そうそう、この回↑で書いていますが、退院の時にS専門医に言われたのは、湿度を60%以上に保ってください、ということ。
そしてがらんどうのお鼻から異物や菌をできるだけ侵入させないように、空気清浄機も買うように言われましたので、加湿器つきの空気清浄機も購入。
でも留守中は消していきますので、洗濯物、バスタオル、タオルケットなどを常に濡らして、室内干しして行きました。
湿度60%保つのは結構至難の技でしたが、それ故に、結露知らずの我が家がべしゃべしゃに結露しましたし、翌年の夏は畳がカビました・・・
ネブライザーの薬剤を絶えず噴霧し続けていたのもカビの原因と思われますが、それもみんな含めての闘病生活でございます。
その欠かせなくなったキーちゃんのネブライザーのお薬は4種類。
だいたい1本3週間分の処方なのですが、減り具合に合わせてなくならないうちにいただきに行きます(どうしても減り具合に差が出来るんです)。
他にも高栄養パウダーとか生理食塩水とかシリンジとか、必要に応じていただきに行くので、親方一人でもとにかくしょっちゅう病院に行ってました。常連中の常連、顔パスです(笑)
キーちゃんがいなくても逐一様子を報告できますので、経過を把握していただける安心感もありました。
何しろ数日後には何が起きているかわからない状況で、2週間先なんてどうなっているかとても想像できない毎日でした。2週間あればなんでも起こりうるんです。
今のネオは2週間先もネオだと思いますし、2週間先のネオの状態を心配する必要がない誠にありがたい人生ではありますが、毎日出がけには「今日も元気でお出迎えしてください。お互い健康な1日を送りましょう。そして夜には無事に会いましょう」ということをいつも約束して出てきます。
1日の終わりに無事で会えることを今も切に祈ってしまうのは、キーちゃんとの日々が影響しております。
さてそんな中、Y主治医は手術以外でお口の穴をふさぐ方法を調べてくださっていました。
それが「口蓋裂キャップ」です。
動物専門の歯医者さんに行く必要がありますが、そこで上あごの穴の型をとって、ぽこってちょうどはまるようなキャップを作る技術があるそうです!
何年かして成長するなどで穴の形が変わってきたら、それに合わせてまた作り直す手間はありますが、手術なしで穴をふさげるなら万々歳。
「いつかポリープの増殖が収まったら口蓋裂キャップをつけよう!そして胃ろうを外そう!」という目標(夢)が主治医との間で生まれました♪
先生ありがとう!!!
余談ですが、のちに口蓋裂の猫さんにご紹介したところ、その猫さんはキャップができないタイプの口蓋裂だったことが判明したそうで、キーちゃんのお口にも合ったかどうかは定かではありません。
でも資料で見せていただいたワンちゃんの写真は、事故だったかでかなりの大きな穴があいてしまっていましたが、それに適合していましたので、もしそんなことがあったらご一考の価値ありかもしれません。
型取りの時は麻酔はかけないとなりませんが、手術の負担よりはるかにはるかにましです。
そんな目標をかかげながら、親方は梅バランスアルファやら松寿仙やら、あと、花粉ね、花粉もいいってきいたので、とにかく免疫を上げることを目標に自然のサプリをあげていました。
親方があげていた花粉のサプリはこちらではありませんが、こんな感じ。
ビーポレンで検索してください。
ローヤルゼリーより栄養価が高いとか免疫力高めるとか、病中病後の子にとか、そういう宣伝文句です。
シニア犬猫のQOLにあげている方もいらっしゃいます。
で、そんな風に目標を心に掲げながら過ごしている訳ですけど、お鼻は早々にドン詰まってきて息を吸う時にグゴゴってしますし、お口開けて息吸うようになりましたし、次第にポリープも鼻から見えてきたりしてね、まあ前の繰り返しですわ。
Y主治医には定期的に診て頂いてましたけど、お口の穴も次第にポリープでふさがっていきました。
相変わらずこわーい、どんだけの量なのかー。
「今なら穴埋まってますけど、見ますか」と言われた時も見ませんでした。こわいけん。
でも見ておけばよかったかな・・・せめてその時くらい(笑) キーちゃんの全てを知る為に。いやでもやっぱりこわい。
松寿仙↓
バランスアルファ↓