空間・聞いたことない音、全てが恐怖。
当たり前です。
うちはマンションなので、お庭訪問してくれた猫さんが見慣れたお家に入るのとは大違いで、キーちゃんにとっては全く知らない見たこともない世界にいきなりワープしたのと同じ。
あんなに大好きだった親方をこんな目で見てますよ、あらららら。
テレビの音、洗濯機の音、お湯が沸く音、エアコン、親方が動く気配、もう何もかも全てが恐怖の連続で、その度にびくっびくっって見渡しています。
とはいえ、すぐ迷うことなくチッコもしたし、いつもよりは控えめながらもご飯も食べたし、根本はビビってないことが分かります。
まあまあ、知らない仲じゃないんだからさ・・・😰
でも親方は一生テレビをつけらんないのかもと本気で思い、オーゲサってシスに笑われましたことよ。
親方はお布団をキーちゃんコーナーの隣の部屋に敷いて見守っていたのですが、お布団をちょっと動かすだけでもキーちゃんが固まるので、あまりの緊張にしのびなく、寝室に引き上げて初夜が過ぎ行きました。
明くる朝・・・
おもちゃのネズミが見事に解体されてました😹
さすが野生児!食べないでよかった(多分食べたと思うけど笑)
そして早速柵を解放、ソッコー飛び出したキーちゃんは、ソファーの下やらラックの下やら、あちこち置いたダンボールの中やらに隠れてみる。
そんなこんなで恐怖生活をスタートさせたキーちゃんですが、誘拐された翌晩にはもうソファに座ってファーファを顎枕に、海外ドラマ「フレンズ」を見ておりました(テレビすぐつけられた😹)。
携帯時代のしかも遠くからの写真なのでぼやぼや。
キーちゃんは、朝起きるとまずシャーって言います😹
鳴いた後の語尾にもシャってつきます。
ご飯くださいシャー。
あくびしながら最後にシャー(可愛すぎる傑作)。
数日後には、帰宅すると椅子の下に来てお迎えしてくれるようになりました。
おはようのお迎えも椅子の下。
爪とぎハッスル。
キーちゃんは一日一緒に遊んだりすると慣れが出て夜はシャーがつかないんですけど、朝起きるとリセットされていて、やっぱりおはようシャーって言ってました😹
おんも時代にとってもなつこくても、お家に入った途端にシャーシャー息子さん(娘さん)になる子も意外といるそうです(当時の心折れない為のネット調べ)。
自分のいた世界が一気に180度変わっちゃうので、そうもなるよね〜。
キーちゃんのシャーシャー息子は、日に日に頻度は減っていったものの、2週間くらい続いたかな。
今までそういう子っていなかったので、親方にとってはこの2週間のシャーの洗礼がいつまで続くのか、結構長く感じられました。
一生続いてもそれはそれで可愛いけど。
まあね、キーちゃんは一人で生きてきた気概の男ですけん。
ブコメ全て拝読しております、ありがとうございます。