Y子ちゃんは正義感溢れる女性です。
動物たちへの想いはまっすぐで深く、そしてなんといってもピュア!ピュアピュア!!
そのY子ちゃんと愛するトラちゃんのお話です。
トラちゃんは、お外で暮らしています。
Y子ちゃんの愛猫さん=今は天国へと旅立ったググちゃんのきょうだい猫さんだそうです。
ググちゃんは以前、Y子ちゃんに何で遊んでもらうのが好きだったかって話の時に、あるもので遊んでもらう映像を見せてくれたことがあります。
Y子ちゃんは「鳥肌っ! 忘れてた!」って・・・
そんな親方にとっても印象深いググちゃんのきょうだいトラちゃんに、ヒーリングさせていただけるなんて本当にありがとう!
トラちゃんは、やはりちょっとお年を召した感じがあるようでした。
でも、体の衰えは自然なことで特筆すべきことではないという想いが伝わってきました。
生きて行く上で当たり前のように受け入れるものって、そんな感じです。
今年の夏は特に地面が暑かった、下からの暑さがたまんなかったって言っていました。
トラちゃんは、ちゃんとY子ちゃんたちが自分のことを気にしてくれるのはわかっていました。
体のために何かご飯に混ぜてもらってるのも、ちゃんと自分の健康のためって知っていました。
彼から伝わってきた、慎重で用心深くて警戒心の強い性格は、「お外で生きていくには必要なこと」だそうです。
Y子ちゃんのおうちに茶白猫ちゃんの琥珀君が来たことについては、
「自分がお家に入りたいとは思わないけど、仲良しになりたい。
一緒に遊びたいっていうか、いろいろ教えてあげたいと思ってるんだ」って。大先輩だもんね。
琥珀くんとは窓越しに仲良しだそうです。
ググちゃんがお家で暮らしていたので、Y子ちゃんちでの暮らしの様子は知っていました。
ググちゃんの旅立ちについては、「順番があるから」って淡々としていました。
トラちゃんは自分の体調について、
だるい時がある、
(食欲については)におわない時がある、
この夏はしんどかった、と。
お口のことはまっ先に伝わってきたので、お口が気になる時もあるようでした。
お外での暮らしのいいところは、
「自由気ままさ。何物にも変えられない自由気ままさがある。」
「でも自分はご飯を食べるところがあるからありがたい。
(ご飯をくれる)そういうお家の情報網がある。みんな教えあってる。
他の猫と情報を交換できる相手がいるというか、そういう猫を持っておくことが大事。」って、お外暮らしならではの貴重なお話。
お外を見回ってる姿とお腹が減ったらここに来る姿を見せくれて、「このうちは優しい」って教えてくれました。
Y子ちゃんのことは「僕のお姉ちゃんって呼んだらいけない気がしてる。」って言うので、
(どうして? お家の猫じゃないから? 大丈夫だよ〜)と親方が伝えると、
やはりお外猫さんとしての矜持というか、遠慮というか、一線を画している気持ちが伝わってきました。
(Y子ちゃんはトラちゃんを大好きだから大丈夫!)って親方が言うと、
「僕も大好きだよ」って❤︎
この先、もし自分が旅立った時は「喜んでもらいたいと思ってる。」
ググちゃんに会ったと思って喜んでもらいたいそうです。
トラちゃんがリラックスしてくれたので、撫でようとしたら、「汚いから」って辞退しようとしました。
どうやら、自分のことを誰かに野良だから汚いと言われたことがあるみたいなんです。
なんてことでしょう、こんなに綺麗で可愛い子。
(そんなことないよ〜、Y子ちゃんもなでられたらなでたいと思っているよ〜。)と伝えました。
ググちゃんもとらちゃんも、「お家に入るも入らないも自分たちで選んだ」そうです。
トラちゃんなりの元気で、お外の暮らしや冬が乗り越えられるようにっていうと、「栄養は足りてるから」って言うんです。
(栄養学的に足りているかどうかというより、ご飯はちゃんと貰えているよっていうニュアンスでね。食べられない時は体調に合わせて食べないのね)。
そしてもし自分の体調が悪いことがあっても心配はしてくれるなって。
ただそのまま受け入れてって。
淡々としていますね。彼らはなんて生も死も悟っていることでしょうか。
途中からずっと寝ながらヒーリングを受けているとらちゃん。
「あーなんてあったかいんだろう。」って言ってくれました(涙)。
そして、柔らかい座布団クッションみたいな上で寝ている姿を見せてくれて、
「ただ一つ飼い猫っぽい気持ちとしては、柔らかい寝床で寝たい(柔らかい寝床で寝るのが好き)」って教えてくれました。
「自然界の生き物は自然にお任せ。」
カッコイイ。
自分のことは自己完結な感じのトラちゃんですが、Y子ちゃんが朝、窓を開けてご飯をあげに出てきてくれる時の笑顔が大好きなんですって。
そのY子ちゃんが窓を開けてくれるのを、ベランダで待っているトラちゃん。
朝、Y子ちゃんが笑顔いっぱいで自分を見てくれるときの嬉しさったら!(映像で見せてくれたんですよ)。
トラちゃんにとって、ご飯をもらえるところは「食堂」だそうです(笑)。
「僕は外猫だけど食堂があるから、そこは飼われてるのと同じ」って。
「幸せか幸せじゃないかってことはいちいち考えたこともない。だってこれが生きるってことさ。」
(でもトラちゃん、ご飯もらえて幸せって言ってたから、Y子ちゃんちに愛されて幸せなんですよ〜)。
今回はトラちゃんだけでなく、Y子ちゃんのヒーリングもご依頼いただきましたが、Y子ちゃんのことは個人的なお話なので割愛。
Y子ちゃんから頂いたご感想です。
本当にありがとうございました!
もう、胸が一杯です。
トラがヒーリングによって安らいでくれたようで、 それが一番嬉しいです。この返信を書いているときに、トラが珍しくベランダに来てくれました。
ベランダに来るのは何日ぶりだろう・・
ナチュラル チュールを2本と カリカリをほんの少し食べてくれました。
「親方とお話してくれてありがとう。良かったね、気持ちわかったよ、トラは汚くない」って伝えたら、やっぱり素っ気ないトラ。
食後は私の視界に入らないところに移動して 少ししてから下へ降りていきました。
今日は涼しくてよかった。
<トラの体調と食事について>
やはり体調は少し悪いみたいね。
食事が匂わないなら、添加物が入っていても 匂いが強い食事を加えてみたいと思います。
あと、お口、確かに口臭があって、健康な子の状態ではなかったから、やっぱりそうなのかと思いました。
本人が栄養は足りていると言っているみたいだけど、トラが喜んでくれるような食事がないか、また色々試してみたいと思います。「柔らかい寝床で寝るのが好き」なんだね。
1つ思い当たることがあって、
冬はベランダに屋根付き猫用トイレを置いて そこにフカフカのクッションとカイロ、湯たんぽを入れておくと、朝はそこにじっと収まってご飯を待ってくれているのです。
クッションの上で気持ちよさそうに寝ていることもあったので、またクッションの寝床を作ってあげようと思います。まだ暑いかもしれないけど。
<トラへの想い>
そう、私はトラが大好きで、
朝起きてベランダでご飯を待ってくれていると
また会えたことが本当に嬉しいのです。
トラの介護が必要になったら、介護したいし一緒に過ごしたいと伝えたことがあったけど、そういう事を望んでいないのはわかっていました。
私がトラの「自由気まま」の姿を尊重することが トラを愛するって事ですね。猫ネットワークでの食堂情報が伝わっている事は、本当にうれしい!
これからも食堂おばちゃんとして広く認知されるよう努力します!「旅立った時は喜んでもらいたいと思ってる。」
まだ今はこの気持ちにはなれないけど、
これからトラと一緒にいられる貴重な時間を大切にして、笑顔で送り出せるように頑張ります。
(略)
突然なお願いでも快く受けて下さり ありがとうございました。
本当に特別な経験でした。自分がどう変わっていくのか、今後良い報告が出来るといいな♪
Y子ちゃんは、「このタイミングでヒーリングを受けるように仕組まれたかも?って思うほど」っておっしゃってくださいました。
Y子ちゃんのご感想からは、トラちゃんへの思いが溢れていて、親方は涙が出てしまいましたよ。
朝、Y子ちゃんが窓を開けてトラちゃんを見るときの想い、トラちゃんがY子ちゃんをいまかいまかって待っている時の想い・・・
窓が開いてお互いがお互いを見つけた時、毎回、両想いが叶うような、そんな特別な『毎回』が、まだまだもっとずっとたーくさん続きますように!
愛の形はそれぞれでも、みんな愛がいっぱい⇩