Love of Cats 猫たちからのギフト

猫の難病、闘病、健康、フード、自然のサプリなどのアニマルケア、時々お馬&磯の魚たち

慢性軟便 & 末端軟便の行く末

お次は軟便のお話。

慢性軟便、末端軟便、粘膜便、血便、どれ一つとして心休まる言葉ではありませんが、連発することになるかと思います、ご容赦くださいましね。

 

食べ過ぎとか、お水飲み過ぎたとか、冷えたとか、緊張したとか、薬が合わなかったとか、異物食べちゃったとか、人間と同じくアニマルちゃんもお腹がピーピーになる機会は様々ありますが、一時的なものはまあ大丈夫。

ただそれがずっと続くと心配ですし、栄養面でも気になっちゃうニンゲン家族さんも多いかと思います。

続く場合は必ず最低でも検便はしてもらってくださいませね(重篤な場合はもちろんご本人検査が必要ですけど)。

 

ネオは当初ジアルジア氏がいました。

虫です、虫。

割とうちに来て最初の頃だったと思いますが、ネオは常に💩はゆるい子だったので、ビオフェルミンをパラパラしては形ある💩にするって作業を繰り返していたところ、ある時全然固まらなくなってしまい、💩だけ主治医に持って行ったんです。
そしたら、待合に座っている私にまで聞こえるくらいの声で、看護師さんが「くっさーー」ってキャーキャー言ってるのが聞こえました(笑・・・えないけど)。

はい、まだまだネオの腸内フローラはひどいものでしたとも、はい。
で、そしたら一般の駆虫薬では落ちない「ジアルジア」氏がいたのがわかりまして、そこから1週間お薬をご飯にじゃぶじゃぶかけてお召し上がりいただく生活、そしてめでたく💩がかたまりました、という過去を持っております。

ジアルジアって落ちにくいって聞きますが、ネちゃんの場合は一回で落ちた模様で、再検査もクリア。

キーちゃんのお尻から出ていたようなウリザネッコとかカイチュッコとかは、いたにしてもスポット薬で落とせていたんでしょうね〜。

お外で暮らしてたら、そらいますわ。

キーちゃん↓

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でも、ネオの軟便傾向はそれからも続きました。

まず一つには食べ過ぎもありました。

というのも、お外の子特有の強〜烈な飢餓感から脳が解放されるまで、半年くらいかかったからです(半年は第一段落って感じですかね、もっと減らせるようになるには1年はかかりましたかと)。

お外暮らしはいつ食べられるかわからないので、お腹が満腹でも脳が満腹にならないので仕方ないのです。

ネオはモコっとした体つきでも実はガリガリのホネホネだったこともあり、たんと食べられるように置きエサてんこ盛りで出かけておりました。

ネオの飢餓モードは必死なものでしたので、てんこ盛り盛りにしても一度にその場で食べてしまうんです(どんなに出してもあるだけ一度に食べてしまうんで、ついにルスモちゃんを導入した訳ですが・・・)。

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なのでネちゃんがご飯を残せるようになった時、感動しましたね〜。あ〜イエネコになってきたなって。

ま、そんな訳で食べすぎてはゆる💩をよくしていました。

 

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じーちゃんのあしずきは、イエネコになったぼくにうけつがれました

 

でも、どうやら食べ過ぎだけではないって原因が、カリカリにありそうだなとわかってきました。

カリカリの何かが合わないのです。

何かがどうしても腸に合わないので、果てしないフード難民の旅が続きました。

穀類がダメなのか、コーンがダメなのか、チキンはダメなのか、魚がダメなのかなどなども試しましたし、しかもどうやらお腹によさそうなフードがネオの気にいるとは限らない。

食物繊維が多い方が💩が固まるタイプなのか、ない方が固まるタイプなのか(人間もそうですが、両タイプいます)。

軟便の子を持つおうちでオススメしていたカンガルーのフードはちょっといいかなって思っても、かなりお気に入りじゃないらしい、とか。

親方はフードの成分にこだわりたいので、いいフードでかつお腹に合うってフードがもうないに等しかったっす・笑。

 

そんな訳で、ネオはビオフェルミンが欠かせない男でした。

エビオスももちろん頼りにしてましたよ〜。

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↑こちらで挙げたビオイムバスターは、ビオフェルミンが効かないレベルの時に、ちょっとだけあげると💩が固まる優れもの。

最初から規定量なんてもちろんあげません、様子見ながらです。

これが効かない時は、ウィルスとか病院のお薬に頼った方がいいレベルという目安にしています。

 

ま、とにかく、ネオのお腹は粘膜便当たり前、シーバを食べれば血便(なので魅惑のシーバは永遠に封印です)、スーパーで売っているようなカリカリのおやつもお腹が緩むし粘膜便になるので完全封印。

形ある💩が出たと思っても、最後はかならずソフトクリーム状態。

いわゆる末端軟便ってアレですヨ。

いい💩が3回続けば驚くほど立派って生活でしたが、その中で唯一お腹があまり緩まなかったフードが、ニュートロのナチュラルチョイスのチキン(しかも減量用!)。

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ですが、こちらはマグネシウムが高めなので、本当はメインにしたくなかったのですが、背に腹は変えられない状態で、一時期これをメインに他のカリカリを数種類混ぜるって作戦でしのいでしました。

それでもビオなしにすれば、軟便は出ますんですけどね、それまでと比較にならないほど腸は安定しました。

 

そんな中ついに!

イカイ対策でプロバイオcatを始めてから、ネオはどんなフードでも立派な💩が出るようになりましたー!!

パフパフー。

プロバイオcat↓

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しかも便秘気味になることすらあります(笑)

それはそれで困りますけど、そんな時はプロバイオを控えて、エビオスオリゴ糖と草になるもの(空芯菜とか豆苗とか)投入。

(ちなみに、プレミアムフード・手作り食・穀類不使用フードは、カサになる成分が少ないので、💩は減る傾向にあります)。

 

はい、で、このオリゴ糖

腸内環境を整えてくれるアイテムです。

善玉菌のご飯となってくれるので、便秘にも下痢にもいいのですが、食べ過ぎると下痢になることもあるそうなのでご注意ください。

ネオにはほんの少しです。

しかも今や、便秘の時以外は思い出した時にしかあげませんけど、あると安心アイテムです。

 

軟便だとトイレの砂かきかきかき回す時にも大変ですし(毎回トイレの砂全とっかえ状態)、トイレ後のダッシュをするとき、かならず最後のひとったれがどっかに垂れるっておまけがつきますんで(笑)、それがダンボールの爪研ぎの穴につまった日にゃぁ・・・カッターで夜中にメソメソその部分を削るはめになる訳です(笑)

留守中のヒトッタレが床で固まってることなんて当たり前でした。

軟便からの脱却はネちゃんの体以外にもありがたいことなのでした。

 

そして軟便ばかりだと、排便のときに自然に排出されるはずの肛門腺の分泌液がたまっちゃいそうで、それもちょっと心配でしたので、多少力んで💩してるのを見ると、その件に関してもなんだか安心な親方なのでした。

大抵の猫さんは、通常肛門腺の液は排便とともに自然に排出されているのですが、たまに体質で若い子も肛門腺つまっちゃったり、フードによる影響で高齢になってから肛門腺つまっちゃう子がいますね。

ネオは定期的に病院に通うなんてホンット考えらえませんので、絶対つまってもらったら困るんですー(いや、皆さんそうでしょうけど、ネオは特に!)。

 

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ぼくはピトッてできればしあわせです。でもじーちゃんはだっこしたいってしつこくこうしょうしてくるんです