そうそう、テレビで獣医さんが深夜診療をしているところを見てたら、忘れていたことを突然思い出しました。
鼻問題は街の獣医さんに難しいって話の時に書ければよかったんですけど、その時は忘れていたもんで(笑)
親方はなんとか主治医のもとで治療してもらえないかと思って、先生のところでレントゲンを撮るのじゃダメなのか?って聞きました。
でもお鼻のレントゲンを撮るのって、まず動かないようにお顔を押し付けていないとならないので、全身麻酔とまでいかなくても鎮静をかけないといけないそうで、結局前夜から断食。
そしてレントゲンでは映らないものも調べる必要があるので、CTを撮った方がいいと言われ、観念しました・・・
どうせレントゲン撮ってもまたCT撮るんじゃ、キーちゃんの負担が増えるだけ。
ということで、センターに行くことになったのです。
この医療センターは腫瘍の専門家の集まっている、ま、言ってみれば動物のガン研です。
主治医曰く、腫瘍界のトップの先生がいらっしゃるところだそうです。
検査当日は、ワケーノかワカクネーノが車を出してくれることになっていましたが、お仕事の都合でこの日はワカクネーノさんが担当。ありがとう。親方の免許はお蔵入りになっておりまして・・・面目次第もございません。
初めてのドライブに興奮気味のキーちゃんですが、車酔いもなく、途中からはまったりしているうちに、センターに到着。
まったりといっても、鼻息は荒いですよ、BGMはキーちゃんの鼻づまり音ですわ。
キャリーが大きいので、「猫って聞いてたけど犬だったのかと思った」と受付の人たちに笑われました。
前回の内視鏡検査から9日しか経っていませんが、また全身麻酔をかけないとなりません。
本来であれば、全身麻酔は負担が大きいので、最低一ヶ月は空けたいところだと主治医は言っていました。空けられるものなら空けたいです、親方も。
でも、今はとにかく可及的すみやかにことを運ばねばなりません。
なのでキーちゃんは、またもや断食中です。
少し待たされて、診察室へ。
ふくよかな、感じの良い元気な女性の先生です。
キーちゃんは物怖じせずに、お部屋を歩き回って検分(お家では一切来客不可で、押入れに消える男なのに)。
立派で綺麗ね〜と褒められる(そうなんですとデレつく親方・笑)
そしてキーちゃんの検査が始まりました。
親方ですらしたことのない、全身メニューです。
血液検査や尿検査は言わずもがな、CTやMRIに至るまで、何から何まで検査です。エ、MRIですか、それは聞いてなかった(お金足りるかな・笑)。
朝一の予約でしたが、検査は一日がかりになることを告げられ、5時だったか夕方に戻ってきてねと追い出される。
居ても立っても居られないながらも、運転手さんと近くの公園やら図書館やら神社やらで時間を潰す。
途中で電話がないってことは、麻酔事故などが起きていない証拠だよね、と何度も思う(し、言う)。
ちょうど台風が迫ってきている日で、風が強くなったり、雨がバラバラ降ってきたり、嵐が来る気配。
長い一日。
ようやく病院に戻る時間になり、受付で検査結果の紙を渡され、診察室前の待合で待つように言われる。
待っている間に紙を見る。ドッキドキ。
・・・猫エイズ、陰性(ホッ)。
・・・猫白血病、陰性!(フ〜)
横から紙を見ていたワカクネーノがポツリと突っ込む。
「陽性だよ」
あ!
あ!
みゃ〜〜〜ほんとだ〜〜〜陽性だった(涙)
親方は最初「陰性」って見間違えてホッとしちゃったんですよ(照笑)
なので、衝撃が倍増。
キーちゃんはウィルス検査をしていませんでした↓
で、で、でも今は、とにかくポリープのことが第一な訳で~。
そしていよいよお部屋に呼ばれました、あー緊張するう。
まずはキーちゃんが無事に目覚めていることや、ちゃんとチッコをしていることなどを知らされる(点滴打たれたからチッコいっぱい出るからよかったね)。
そしてキーちゃんの体についてのお話が始まります〜。コワイワ〜。