茶の助の回答をいただいても、親方はその後も迷っていました。
あ、でも、誰かを迎えるのは、6月初旬の「岩津さん」のセッションを待ってからにするつもりでしたよ、もちろんね。
でも、茶の助なのかなって思いながら(っていうか、だから親方の勇み足だってば)仕事から帰ってきたその夜・・・
キーちゃんがお外時代に親方と過ごした遊歩道の茂みを、茶色の小さなぷりっとした男の子(と直感で思いました)、しかも尻尾の短〜いぷりぷりっとした男の子が横切ったんです。
「ちょっと!! あなたはだぁれ?」
この辺りで茶トラの子ってキーちゃん以外見たことなかったし、しかもおしっぽ短いなんて、えー!?
いやがおうにも胸が高鳴ります!
急いで行方を追うと、1m位先で親方に気づいてハッってふりむいて、しばし立ち止まって困った顔でじーっと親方を見つめ、でも親方がちょっと動いたら「うきゃきゃー」って消えて行きました。
暗がりなのではっきりとは見えませんが、なんか体型がマッチョっぽいというか、もりっとしてた(笑)けど、まだまだ若い幼い男の子のように見えました。
うっわぁ、この胸のときめき。
だれ、君はだーれ?
あの「聖地」で、キーちゃんと同じ茶トラの短尾の男の子(と勝手に思ってる)に会えるなんて、それだけでウキウキのワクワク。
どこかの飼い猫かもわからない、ほんと〜にただの通りすがりでもう二度と会えないかもわからないその子に、その晩親方は勝手に命名しました。
「君の名前はネオです!」
2015年5月19日のことでした。
茶の助もキーちゃんファミリー❤️